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出資しているシルクとロードと東サラのお馬さん情報が中心。(有)シルクホースクラブ&(株)ロードサラブレッドオーナーズ&(株)東京サラブレッドクラブのHP掲載の情報の転載・画像使用の許可を得ています。

【ロード】日曜日(4/25)の出資馬・出走結果

f:id:yakifish:20200513050027g:plain シベール

4月25日(日)東京8R・4歳上1勝クラス・混合・芝1600mに横山武Jで出走。15頭立て8番人気で6枠10番から平均ペースの道中を11、10、10番手と進み、直線では内を通って0秒6差の9着でした。馬場は良。タイム1分34秒0、上がり34秒3。馬体重は増減無しの452キロでした。

○久保田調教師 「横山武史騎手を押さえられた部分も踏まえて芝の番組を選択しました。出たなりの位置で普通に運び、当たり前のレースはできた感じ。直線を向いて幾らか狭かったとは言え、脚があれば抜けることが可能だったと思います。手前を頻繁に替えるなど身体が付いて来ない弱さがまだある・・・との乗り役の話。昔からの課題を改めて覗かせた模様です。希望通りに使えても結果に繋がらなかっただけに、次はダートへ条件を変更する方針。十分に状態を確かめた上で、基本的には厩舎に置いて調整しましょう」

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レース後も特に異常は認められません。現在は心身のリラックスに重点を置いた調整。馬自身の状態に応じて追い切りを行ない、2回東京もしくは2回新潟に組まれたダートの中距離戦を視野に、体調、条件、出走状況等を踏まえながら目標のレースを決めます。

○久保田調教師 「4月28日(水)の時点ではまだ跨っていないものの、特に問題は生じていません。飼い葉もマズマズ食べているだけに、放牧を挟まずに調整を施せると思います。中2、3週ぐらいの間隔で次走を検討。東京のダ1600mと新潟のダ1800mが候補です」

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f:id:yakifish:20200513050027g:plain ロードアブソルート

4月25日(日)東京10R・鎌倉S・混合・ダ1400mに石川Jで出走。16頭立て6番人気で4枠7番から平均ペースの道中を4、6、7番手と進み、直線では外を通って2秒5差の14着でした。馬場は良。タイム1分26秒2、上がり38秒1。馬体重は増減無しの442キロでした。

○吉岡調教師 「スタートは普通に出たものの、さすがに周りが速かったですね。徐々にポジションを下げてしまい、4コーナーでは気合いを付ける場面。これまでとはメンバーレベルが全く異なる感じで・・・。スピード慣れが必要か、距離を延ばすのも一案。長らくトレセンに置き続けただけに、いずれにせよ一旦リセットしましょう」

 ☆★情報は(株)ロードサラブレットオーナーズのHPより☆★

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レース後も特に異常は認められません。現在は心身のリラックスに重点を置いた調整。今後は4月30日(金)に千葉・ケイアイファームへ移動して6月27日(日)東京・甲州街道S・混合・ダ1600mもしくは7月3日(土)小倉・九州スポーツ杯・混合・ダ1700mへ向けて態勢を整えます。

○吉岡調教師 「脚元に関しては大丈夫そう。1ヶ月ほど育成場へ移し、リフレッシュを図ります。今後も除外は念頭に入れないと。6月末の東京から出馬投票へ向かい、外れた場合は翌週へ・・・の予定です」

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日曜日(4/25)に出走したロード馬の出走結果・レース回顧をまとめて。

芝かダートかギリギリまで迷っていたシベール。最終的には横山武Jを確保できた芝のレースを選びました。また、今回は在厩調整+中2週のローテでの出走だったので、馬体重を維持できるかに注目していましたが、増減なしの452キロでの出走に。陣営の努力とシベールの頑張りに頭が下がります。

レースは五分のスタートを決め、出たなりの位置で折り合いに専念。ポジションを下げずに追走出来るのは鞍上の手腕でしょう。そして道中は馬群の中で淡々と追走。周囲を気にする素振りはないですし、レースの形とすればほぼ完璧。後は勝負どころからジワッと押し上げ、直線で馬群を割ってくるだけでしたが、いざ追ってからは速い脚に欠け、ジリジリ脚を伸ばそうとするも、上位勢との差は一向に詰まらず。その結果、今回も勝ち馬からコンマ6秒ほど離されてのゴールイン。9着に敗れてしまいました。

血統から来るポテンシャルの高さが魅力のシベールですが、それを支える馬体がドーンと幅が出てきてくれれば良いのですが、デビュー当時からひょろっとしたまま。育成当初からの課題が解決できないでいるのが悩ましいです。また、尻すぼみの成績ですし、単に早熟で成長力に欠けるだけなのかもしれません。

レース後のシベールは回復に努めていますが、現段階で大きな問題はなし。ダートならさほど節は必要としないことから、引き続き在厩で調整を進め、中2~3週のローテで出走を検討中。次走ではダート1本で東京or新潟での出走となりそうです。

正直なところ、ダートでガラッと変わってくるところまでは難しいと思うも、攻めは動く方ですし、手足の長い馬。砂を被ることに過敏に反応しなければ、適性を感じさせる分、芝よりも上位へ来る可能性は高そう。しかし、勝ち切るところまでいくには、展開や人気馬の凡走など強力な後押しがないと…。まあ、まずはコンスタントに掲示板入りして、コツコツ賞金を稼げる馬になっても欲しいです。

アブソルートは3勝クラスへの昇級戦。五分のスタートからスッと前へ行くことは出来たのですが、勝負所からの反応・行きっぷりは一息で4角を回ってくる時には早くも鞭が入る始末。残り400mぐらいから脚が上がり気味になってジリジリ後退。見た目に疲れている感じがしました。そして結果は14着とホロ苦いものに。まあ、元々2勝クラスと3勝クラスには高い壁があるのは感じているので、これまでのように簡単には行かないと思っていました。これが現状の力量差といえばそうなのですが、今回に関しては言い訳できる点もあります。

まず、特別登録が多く、除外になる可能性の方が高かったと思うので、レースへ向けての調整が手緩いものになってしまったこと。その次は2月上旬に帰厩し、月1走のペーストはいえ今回が3戦目。前走は脚抜きの良い馬場での勝ち上がりと、目に見えない疲れが蓄積していた筈ですし、今回はその中で東京への長距離輸送。心身の幼さを残すアブソルートには走ることに気持ちが向かなかったんでしょう。ですから、一息入れて立て直し+次走・関西圏のレースなら、巻き返しの余地はあるかと思います。

ただ、レースぶりに関しては、前で流れに乗って、後続を凌ぎ切る正攻法よりも、末脚に賭けた方が堅実性が増しそう。実際、2勝クラスとはいえ差す形で3着に食い込んでいるので脚質転換にはそう苦労しないと思います。また、正攻法の競馬を継続していくなら、距離を1200mに縮めることを検討しても良いのかなと思います。膝の状態が良くなっていれば、芝にチャレンジするのもありでしょう。

まだまだ上を目指してもらいたい素材なので、今回の14着という結果はショックでしたが、この敗戦によって低迷を続けるのではなく、これを糧にしてOP入りへ歩みを続けて欲しいです。今後を占う意味では次走での走りが重要視されてくると思います。