ロードレアル（牡・杉山晴）父キタサンブラック 母サッカーマム
12月19日（日）阪神５Ｒ・２歳新馬・混合・芝2000ｍに松山Ｊで出走。10頭立て５番人気で８枠10番からスローペースの道中を２、２、２、２番手と進み、直線では最内を通って１秒５差の５着でした。馬場は良。タイム２分07秒１、上がり36秒３。馬体重は４７０キロでした。
○杉山調教師 「スタートが綺麗に決まり、スローの流れをスムーズに先行できました。しかし、後続が近付いて来ると、他馬へ注意が向いてしまった様子。幼い面を多く残しており、身体もまだしっかり使えていません。あまりにも周囲を気に掛けるようであれば、レースでもメンコを着けるべきかも･･･との松山騎手の進言。私自身が関東へ臨場中の為、トレセンに戻ってから改めてジョッキーと話し合おうと思います」
☆★情報と画像は（株）ロードサラブレッドオーナーズのＨＰより☆★
＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊
【次走へのメモ】
ほぼ仕上がる。スッと２番手。３角では少し抑えるぐらいだったが、４角で勝ち馬に離されてしまい、直線は伸びずバテず。（Ｂ誌）
＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊
レース後も特に異常は認められません。現在は心身のリラックスに重点を置いた調整。もう少しの間は慎重に様子を見守り、馬自身の状態に応じて今後の方針を決めます。
○杉山調教師 「極端にフラフラしていなかったものの、直線は手応えを失っていた･･･とのジョッキーの報告。そのような理由からあまり追わずに終えた模様です。トレセンへ戻ってからも特に問題無し。12月23日（木）より跨り始め、今後の方針について判断させてください」
＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊
ボーンシストの手術を行い、調整が遅れてしまったロードレアル。その中で年内にデビューできたことは立派だと思いますが、レース内容に関しては心身の幼さが目立ち、力強さに欠けていたなあというのが率直な感想です。
パドックではメンコ着用ながら落ち着きはありましたし、馬体は毛色も伴ってスカッと見せての好馬体。見た目は改めて良い馬だと思う程でした。
レースぶりですが、マズマズのスタートから二の脚は付いて前へ。スッとレースの流れに乗れたことは良い意味でちょっとビックリ。ただ、道中の走りっぷりを見ると、松山Ｊが少し気合を入れたりする場面があり、レースがどんなものか理解できていないように見えました。それでも４角手前までは松山Ｊの手応えは良く、『結構やれるかも！？』と一瞬力は入ったのですが、４角を回ってくる時にフワッとしてしまうと今度は一気に手応えが怪しくなってしまって。直線で自分から止める感じはなかったも、松山Ｊは無理をさせずにゴールへ。しっかり追うとフットワークがバラバラになりそうと感じたのかもしれません。結果として掲示板にのる（５着）ことは出来ましたが、これは少頭数＋レベルの低い馬が混じっていたというだけ。評価は出来ないと思います。
レース後のレアルですが、脚元等は大丈夫。ただ、結果を求めるにはまだまだ若さが目立ちますし、体力面でももう１つなんでしょう。まあ、それでも血統馬ですし、良いモノは秘めていると思うので、早めに１つレースを使えたことを有意義にしてもらって、勝ち上がることができる地力を養っていって欲しいです。
