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出資しているシルクとロードと東サラのお馬さん情報が中心。(有)シルクホースクラブ&(株)ロードサラブレッドオーナーズ&(株)東京サラブレッドクラブのHP掲載の情報の転載・画像使用の許可を得ています。

週末(12/11・12)の出資馬・出走結果

f:id:yakifish:20200513050027g:plain ロードオルデン

12月11日(土)阪神2R・2歳未勝利・混合・芝1400mに幸Jで出走。16頭立て3番人気で5枠9番から平均ペースの道中を16、10、9番手と進み、直線では大外を通って0秒7差の3着でした。スタートで煽って1馬身の不利を受けました。馬場は良。タイム1分22秒6、上がり35秒6。馬体重は6キロ増加の462キロでした。

○辻野調教師 「枠内ではマズマズ落ち着いていたものの、またスタートがゆっくり。現状はトモに十分なパワーが備わらず、他の馬より一歩目が遅くなってしまいます。何とかリカバリーしてラストに外から差を詰めた点は評価。ロスの生じるレースでも能力の高さを見せました。直線で右へ張ったのは、体幹や口向きの関係と言えそう・・・とのジョッキーの話。課題を修正する為にも、次はハミを替える等の打開策を講じたいです」

☆★情報は(株)ロードサラブレットオーナーズのHPより☆★

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レース後も特に異常は認められません。現在は心身のリラックスに重点を置いた調整。馬自身の状態に応じて追い切りを行ない、12月25日(土)阪神・2歳未勝利・芝1600mに幸騎手で予定しています。

○辻野調教師 「脚元に違和感が認められず、12月14日(火)に跨った際も特に問題は無し。強いて言えばトモが少し疲れているぐらいでしょう。年末年始の変則開催で5着以内の権利の期限がすぐに到来。中1週の間隔で組まれるマイル戦へ再び幸騎手で向かおうと思います」

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f:id:yakifish:20200513045835g:plain ディランズソング

土曜中京8R 3歳上1勝クラス(芝1200m)9着(9番人気) 荻野極J

まずまずのスタートを切りますが、道中は後方からのレースとなります。直線では大外から上がり3ハロン最速の脚を使って差を詰めますが、9着でゴールしています。

萩原師「夏以来の実戦でしたが、増減なしで出走させることが出来ましたし、仕上がりとしては良かったのではないかと思います。スタート自体は五分に出てくれているのですが、すぐに両サイドから寄られて狭くなってしまったため、後ろからのレースとなりました。荻野極騎手は、『コーナーでバランスが崩れそうになるところがあったので、直線に向くまでは無理せずリズム重視で進めました。最後は良い脚を使ってくれていますし、このクラスでも通用する力は持っていると思います』と話しており、左回りだと弱さを抱えている右トモが外に流れてしまうことから、バランスが崩れやすいのだと思います。そういった意味では右回りの方が良いのかもしれませんし、さらにベターなのは直線競馬ということになってくるのでしょう。それでも、ジョッキーが話していた通り、直線での走りには見所がありましたし、条件が向けばどこかで楽しみがありそうだという感触は掴めたレースだったのではないかと思っています。出来れば間隔を空けずに使っていきたいところですが、この条件はある程度節がないと入らないでしょうし、この後は放牧に出すことになるのかなと考えています」(レース結果)

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・在厩場所:美浦トレセン/近日中に福島県ノーザンファーム天栄へ放牧予定
・調教内容:軽めの調整

萩原師「レース後はトレセンに戻って状態を確認しましたが、トモを含めて脚元に大きな問題はありませんでした。この後はある程度節が必要になってきますし、一旦放牧に出させていただきたいと思っています」(12/15近況)

⇒⇒18日に福島県ノーザンファーム天栄へ放牧に出ています。(18日・最新情報より)

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f:id:yakifish:20200513045835g:plain カルトゥーシュ

日曜中京4R 2歳未勝利(芝2000m)7着(5番人気) 鮫島駿J

モッサリとしたスタートから無理せず後方でじっくり脚を溜めていきます。3コーナー付近から押し上げていき、最後の直線コースで馬群を捌いて追われると、ジリジリと伸びて7着に上がったところでゴールしています。

松下師「体重は前走と変わりない数字でしたが、この馬なりに体は引き締まってきましたし、ひと叩きした上積みから前走以上の走りを期待していました。レースでは、スタートがもう一つだった為、その後は無理をしなかったようですが、最後は前走以上にジリジリと伸びてくれましたね。レース後、鮫島克駿騎手に確認したところ、『出の反応がモッサリでしたので、急がして無駄に脚を使うより、途中から動いていく戦法に切り替えました。勝負どころではまずまず反応してくれましたし、最後の直線ではしぶとく伸びてくれましたね。ただ、控えてもそこまで良い脚が使えないですから、一度ダート戦を試してみるのも良いかもしれません。馬の雰囲気は、まだ余裕があるものの前走より良くなっているのが感じられましたから、使いつつ良くなってきそうですね』とコメントしていました。初戦とはまた違うレースになってしまいましたが、最後は長く良い脚を使ってくれました。体つきを見るとまだ持て余した感じですし、ジョッキーの言うように使いつつ良くなってきそうですね。この後はトレセンに戻って状態をよく確かめてから相談させていただきます」(レース結果)

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・在厩場所:栗東トレセン
・調教内容:軽めの調整

松下師「トレセンに戻って状態を確認したところ、脚元含めて目立った疲労はなく、体調も問題ありませんでした。もう少しこちらで様子を見させていただいて、それでも変わりなければ続戦させたいと考えています。次走は鮫島克駿騎手から進言があったように、ダート戦を試してみたい気持ちがあります。ただ、優先出走権を獲ることが出来なかったので、想定を確かめながら検討していきたいと思います」(12/15近況)

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f:id:yakifish:20200513050027g:plain ヴィースバーデン

12月12日(日)阪神7R・3歳上1勝クラス・ダ1800mに団野Jで出走。11頭立て6番人気で1枠1番から平均ペースの道中を6、6、9、11番手と進み、直線では内を通って5秒5差の11着でした。馬場は良。タイム1分59秒3、上がり42秒9。馬体重は増減無しの450キロでした。なお、タイムオーバーの制裁を受けたため1月12日(水)まで平地競走への出走が認められません。

○四位調教師 「タイムオーバーの制裁を受けるまでの大敗は全くの予想外。心房細動を疑うぐらいの下がり方でしたが、レース後のチェックではひとまず平気です。キックバックを苦にしなくてもダートが合わないフットワーク・・・とのジョッキーの話。正直、最内枠は嫌だったものの、他の馬番でもあまり変わらなかったかも知れません。この先は連戦の疲労を癒すつもり。次は芝へ戻そうと思います」

☆★情報は(株)ロードサラブレットオーナーズのHPより☆★

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レース後に全体的な疲労感が認められます。今後は12月16日(木)に滋賀・グリーンウッドトレーニングへ移動して冬の戦列復帰へ向けて心身の立て直しを図ります。

○四位調教師 「トレセンへ戻ってから右後脚が少し腫れていますが、時間の経過と共に改善へ向かう症状。傷は生じていないだけに、抵抗力が落ちている影響かも知れません。転厩後は精神状態の安定を図り、身体を膨らませる部分を優先。来年は攻め馬を強化する方針です」

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週末(12/11・12)に出走した出資馬の出走結果・レース回顧をまとめて。※デビュー戦を終えた2頭と香港遠征2頭は別記事にて。

一息入れて成長を促し、3戦目にして初めて右回りのレースへ使ってきたロードオルデン。パドックでは徐々にテンションが高くなっていましたが、イレ込みまでは行かず。オルデンとすれば許容範囲だったのかなと思います。

また、レースでの注目点はやはりゲート。2戦とも一息でしたが、今回はやや立ち上がるようにゲートを出て、二の脚も付かず。1番酷い出遅れだったと思います。そして序盤は行きたがるのを避けるようにジワッと進め、3角手前からポジションを押し上げてていく格好。一瞬、引っ掛かってしまったかのように見えましたが、3角と4角の中間点ぐらいでひと呼吸入れることが出来たのは良かったです。そして外目にポジションを切り替えていって捲り気味に直線へ。

ただ、直線を向く時、幸Jのアクションが大きく、反応が一息に見えたので、直線で脚が上がるかなと心配でしたが、内へ大きくモタれながらもじわじわ加速。普通は止まっても不思議ではないのですが、ロスの多い競馬でも差し込んできたのは地力の証。手前をしっかり替えることが出来ていれば2着は死守できたかなと思います。まあ、現状は心身共に幼さが目立ち過ぎです。

レース後のオルデンですが、使ったなりの疲れはあるも、クタッとした感じは窺えず。個人的には慌てて使っていく必要はないと思っていましたが、中1週のローテで25日の阪神・芝1600mへ向かいます。おそらく次走でも出遅れると思いますが、内枠を引き当ててロスのない競馬で3着の壁を打ち破って欲しいです。

前走・新潟の千直で3着と浮上の兆しを見せたディランズソング。稍重で時計の掛かる馬場が向いていたのは確かでしょうが、脆さを覗かせていた同馬が差す形で3着まで押し上げてきた内容に注目。こういう競馬が出来れば安定感が出てきますし、更に上を目指せる筈。ですので、好走後の1戦となる今回の走りはちょっと真価を問うことになってくるのかなと見ていました。

ゲートは普通に出たディランズソングでしたが、直後に両サイドから挟まれることになって手綱を引く形。後方からの競馬を余儀なくされたのはちょっと誤算。そこで荻野極Jは腹を括って後方からの競馬に徹することに。また、コーナーリングで少しスムーズさを欠くところがあったようで直線を向くまでは死んだふり。こういうレース運びはどうしても展開に左右されますが、ディランズソングには合っていると思います。

ただ、レースの流れが緩く、馬群が凝縮することになったので、4角手前から外目へ切り替えていって大外へ。その際、少しゴチャ付いたのは痛かったかな。そして態勢を整えてから追い出しを開始。ディランズソングは鞍上の指示に反応してくれましたが、手前をスッと替え切れない為にモタモタ。トモに弱いところがあるのでこうなってしまうのでしょう。それでも荻野極Jは諦めずに追ってくれたことで坂を駆け上がってから1段・2段と加速。Sペース+内有利の馬場では9着が精一杯でしたが、上がり3ハロンは最速の34秒0。残り100mぐらいからの脚はキラッと光りました。2戦連続で差し込んできたのは明るい材料でしょう。

レース後のディランズソングはトモ等に大きな反動・疲れは出ていないも、5着以内に来なかったので優先権を取り逃すことに。そこで節を稼ぐ意味合いもあり、一旦NF天栄へ出ています。まずはレースでの疲れを取り除き、十二分な回復が認められてから、モタモタする面を解消・改善できるように鍛え直してもらえればと思います。ただ、脚元のことを考えると、寒い時季の出走は控えた方が良いのかなと個人的には思います。

福島でのデビュー戦(3着)後、在厩調整を続け、2戦目もローカル場所・中京に使ってきたカルトゥ―シュ。ただ、関西馬の出走が多くなる今回はデビュー戦よりも着を落とすことになってくるだろうなあと見ていました。

パドックに登場したカルトゥーシュは前走から増減なしの480キロ。1度使って引き締まってきて欲しかったので、これを知った時はややショック。見た目にも少し立派に感じました。

レースでは最内枠に入ったのでスタートを是非決めて欲しいなあと見ていましたが、中で待たされる時間が長かったのがボコッと出る形。また、中京の芝2000mはすぐ坂になるので鮫島駿Jは無理に挽回するようなことはせず、後方からマイペースの競馬。ただ、1角を回る時に既に大きな差が出来てたいので、ちょっと置かれ過ぎたかもしれません。まあ、それでもデビュー戦同様に折り合いが付き、残り1000mぐらいからジワッと挽回していくように。4角を回ってくる時の反応は少しズブかったかなと思いますが、手応えや勢いは悪くなかったと思います。そして直線を向き、サッと外へ出せていれば良かったのですが、狭いところから抜け出すのに一苦労。内と外から寄られる形にもなって一旦ブレーキを踏む形になったのも痛かったでしょう。

普通ならそこで脚が上がっても不思議ではありませんが、バランスを整えてからGOサインを出すとジリジリ加速。追ってから1つ沈むようになると推進力が出てくるのでしょうが…。ただ、最後まで脚を伸ばしたようにカルトゥーシュのスタミナは豊富。2400m以上でも対応可能でしょうし、操縦性を生かすなら距離を延ばすべきでしょう。

出来れば今回も掲示板は確保して欲しかったですが、レース内容は悪くないと思いますし、馬体にメリハリが出てきてくれれば前進できるでしょう。

レース後のカルトゥーシュですが、目立った疲れはなし。想像したよりもタフな馬です。そして次走では鮫島駿Jの進言を受け、ダートを試すことに。スパッと切れない分を補えれば良いと思いますし、素軽い走りというよりはドタバタ走る感じ。ダートなら時計の掛かる馬場に適性があるのかなと思います。まあ、結果が優れなければ、すぐに芝の長丁場へ向かえば良い訳ですし。2戦目の今回は7着と着順こそ落とすも、負け方は悪くないので、経験を積みながらカルトゥーシュの本質を掴んでいって欲しいです。

じっくり立て直した前走で16着に敗れたヴィースバーデン。ただ、勝ち馬から1秒1差だったのでそこまで悪い内容ではありませんでした。そしてその後は節を稼ぐために放牧に出る予定でしたが、ダ1800mに空きがあることから、新味を求める意味で連闘策を敢行。陣営とすれば色々探りたいというのがあるのでしょうが、非力な馬体+走りから適性を秘めているとはどうしても思えませんでした。

連闘でも馬体重を維持できたことは良かったですが、実際の走りはやはりサッパリ。最内枠だったのでスタートを決めてハナを奪えればと思ったのですが、やや後手を踏み、二の脚も一息。団野Jは前へ前へと促してくれましたが、砂に脚を捕られる感じ。砂を被るのを極端に嫌がることはなかったのですが…。ただ、向正面半ばあたりで反応が鈍くなり出すと、挽回する力はなし。前との差がジリジリ出来ていくと4角手前で早くも圏外。直線では差が広がるばかりで終わってみればタイムオーバー負け。レースレベルも低い中でのこの大敗ぶりはある程度予想していたとはいえ、さすがにガクッとしました。気持ちの強い馬ではないだけにこの負けが尾を引かなければ良いのですが…。

レース後のヴィースバーデンですが、馬体面での異常はなし。ただ、連闘したので無理することなく一息入れることとなりました。まずは心身をしっかりリセットし、次走以降の巻き返しが叶うよう、何とか取り組んで欲しいです。あとは芝での適性距離がどのくらいなのかを改めて考えてもらいたいです。