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出資しているシルクとロードと東サラのお馬さん情報が中心。(有)シルクホースクラブ&(株)ロードサラブレッドオーナーズ&(株)東京サラブレッドクラブのHP掲載の情報の転載・画像使用の許可を得ています。

日曜日(3/27)の出資馬・出走結果

f:id:yakifish:20200513050027g:plain ロードオルデン

2022.03.28
3月27日(日)阪神5R・3歳未勝利・ダ1400mに幸Jで出走。16頭立て1番人気で4枠8番からハイペースの道中を10、9、4番手と進み、4コーナーでは外を通って0秒8差で優勝。初勝利を飾りました。馬場は重。タイム1分25秒1、上がり37秒2。馬体重は8キロ増加の468キロでした。

○辻野調教師 「序盤に15番が砂を被って後退し、その影響で下げざるを得なかった模様です。ロードオルデン自身はキックバックに全く怯まず進み、左右のどちらにも張る面を見せていないのも大きな収穫。臨戦過程の好感触がレースへ直結した通り、以前に比べると明らかに成長を遂げたと思います。一息を入れて良くなり、ダートの適性も十分・・・と幸騎手も評価。状態を確かめた上で、1勝クラスの同じ条件への力試しも考えましょう」

☆★情報は(株)ロードサラブレットオーナーズのHPより☆★

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【次走へのメモ】

太めなく仕上がる。前半は無理せず後方。3角手前から進出してきて、4角手前ではもう好位に取りついていた。勢いそのままに直線半ばで一気に抜け出し、後続を寄せつけず。ダート替わりで強い競馬をしてみせた。(B誌)

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2022.03.30
レース後も特に異常は認められません。現在は心身のリラックスに重点を置いた調整。馬自身の状態に応じて追い切りを行い、4月10日(日)阪神・3歳1勝クラス・ダ1400mに幸騎手で予定しています。

○辻野調教師 「今までの中では最も疲れていないレース後の状態。硬さが認められず、変にピリピリした様子も窺えません。馬自身がしっかりして来た部分に加え、余裕のあるパフォーマンスで結構楽だったのかも。そのような点も踏まえ、中1週の番組を本線に次を検討します」

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f:id:yakifish:20200513045835g:plain アンバープロット

日曜中山8R 4歳上2勝クラス(芝1800m)4着(1番人気) 石川J

外枠から若干スタートで後手に回りますが、促して2番手を取ります。そのままの位置で進み、3コーナー過ぎから鞍上の手が動くと、最後は勝ち馬からコンマ2秒差の4着で終えています。

加藤征弘調教師「前走からの在厩調整ですが、少し間隔は空けさせてもらってしっかりと体と中身を作ってきました。道中のポジションは悪くありませんでしたし、あとは前の馬を交わすだけだと思って見ていたのですが、石川裕紀人騎手がレース後『3,4コーナー辺りの馬場がかなり悪くて、そこで一気に手応えが鈍りました』と話していたように、その辺りから早くも追っつける形となって、最後は甘くなりましたね。道中抱えている時は何とかなっても、勝負所は丁度加速してハミを外しているところですから、余計にノメって体力を使ってしまいますし、今日は馬場が向かなかったと切り替えるしかありません。馬の能力を考えれば、このクラスはすぐに突破してもおかしくないでしょうが、こうしてレース経験を積みながら力を付けていくことも今後の財産となりますから、ポジティブに考えたいと思います。トレセンへ戻ってからよく馬体を確認しますが、続けて使ってきているため、無理はさせないつもりです」(レース結果)

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【次走へのメモ】

落ち着きあり。やや出駆けが硬く映る。外枠から出していって2番手を確保。その位置で折り合っていたが、直線は思ったほど弾けなかった。(B誌)

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・在厩場所:美浦トレセン/31日に福島県ノーザンファーム天栄へ放牧予定
・調教内容:軽めの調整 

加藤征師「先週のレースはかなり力を要する馬場でしたし、その後のダメージは心配ではあったものの、今のところ大きなダメージは無さそうですね。ただ、馬場は綺麗な方が持ち味を活かせるタイプですし、少なからず疲労は溜まっているので、ここは無理せず牧場へお戻しさせていただきます」(3/30近況)

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f:id:yakifish:20200513050027g:plain ヴェルトハイム

2022.03.28
3月27日(日)阪神9R・四国新聞杯・牝馬限定・芝2000mに和田竜Jで出走。8頭立て1番人気で8枠8番からスローペースの道中を7、7、7、7番手と進み、4コーナーでは外を通ってタイム差無しで優勝。3勝目を飾りました。馬場は稍重。タイム2分01秒8、上がり34秒3。馬体重は4キロ減少の474キロでした。

○友道調教師 「少頭数らしいスローの流れでしたが、後方のポジションでしっかりと折り合えた印象。今日のような終いを生かす形を続ければ、上のクラスでも問題無さそう・・・とジョッキーは話しています。コース状態が悪い影響でスパッと切れなかったとは言え、僅差の相手は実績十分な馬。ゴール寸前で捕らえた力強い内容は評価できるはずです。すぐに身体が減る特徴も考慮。先々の為にもリフレッシュを図りましょう」

☆★情報は(株)ロードサラブレットオーナーズのHPより☆★

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【次走へのメモ】

リングハミ。行く気がなく最後方から。道中も折り合い重視でじっくりと。4角から仕掛けて直線入り口で外に出し、フアナをゴールできっちり捉えた。(B誌)

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2022.03.29
レース後も特に異常は認められません。3月29日(火)に滋賀・グリーンウッドトレーニングへ移動。5月21日(土)中京・シドニーT・混合・牝馬限定・芝2000mへ向けて態勢を整えます。

○友道調教師 「トレセンへ帰った後も脚元等に不具合は認められませんが、レース当日にも触れた通りに小休止を挟もうと思います。3月29日(火)にグリーンウッドトレーニングへ移動。3回中京に組まれる牝馬限定の芝2000m戦から逆算し、帰厩の段取りを組みたいです」

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日曜日(3/27)に出走した出資馬の出走記事をまとめて。※G1・高松宮記念に出走したダイアトニックとサリオスは別記事にて。

ここまで芝1400m~芝1600mでG2勝ちのサブライムアンセムらそれなりの相手と走って掲示板を守り続けているロードオルデン。個人的には芝1200mに距離を縮めたら楽に勝てるかなと思っていましたが、陣営は6戦目にしてダートへ矛先を向けてきました。

また、今回は2ヶ月半ぶりの実戦とこれまでの放牧よりも少し時間を設け、心身の成長を促し、それにより馬体や動きに芯が入ってきた感じ。着実に馬が良くなっているのは追い切りでも確かめられたので、楽しみを持ってレースを見守りました。

パドックに登場したオルデンですが、前走からプラス8キロでの出走。少し背が伸びた感じがしましたし、馬体は全く太目感なし。むしろもう少し増えても良いぐらいに思いました。また、リフレッシュ効果+精神面の成長もあって、ここ数走よりは落ちついていたと思います。

あとはダートが合うかどうかでしたが、パサパサの良馬場ではなく、脚抜きの良い重馬場でのレースになったのは好感。これならここまで強敵に揉まれてきた経験が生きるだろうと思い、結構強気にレースを眺めることで出来ました。

レースでは今回も後手を踏むかなと見ていましたが、五分のスタートを切るも、少しヨレる感じに。それに過敏に反応した隣のセイクリッド(最後追い込んできて3着)は出足が付かずに大きな出遅れとなっていました。その後、幸Jは砂を被るのを避ける為、外目に持ち出そうとしましたが、今度は8枠の馬と軽く接触し、ズルッと下がるようにして後退。中団よりやや後ろでの追走を余儀なくされましたが、3角手前からジワッと前との差を詰めていき、4角手前から外へ持ち出すと瞬く間に先団4頭の外へ。そこで肩ムチを入れると更に反応が良くなり、やや強引に捲り切ると直線入り口で早くも先頭へ。

人気を分けたミロワールも手応え十分で直線を向き、追い比べになるのかなと思ったのですが、並び掛けると悠々と振り払い、あとは独走。幸Jはゴール前で股の下から後ろを確認するぐらいの余裕もありました。芝よりもダートが合っているとは良馬場での走りを見てみないと言い切れませんが、成長を促し、馬体に実が入ってきた効果は大きいです。まだまだ上を目指していけると思います。

レース後のオルデンですが、『今までの中では最も疲れていないレース後の状態』(辻本師)ということで元気一杯。タフさが出てきたのも嬉しいです。そしてこのまま在厩調整を続け、中1週のローテで再度阪神・ダ1400mへ。次走が1つ試金石になってくるのかなと思いますが、昇級戦でいきなり好勝負が出来ると更なる展望が広がります。

アンダープロットは昇級戦の前走で3着と力のあるところを見せ、今回は相手に恵まれた感じがあったので、ここはしっかり決め、3勝クラスへ殴り込みをかけて欲しかったのですが、前日の雨が残り重馬場でのレース。ただ、滑る馬場じゃないのでパワーで克服してくれるかなと期待するも、気持ちの強い馬ではないですし、不良馬場で行われた3戦目の中山では5着に崩れた事実があるので少々不安もありました。

パドックに登場したアンダープロットは前走からプラス4キロ。太目感はなかったですが、少し耳を動かしての周回。レースへ集中できていない感じではなかったのですが、気になる素振りでした。

レースは五分のスタートから馬場を考慮して前目の位置をキープへ。人気を集めていましたし、馬場を考えれば、妥当な作戦だったかと思います。そして残り600mぐらいから逃げたヒルダカールに並び掛けて行きましたが、仕掛けることなく楽に追走できていたライバルに対して、石川Jとアンダープロットは促しながらの追走。手応え&脚色の違いに黄色信号が灯りましたが、アンダープロットの地力で捻じ伏せてくれるかなと淡い期待も持ったのですが…。

直線でもヒルダカールとの差は詰まらず、今度は後ろで息を潜めていたルドヴィクスらが追撃。一気にアンダープロットは苦しくなりましたが、そこでパタッと止まることなく、伸びずバテずながらも食い下がってくれたことは○。ただ、最後外から勢いよくスズカノロッソが強襲してきたので、馬券圏内を外す4着まで下がったのは残念でした。

レース後のアンダープロットは2戦連続で使いましたし、今回はタフな馬場での1戦でもあったので相応の疲れは残っている様子。まあ、それでも脚元は大丈夫そうですし、時間の経過と共に回復してくれるでしょう。本日31日にNF天栄へ放牧予定です。

今後については牧場での回復次第でしょうが、次走では梅雨時期になっているかもしれないので、引き続き雨・渋った馬場が課題になってくるかも。それ故、今回の経験をプラスにして欲しいですが、実際のレースでは馬場の良いところをしっかり選び、出来る限り、能力を殺がれないレースをお願いしたいです。

昇級戦となった前走ではちょっと勿体ない2着に終わるも、力は通用するところを示したヴェルトハイム。ただ、今回は在厩調整で中2週のローテ。使った上積みは期待できないので、どこまで能力を維持・発揮できると見ていました。また、牝馬同士でやれるのはプラスに働くと見ていましたが、フアナはフローラSで3着。そしてローズSでは1番人気に支持された血統馬。立て直して良くなっていたと思うので、実力者相手にどこまでやれるのか楽しみでもあり不安でもありました。

パドックに登場したヴェルトハイムは前走比マイナス4キロ。馬体は数字以上に寂しく感じましたし、完勝だった中京戦とは違い、歩様の弾力性は一息。落ち着きはありましたが、中京戦を100点とするなら80点ぐらいのデキだったと思います。

レースでの注目点の1つはスタートですが、今回も遅かったですが、この馬なりにリズム良くは出て、スッと控える形。和田竜Jは全くのテン乗りでしたが、行きたがる素振りを見せずに折り合いを付けたのはさすがです。そして道中も折り合いに専念しながら、後方で脚を溜める形。レースはかなり緩い流れでしたが、前に壁を作り、我慢することは出来ました。

また、今回は前との差が4~5馬身差ほどだったので、勝負どころからも下手に動かず、じっくりじっくり。ライバルと見ていたフアナが良い雰囲気で直線を向いた時は一瞬どうかな?と思いましたが、やや膨れるように4角を回って直線を向いたヴェルトハイム。そして直線では今回も外へ逃げる面を見せ、ヒヤッとしましたが、残り150mぐらいからグングン加速。フアナも内から抵抗してきましたが、追う者の強みを生かして一気に抜き去ると、クビ差抑えての勝利。着差以上に強かったと思いますし、まだまだ上を目指せそう。また、デキがそこまで良くなかった分、却って折り合いはスムーズに付いたのかもしれません。

レース後のヴェルトハイムは早速グリーンウッドへ放牧済。まずは萎んできた馬体をフックラ立て直すことが急務。そして馬体の疲れもしっかり拭い去った後、コツコツ乗り込んでもらえればと思います。また、早速次走の予定も出ていて、5月21日の中京・シドニーT(芝2000m・牝馬)を目指すことに。1勝クラスを快勝した舞台ですし、末脚に賭けるこの馬には合う舞台。能力・素質は3勝クラスでもヒケは取らないと思うので、恥ずかしい競馬にはならないと思いますし、出来ればノンストップでOP入りを決めて欲しいところ。そして夏から秋にかけては牝馬重賞を狙えるところまでレベルアップしていって欲しいです。