ロードサミット（牡・辻野）父ロードカナロア 母パラダイスリッジ
2023.08.28
８月27日（日）札幌３Ｒ・３歳未勝利・混合・ダ1000ｍに鮫島駿Ｊで出走。12頭立て２番人気で４枠４番から平均ペースの道中を２、３、３番手と進み、４コーナーでは内を通って０秒８差の３着でした。馬場は良。タイム59秒６、上がり35秒９。馬体重は４キロ増加の５００キロでした。
○辻野調教師 「右前脚をまた落鉄。レース後に気にする歩様を見せており、その点の影響は『進みがあまり良くなかった』とのジョッキー話に繋がるのだと思います。装蹄師が色々と考えてくれ、対策を練っても外れてしまう状況。連闘も視野に入れているものの、エクイロックスでの接着箇所が捲れて出血も伴う現状からは厳しいかも知れません」
☆★情報と画像は（株）ロードサラブレッドオーナーズのＨＰより☆★
＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊
2023.08.30
レース後の右前脚蹄に外傷が認められます。３歳未勝利戦の終了が差し迫った状況を踏まえて今後について調教師と意見を交えた結果、一旦、地方競馬に転籍した上で中央競馬への再登録を目指す方針が決まりました。地方競馬での出走及び結果は分かり次第お伝えします。
○辻野調教師 「四分の三鉄を履かせ、痛み止めと湿布でケア。連闘の可能性も残しながら治療を続けたものの、週が明けてからも状況はあまり改善しません。もう一歩のところで勝ち切れずに悔いの残る形。近日中に抹消手続きを行いますが、地方からの再登録を目指す方向です」
＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊～＊
ダ１０００ｍで２勝を挙げた全姉シャスティーナに倣い、ダ１０００ｍで勝ち上がりを目指してきたロードサミット。ダ１０００ｍでの緒戦こそ９着に敗れるも、鮫島駿Ｊとのコンビになってからは２着→２着→３着と初勝利まであと１歩。そして今回こそきちっと決めるという意気込みで臨んでくれたのですが…。
パドックでは滞在こそもあるのでしょうが、１戦ごとに落ち着きと集中力をアップ。今回も多少物見する姿は見受けられるも、堂々とした周回。内に気合を秘める感じもあり、デキを維持してレースへ臨めたと思います。
あとは好発から押し切る競馬を思い描きましたが、今回はゲート出から二の脚は若干鈍かったですが、鮫島駿Ｊが手綱を激しく動かして前へ前へ。ハナにも行けそうな雰囲気でしたが、グランツベリーが主張。そこで１歩引き、内の２～３番手で競馬を進めることとなりました。ただ、３角あたりからじわじわ引き離すグランツベリー・ルソレイユに対し、サミットの反応は一息。鮫島駿Ｊは鞭を入れ、早めに外へ持ち出して前を追い掛けてくれましたが、直線で渋太く脚を伸ばして２着馬（グランツベリー）にクビ差迫るのがやっと。２番手から悠々と押し切ったルソレイユの影を踏むことも出来ず。今回も頑張ってくれているのですが、終わってみれば１頭強いのがいました。
また、今回もレース後に右前脚の落鉄を確認。スッと行き脚が付かなかったので、ゲートを出て、すぐに落鉄したのかなと思います。ただ、前走でも落鉄を経験し、エクイロックスに替えたのですが、蹄の疲弊は進んでいたんでしょうね。その後、歩様を気にする素振りを見せ、懸命に治療とケアを行うも、すぐに使える状態には至らず。連闘で１勝クラスに挑戦するプラン等を描いていたのかなと思いますが、一旦地方へ転籍し、ＪＲＡの再登録を目指すこととなりました。
個人的には強い内容で地方から戻ってきてくれれば、再ファンドに応じようようかなと思うも、活躍の舞台が狭いのが悩ましいです。
ロードサミットは抜群の馬っぷり＋金子血統に惹かれての出資となりましたが、ここまで気性面で難しさを抱えているとは想像できず。もう少し真面目で利口な馬なら…。まあ、それでもポテンシャルの高さは感じられたので、弟や妹に出資する機会は出てくるのかなと考えています。
