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日曜日(8/1)の出資馬・出走記事

f:id:yakifish:20200513045835g:plain ヒーズオールザット

日曜函館3R 3歳未勝利(芝2000m)1枠1番 小沢J

・在厩場所:札幌競馬場
・調教内容:28日に札幌ダートコースで時計

藤原英師「先週末は札幌ダートコースで併せて追い切りを行い、ラスト1ハロン13秒掛かってしまったものの、最後まで交わされずに先着しました。そして28日にも同じような形で行いましたが、古馬1勝クラス相手に対して0.2秒先着し、ラスト1ハロンは12.3秒とここ最近の中ではとても良い伸びが見られました。この中間からブリンカーを着用していますが、以前のように過敏に反応することなく、集中力が増しているのは良いことですね。競馬に行って馬込みに入った時にどうなるか気掛かりなものの、調教でこれだけの走りが出来れば変わり身が十分期待できそうです。前走以上に体を良く見せており、この感じなら競馬に行っても力を出し切れると判断し、8月1日の函館・芝2000m戦に小沢大仁騎手で出馬投票させていただきました。ダート戦だと、砂を被るのを嫌がって進みが悪くなり、ブリンカーが効いているのか確認できないかもしれませんが、芝ならキックバックを極端に受けることはありませんし、ブリンカーを着けたことによって、行きっぷりが良くなってくると思います。それに3キロ減のジョッキーを起用することで、流れに乗り易くなると思うので、この条件で改めて期待したいところです」(7/29近況)

助 手 25札ダ良 68.1- 51.8- 38.8- 13.3 一杯に追う ベイビーアッシュ(三未勝)一杯の内を0.4秒先行3F付0.2秒先着
助 手 28札ダ良 68.1- 52.6- 38.6- 12.3 強めに追う シンシアリダーリン(古馬1勝)強めの内0.4秒先行0.2秒先着

 f:id:yakifish:20200513045835g:plain ルージュセリーズ

日曜新潟3R 3歳未勝利(ダ1200m)6枠11番 永野J

・在厩場所:美浦トレセン
・調教内容:28日に坂路コースで時計

矢野師「28日に坂路コースで併せて追い切りを行いました。道中はルージュセリーズが追走して、終いは少し強めに追って脚を伸ばして行くと、最後は先着する形でゴールしています。相手が2歳未勝利馬ということはありますが、先着してくれたのは評価できると思いますし、脚取り自体も最後までしっかりとしていて良い動きだったと思いますよ。今週は新潟のダ1200m戦が一鞍のみだったので相手関係がどうなるか心配だったものの、想定の段階ではそこまで強力なメンバーは見当たりませんでしたし、8月1日の新潟・ダ1200mに永野猛蔵騎手で出馬投票させていただきました。久々を叩いた上積みはあると思いますし、残された時間的にもここでしっかりと結果を出してもらいたいと思っています」(7/29近況)

助 手 28美坂稍 52.4- 38.3- 25.3- 12.4 末強め追う ベガスバケーション(二未勝)一杯を1.4秒追走0.7秒先着

f:id:yakifish:20200513045835g:plain ルコントブルー

日曜新潟10R 柳都S(ダ1800m)8枠15番 松若J

・在厩場所:美浦トレセン
・調教内容:28日に南Bコースで時計

勢司師「28日に南Bコースで追い切りを行いました。今週も単走での追い切りを選択しましたが、直線では力強いフットワークで脚を伸ばしてきてくれましたし、最後まで余裕があって動きは良かったと思いますよ。予定よりも1週延びることになりましたが、その分しっかりと乗り込めたことで良い状態で挑むことが出来そうだと思っていたのですが、追い切り日の午後になって左前脚の球節あたりに少し腫れが出て来てしまいました。脚付きがそこまで綺麗とは言えないタイプですし、上体もしっかりした仔ですから、大きな痛みはないものの慎重に様子を見ていました。そうすると、翌日には腫れも引いてきており、診てもらった獣医師によると、運動後にアイシングした箇所が皮膚炎のような症状になってしまい、腫れが出て来てしまったのではないかということでした。競馬に向けては特に問題なさそうですし、特別登録させていただいた新潟・柳都Sに松若騎手で出馬投票させていただきました。もう大きな心配は要らないと思いますが、競馬まで脚元のケアはしっかりと行っておきます」(7/29近況)

助 手 28南B稍 53.7- 39.2- 12.4 馬なり余力

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日曜日(8/1)に出走する出資馬の出走記事をまとめて。※デビュー戦となるスノーグレースは別記事にて。

ヒーズオールザットは速い脚に欠けるので、前走ではダートへ挑戦。新味が出ることを期待したのですが、最内枠で揉まれる競馬。周りの馬に気を遣って走っていて、勝負どころからのペースアップで置かれることに。ダートの走り自体は悪くないのですが、見せ場なく敗れてしまいました。また、馬体重は530キロでの出走と見た目に立派な造り。もう少し絞れてこないとピリッとした走りは出来ないと思います。

前走後は短期でNF空港へ放牧に出て、今度は札幌競馬場へ入場。追い切りでは徐々に真面目+しっかり動けるようになって調子は良さそう。1度使って馬体も引き締まってきているのは好感です。そして今回は周りの馬を気にすることに対してブリンカーを装着。デビュー戦の走りを振り返ると、効果はそこまで期待できないかなと思うも、装着しないよりはマシだと思います。

そして今回は前走の走りを受け、デビュー戦と同じく芝2000mでの出走。これぐらいの距離に適性があると思いますし、追い切りの動きは良く、デキの良さは太鼓判。札幌から函館への輸送があるので、馬体は引き締まったままでレースへ臨めそう。好材料が見込めることから、変わり身を期待したいですが、今回も最内枠を引き当ててしまったのがどう出るか。

スタートを決めて二の脚が付けばこの枠は最高ですが、スタートで安めをうってしまうと前走の再現に。ブリンカーを装着していても、進みが悪くなりそうな感じがしています。ですので、今回、初コンビとなる新人の小沢Jにはスタートに全集中してもらい、前々で流れに乗れるようにお願いしたいです。そして次走に可能性を残す意味で優先権確保となる5着以内を何とか成し遂げて欲しいです。

ルージュセリーズの前走は矢野厩舎へ転厩となっての1戦目。手探りな面はあったかと思いますが、前々走のダ1200mで少し形になってきたことから、ダートの短距離+ブリンカー装着を継承しての1戦に。馬体重は12キロ増えていましたが、パドックでの姿は太目感はなく、落ち着き払っての周回。雰囲気の良さはちょっと目立つほど。レースでは少しレースの流れに乗るのに苦労し、他馬の動きに反応して怯んでしまう場面も。少しスムーズさを欠いたかなと思いますが、直線ではジリジリと脚を伸ばして4着まで。勝ち馬との差は大きかったですが、これまでで1番の着順を残してくれました。

その後は在厩調整を続け、中2週のローテで新潟への参戦。1週前にWコースでサラッと追って、最終追いとなった28日は坂路で上がり重点。好時計が出たと思いますし、意欲的な調整過程から前走を叩いての上積みが見込めそう。また、今回は6枠11番とやや外目の枠。道中のプレッシャーは幾らかでも軽減されると思うので、五分のスタートから行き脚が付いて、3~4番手あたりで回ってくることが出来れば。今回は新人の永野猛蔵騎手との初コンビとなりますが、既に16勝を挙げているホープ。3キロ減の恩恵も生かして欲しいです。

相手関係に目を遣ると、現在は関西圏での競馬がなく、3回新潟は関西馬がドッと参戦しているのでレースレベルは軒並み上がっているかと思いますが、ノーブルグレイスがちょっと手強そうなぐらい。状態の良さ+ダートの短距離への慣れから1発ありそうな予感はしているのですが、問題なく回ってくれば次走への優先権は確保できるかなとは見ています。

ルコントブルーは先週の函館・UHB杯への出走を予定していましたが、残念ながら除外に。その為、ここへ回ってくることになりましたが、直前輸送での函館競馬での出走は楽ではなかったと思うので、ルコントブルーには良かったかも。また、1週延びたことで追い切りを積むことが出来たのも良かったかなと思います。追い切り後の脚元の腫れは疲れではなく、皮膚炎からの腫れということで治まってきているので問題はなさそう。

前走の新潟・三条特別は牝馬同士の1戦だったので、昇級戦でもそれなりに対応してくれるかなと見ていたのですが、結果は残念ながら9着。クラスの壁に跳ね返されたと言えますが、560キロでの出走と馬体には余裕があり、道中の行きっぷりも一息。また、馬群で揉まれ込んだのも良くなかったと思います。敗因は掴めています。それに対して今回。牡馬相手の1戦は厳しいところですが、クラス2戦目+53キロのハンデ+太め解消+大外枠らを味方に変わってくる可能性はあり。鞍上は初コンビとなる松若Jですが、先行して良いタイプの騎手なので手は合いそう。終始外々を回らされることになると辛いでしょうから、五分以上のスタートからサッと前目の位置を確保できるかどうかが勝負の分かれ目。このクラスで通用するにはもう少し時間が掛かるかなとは思いますが、レースにしっかり参加してもらい、最後の直線では手に力が入るような場面を作ってくれることを願っています。その反面、前走より着順を落とすシーンは見たくありません。