バシマーの２０（牡・栗田）父サトノアラジン
・在厩場所：北海道・ノーザンファーム空港
・調教内容：週2回屋内坂路コースでハロン16～17秒のキャンター1～2本、週3回周回コースで軽めのキャンター2500ｍ、残りの日は軽めの調整
担当者「現在は坂路コースでハロン16～17秒ペースの乗り込みに加え、周回コースでも長めの距離を乗っています。まだトモが緩くてハミにモタれがちな面があり、乗り手が上手くバランスを取ってあげないといけない馬ですが、背中の良さと走ることへの前向きな気持ちは長所だと思いますし、その部分をこれから活かしてあげれば、大いに期待できると思います。また、馴致からここまで大きな問題なく進められ、男馬らしく強気な気持ちこそ持っていますが、理解力は他馬よりも優れていて、クレバーな面も持ち合わせていますね。これから暖かくなってくるにつれてより成長してきそうで、先日来場された栗田調教師も『成長曲線に合わせてじっくりと体力強化に励んでいけば、かなり面白そうな馬ですよ。短距離で結果を残している血統でもありますが、どちらかと言うと体型的には中距離戦が合っていそうです』と話されていました。引き続きしっかりと乗り込んでいきます。馬体重は４８５キロです」（4/11近況）
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○馬体重 ４８４キロ 体高 １６２．０センチ 胸囲 １８３．０センチ 管囲 ２０．０センチ（募集時）
★右後膝ボーンシスト手術（2021/7/26）
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カルトゥーシュの半弟となるのが同馬。追加募集馬で２頭のエピファネイア産駒以外で動きの良さそうな（調教の動きがいい）馬をと見比べていたところで気になりました。
飛節はもう１つ伸び切らないも、バシマーの２０は柔らかな身のこなしで歩様自体は滑らか。父サトノアラジンを一回り小さくした感じですが、パッと見の雰囲気は父らしさを感じさせます。
調教動画に関しては、まだまだトモが緩くて踏ん張りが利かなかったり、フットワークにバラつきはありますが、前膝が上がってトモの入りは上々。首も上手に使えていると思います。半兄カルトゥーシュは基本素直ですが、前向きさが足りないのがネック。こちらは少しやんちゃな面を覗かせるも、走ることへの意欲・前向きは○。また、顔が良く、理解力も備えているのかなあと思います。そして半兄も出資しているので、弟もセットで出資しようということで落ち着きました。
適性に関しては、軽い走りをしているとはいえ芝だとスピード不足だと思うので、父の産駒らしくダートが主戦場。個人的には東京のダ１４００ｍ～ダ１６００ｍが合っているのかなとイメージしています。
デビューは早くても夏競馬の後半ぐらいかと思いますが、まずは成長曲線に合わせてじっくり進めてもらい、確かな土台を築き上げてもらえればと思います。また、気性はピリッとしたところがあると思うので、軌道に乗って来れば、仕上がり自体は早いタイプなのかなと見ています。個人的な目標・期待としてダートで２つは勝って欲しいです。
