焼魚定食の表示価格には消費税が含まれています。

出資しているシルクとロードと東サラのお馬さん情報が中心。(有)シルクホースクラブ&(株)ロードサラブレッドオーナーズ&(株)東京サラブレッドクラブのHP掲載の情報の転載・画像使用の許可を得ています。

週末(6/26・27)の出資馬・出走記事(ロード)

f:id:yakifish:20200513050027g:plain ヴィースバーデン

6月26日(土)阪神8R・3歳上1勝クラス・芝1400mに藤岡佑Jで出走します。6月23日(水)栗東・ニューポリトラックコースで調教時計を記録しています。発走は13時50分です。

○四位調教師 「6月23日(水)はサッと。楽しそうに駆けていましたよ。体調は良好な感じ。今週のレースを視野に入れましょう。想定表で動向を確認。頭数が多ければ翌週の牝馬限定戦へ回るかも知れません」

≪調教時計≫
21.06.23 助手 栗東P良 54.8 39.5 11.7 馬なり余力

f:id:yakifish:20200513050027g:plain シベール

6月27日(日)東京7R・3歳上1勝クラス・牝馬限定・ダ1600mに田辺Jで出走します。6月24日(木)美浦・坂路コースで調教時計を記録しています。発走は13時15分です。

○久保田調教師 「6月24日(木)は坂路で52秒9のタイム。中3週を踏まえて少し負荷を掛けました。ずっとトレセンに置いたまま4戦を消化しても、状態は落ちていない感じ。使った後は休養を考えているだけに、秋へ繋がるパフォーマンスを発揮できれば・・・と思います」

≪調教時計≫
21.06.24 助手 美南坂稍1回 52.9 38.3 24.9 12.2 馬なり余力

f:id:yakifish:20200513050027g:plain ヴェルトハイム

6月27日(日)阪神8R・城崎特別・混合・芝1800mに川田Jで出走します。6月24日(木)栗東・坂路コースで調教時計を記録しています。発走は13時55分です。

○友道調教師 「先週しっかり攻めており、6月24日(木)はサッと。良い意味で変わりなし・・・と言った感じで、馬体重も前走時と同等で送れると思います。メンバーを見渡しても、ここはチャンスでは・・・」

≪調教時計≫
21.06.24 助手 栗東坂良1回 54.3 39.9 25.6 12.2 馬なり余力

f:id:yakifish:20200513050027g:plain ロードアブソルート

6月27日(日)東京10R・甲州街道S・混合・ダ1600mに石川Jで出走します。6月23日(水)栗東・坂路コースで調教時計を記録しています。発走は14時50分です。

○吉岡調教師 「6月19日(土)が上々。23日(水)も悠々と駆けていましたね。見立てよりは登録頭数が少なかったものの、それも想定して仕上げて来ただけに問題なし。距離延長で追走に余裕を持てれば・・・」

≪調教時計≫
21.06.23 助手 栗東坂良1回 55.6 39.3 24.9 12.5 一杯に追う ファインスティール(古馬2勝)馬なりを0秒7追走0秒1遅れ

☆★情報は(株)ロードサラブレッドオーナーズのHPより☆★

*~*~*~*~*~*~*~*~* 

週末(6/26・27)に出走するロードの出資馬の出走記事をまとめて。

久々の出走となった前走を叩き、中1週のローテで今度は阪神の芝1400mへ矛先を向けてきたヴィースバーデン。デビュー戦をピークに低迷が続いていましたが、四位厩舎への転厩をキッカケに少し復調を窺えるレースぶり。最後はキレ負けする形になりましたが、スムーズな競馬が出来、直線半ばでは一瞬先頭を窺う勢いはありました。以前は走ることが嫌になっているのがヒシヒシと伝わってきていましたが、セン痛からの立て直しにより、レースが開いたことで、走ることのしんどさ・辛さから解放されたところがあったのかなと思います。

今回、前走で最後伸びあぐねたことから、1ハロン短縮を決断。阪神・芝1400mは内回りコースとなり、決め手に欠けるヴィースバーデンには好都合かと思います。状態面に関して、使った上積みはさほど見込めないと思うも、追い切りの動きは軽快。デキ落ちは間違いなくありません。長期休養明けを叩いての中1週は2走目のポカが起りやすいですが、そこも大丈夫だと信じたいです。

ただ、前走で復調の気配が感じられたとはいえ、掲示板を外していますし、ワンパンチ足りないのは明らか。距離短縮を味方にどこまで見せ場以上のモノを見せられるか。まあ、勝ち負けに加わるところまでは行かなくても、コンスタントに掲示板にのれるようになってもらい、戦力として出走を多くしていって欲しいです。

シベールは4月の中山戦で復帰して今回が5戦目。牝馬らしい繊細さを持っているので、これまで馬体重の維持に苦労してきましたが、ここ4戦は諮ったかのように452キロを維持。本当はもっと増えてきて欲しいところですが、減りづらくなったのは成長の証と言えるでしょう。そしてここ2戦はダートへ矛先を向けて連続4着。砂を被っても極端に嫌がる面を見せなかったのは良い意味で予想を裏切られましたし、相手関係に関わらず、シベールなりにしっかりとした脚を繰り出しています。牡馬相手の前走で崩れなかったのは価値がありますし、適性の高さ・シベールの成長を信じて良いでしょう。

そして中3週で臨む今回は再度の牝馬限定戦。3歳馬との斤量差を克服する必要はありますが、3歳馬のダートのレベルは高くないと思っているので、ダート2戦の走りが出来れば、勝ち負けの争いに当然加わってくると思います。今回、吉田隼Jが北海道を主戦場としているので乗り替わりとなりますが、田辺Jを確保できたのはホッと一安心。ひと昔前は【ロード・久保田厩舎・田辺J】という組み合わせは信頼度高かったですから。

ただ、多士済々のメンバーで混戦模様なのは確かですし、これまでのレースぶりからワンパンチ足りないというのもあります。時計が掛かった方がよりチャンスだと思うので良馬場を希望。この後は一息入れる予定なので、シベールには勝ち切ってもらって、気分よく夏休みへと移行してもらえればと思います。

ヴェルトハイムは追ってからフラフラしたりとまだまだ頼りなさを残すので、勝ち切るには展開の恩恵が欲しいですが、ここ2走は末脚に徹する形で上がり3ハロン33秒台の末脚を発揮。前走は紅一点のレースでしたが、臆することなく差し込んだ内容は濃かったですし、運がなく結果だけが伴わなかったです。

その前走から中5週のローテで臨む今回。短期放牧を挟んだことでリフレッシュは完了。本当はもっと馬体重がフックラしてくれば理想的だったのですが、帰厩後の追い切りは軽快そのもの。1週前追い切りには今回コンビを組むことになった川田Jに好感触を得てもらい、最終追いは坂路で息を整える程度。木曜追いになったのは少し気になりますが、動きは申し分ありません。

相手関係に目をやると、ジェンティルドンナの仔・ジェラルディーナや2走前のあやめ賞で先着を許したジオフロントあたりが強敵かなと思いますが、ヴェルトハイムは末脚を活かす競馬を行うのみ。正攻法だと脚が溜まらない可能性が高いので、川田Jにはポジションを取りに行って欲しくはありません。とにかく折り合いを重視して、持ち味の末脚のキレを存分に引き出して欲しいです。天候・馬場が微妙ですが、何とか出走後まで雨が降るのを待って欲しいです。

血統馬でまだまだ成長の余地を残すヴェルトハイム。秋は秋華賞へ駒を進めて欲しいと思っているので、ここで一区切りの勝利を掴み、秋の更なる飛躍へと繋いでいって欲しいです。

ロードアブソルートはまだまだ上を目指せる素材だと見ていましたが、3勝クラスへの昇級戦となった前走は良いところなく14着。結果から見ると昇級の壁に見事にぶち当たったと言えますが、情状酌量の面も確かにあります。それはそれまでコンスタントに使われてきて目に見えない疲れがあったと思いますし、前走は除外を見据えての調整・追い切り。かなりの確率で除外になるところだったのに、抽選を突破してしまう不運に見舞われてしまいました。また、煩いところのある馬なので初めての東京への遠征もマイナスに働いたことでしょう。

前走後は千葉・ケイアイファームへ放牧に出しての立て直し。放牧前からこのレースを視野に入れていましたが、疲れがドッと出ることなく調整自体は順調に行ったかと思います。また、帰厩後は左回りの東京コースを意識してか、週末に速いところを行う追い切りパターン。マズマズ仕上がってきたと思いますが、輸送を控えて最終追いはセーブ気味にやるのかなと見ていたら、上がり重点ながら坂路でビシッと。これは攻め強化として上積み材料と考えたいです。

今回の舞台は東京・ダ1600m。JRAへ復帰後、ダ1400mを狙い続けてきましたが、前走で追走にやや余裕がなかったことから1ハロン延長。思惑通りに脚を温存しながらレースの流れに乗れれば良いですが、小回りのダ1700m以上にスタミナを問われる舞台。正攻法の競馬でレースへ臨むと、最後は止まっても不思議ありません。

また、先々を見据えると、末脚を生かした競馬が出来る方がベター。良い状態でレースへ臨めれば3勝クラスでもやれるとは信じていますが、石川Jにはここでの勝ち負けよりも、先々に繋がっていくためにアブソルートを教育することを重視して走ってきて欲しいです。結果は二の次で十分なので、このクラスでもやれるところをまずは示してくれることを期待しています。