クールキャット（牝・奥村武）父スクリーンヒーロー 母メジロトンキニーズ
・在厩場所：美浦トレセン
・調教内容：2日に南Ｗコースで時計
・次走予定：3月12日の中山・中山牝馬Ｓ（Ｇ３・大野Ｊ）
奥村武師「2日に南Ｗコースで併せて追い切りを行いました。道中はクールキャットが追走して、直線では内に進路を取って脚を伸ばすと、最後は馬体を並べてゴールしています。レースで騎乗してもらうことになった大野拓弥騎手に跨ってもらいましたが、跳びが大きいこの馬の走りの特徴を掴んでくれたようですし、動きはしっかりとしていて良かったと好感触を得てくれました。元々追い切りから動いてくれるタイプではあるものの、5ハロンから65.4秒のラスト1ハロンは11.5秒のタイムをマークして、時計・動き共に申し分のない内容でしたね。フットワークを見ていても前後のバランスがしっかり取れていますし、息遣いも良好です。毛艶の良さからは体調面の良好さが窺えますから、この感じを維持して来週の競馬に向かえればと思っています」（3/3近況）
助 手 25美坂良 61.7- 46.0- 29.9- 14.5 馬なり余力
助 手 27南Ｗ良 55.7- 39.5- 11.8 馬なり余力
助 手 １美坂良 61.8- 45.8- 30.1- 14.7 馬なり余力
大 野 ２南Ｗ良 65.4- 50.5- 36.8- 11.5 直強め追う キミワクイーン（三オープン）強めの内0.3秒追走同入
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来週１２日の中山牝馬Ｓへ向け、急ピッチで調整を進めているクールキャット。基本はＷコースでしっかり負荷を掛ける形ですが、レース１週前追い切りとなる２日は新パートナーの大野Ｊを背に追走して同入。まあ、元々攻めは動く馬ですからこれぐらいは当然かもしれませんが、しっかり追える大野Ｊとは手が合いそうです。
ただ、中山・芝１８００ｍ向きの器用さはないので、序盤はゆっくり進めていって、自分のリズムで捲っていく競馬がベターかなと。レースの流れに乗せていくと秋華賞のように揉まれ弱さを出してしまうかと思います。ややチグハグだった３歳時のフラワーＣでも最後は目立つ脚で来ていたので、展開や仕掛けどころが噛みあえば１発あっても不思議ではないかと。密かに期待しておきたいです。
