ルージュアグライア
⇒⇒9着。レース後に左前脚の球節周辺の腫れと歩様の乱れを確認。左前繋靭帯炎の診断が下り、引退へ。(別記事にて記載済)
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ロードイモータル
2023.06.26
6月24日(土)函館4R・3歳未勝利・混合・ダ2400mに横山和Jで出走。11頭立て1番人気で7枠9番からスローペースの道中を5、5、3、2番手と進み、4コーナーでは最内を通って0秒8差の4着でした。馬場は不良。タイム2分34秒5、上がり37秒3。馬体重は2キロ減少の494キロでした。
○和田調教師 「勝ちに行った分、一旦は交わした相手にも抜かれる形。内容的には完璧に近い競馬です。『芝の2400mや2000mよりはダ1700mの方が良さそう』とのジョッキーの見解。連闘後と言う部分も踏まえ、ケイアイファームでの放牧を挟んで札幌を目指します」
☆★情報は(株)ロードサラブレッドオーナーズのHPより☆★
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2023.06.27
レース後も特に異常は認められません。6月27日(火)に三石・ケイアイファームへ移動。1回札幌に組まれたダ1700m戦へ向けて態勢を整えます。
○和田調教師 「滞在競馬での連闘策とは言え、2400mの長距離を全力で走り切ったばかり。今のところは脚元等に関する心配事は浮かびませんが、リフレッシュ期間が必要でしょう。6月27日(火)にケイアイファームへ移動。レース時にも触れた札幌のダ1700mを狙います」
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レッドデクスター
2023.06.24
6月24日レース後コメント(4着)
鮫島克駿騎手「2走前に比べるとスタートは安定して出るようになっています。そこそこペースは流れていましたし、自分から競馬を作るタイプではないので、無理に付き合わずに後方から進めました。うまく折り合えていましたし、直線は外に振っても届かないと思ったので、腹を括ってインを突きました。怯むことなくしっかりと伸びてくれたし、この馬の力は出し切れたのではないでしょうか。2着馬がデクスターより後ろから来ているので、作戦的にも合っていたように思います。初めての1700mでしたが、時計的にも頑張ってくれたと思います。悔しいレースが続いていますが、何とかこのクラスを突破させてあげたいですね」
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2023.06.28
函館競馬場→社台ファーム
本日(水)社台ファームへ移動しました。
橋口調教師「先週末はすみませんでした。ジョッキーがインコースを捌いてうまく乗ってくれましたし、1勝クラスにしてはメンバーが揃っている中でデクスター自身も頑張って走ってくれたのですが…。それでも着差はわずかで、速い時計の決着に対応できたのは大きな収穫。近いうちにチャンスはあるでしょう。幸い『レース後も今のところ大きく変わらない』と報告を受けています。(次走の)優先出走権を獲得し、本来であれば続戦となるところですが、ここ3か月あまりの間に5回の出走と、短期放牧を挟みながらとはいえ強行軍で来ているだけに、特に精神面でのリフレッシュが必要と考え、ここで一旦放牧へ出すことにしました。今日(水)社台ファームへ移動しています。放牧先での状態次第にはなるものの、順調であれば2回札幌開催での出走を考えているところです」
2023.06.30
社台ファーム
馬体重:476キロ
入場からここまでウォーキングマシン、トレッドミルで動かしながら様子を見てきましたが、歩様に問題はなく、馬体や脚元に気になるところはありません。レースを使ったなりのダメージといった程度で、今朝から馬場入りをしています。周回コースでの動きに問題がないようであれば、来週から坂路調教を開始する予定。入場後から変わらず飼葉の食いは良好。疲れは日ごとに抜けてきている様子ですので、次走へ向けて徐々に乗り進めていくつもりです。
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アナンシエーション(セ・手塚)父Union Rags 母Acquant
土曜東京10R 日野特別(ダ1600m)優勝(4番人気) C.ルメールJ
C.ルメール騎手「ありがとうございました。ゲートが開いて1歩目は速かったのですが、それから行き脚が付かずに中団からの競馬になりました。早めに先頭に立つとブレーキを掛けようとするので、なるべく我慢させつつスピードを乗せていったのですが、とても良い脚を使うことが出来ましたし、強い競馬でしたよ。距離はこれくらいが丁度良いと思います」(レース結果)
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・在厩場所:美浦トレセン
手塚師「先週はおめでとうございました。これまであと一歩のところは何度かありましたが、3勝目を挙げるまでにかなり時間を要してしまいました。やはり去勢の効果がとても大きく、これまではレース前に少し燃えるような感じでしたが、返し馬を終えた後も非常に落ち着きがありましたし、何より普段の雰囲気もかなり良くなりました。今回のレースぶりなら上のクラスでも崩れることなく安定して走ることが出来るでしょうし、この勝利をキッカケにもっと良いパフォーマンスを見せて欲しいですね。レース後はさすがに頑張って走ったようで、四肢には浮腫みがあって疲労の色が窺えます。しっかりと結果を出してくれて、ここで無理をする必要はありませんから、この後は一旦放牧に出して心身共にリフレッシュさせたいと思います」(6/28近況)
・在厩場所:ノーザンファーム天栄
29日(木)に福島県・ノーザンファーム天栄へ放牧に出ています。
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土曜日(6/24)に出走した出資馬の出走結果・レース回顧をまとめて。
ロードイモータルは連闘での出走でマイナス2キロの馬体重でしたが、パドックでは落ち着き十分。それでいて適度な前向きさを見せ、雰囲気良くレースへ臨めていたのはちょっとビックリ。また、横山和Jを配しての出走でしたが、低調なメンバー構成とは言え1番人気での出走はもっとビックリしました。
レースぶりに関しては、スタートが決まればハナヘ行くことも視野に入れて欲しかったですが、五分のスタートを切るも、前へ行ける意思はなく、出たなりの位置で折り合いに専念。ペースはそこまで速くならず、集団での追走となり、淡々とした競馬でしたが、2週目の向正面半ばへ入ったあたりからペースアップ。横山和Jも勢いをつけて前を追い掛けましたが、グッと捲っていくことは出来ず。そこで内へ潜り込み、距離ロスを避ける形に切り替えたのはファインプレー。ただ、主導権を握っていたコルデアニルは4角を回る時も楽な手応え。さすがに捉え切るのは難しいかなと思うも、直線入り口で2番手まで浮上。そのまま流れ込めるかと見ていましたが、最後の最後で一旦交わしていたヘラクレスノット・レッドバルデスに交わされての4着。最後は止まってはいないのでしょうが、2番手に上がったところで余力は尽きていたんでしょう。まあ、勝ちに行った分の差と言えるかな?
レース後のイモータルですが、脚元等は大丈夫そう。ただ、守備範囲外の2400mをしっかり走り抜きましたし、ここで無理をすると後々に響くことから、早めに一息入れることを選択。先月27日に北海道のケイアイファームへ移動済。今後は札幌開催のダ1700mに狙いを定め、緩め過ぎず、牧場で態勢を整えてもらえればと思います。
勝ち切るにはワンパンチ欲しいですが、ここに来てレース内容は着実に良化しているので、更なる成長・進歩を見せてもらいたいです。
レッドデクスターは前走後は山元トレセンで再調整を行い、10日競馬で函館参戦へ。追い切りの動きがもう1つピンと来ず、勢いのある3歳馬に食らい付くことが出来るかどうか正直不安でしたが、まずは小回り・ダ1700mへの対応力に注目しました。
スタートで立ち遅れることが時々あるので、スタートは決めて欲しいなあと見ていましたが、ゲート出自体はマズマズ。ただ、大外枠ということで無理に前へ行くことはせず、前に壁を作りながら中団より後方で進めていくことに。そして道中は折り合いを優先しながら、向正面半ばから前を追い掛けていく形で進出を開始。外から捲るのは諦め、内々をピッタリ回りながら直線に賭けると、直線では最内へ切り替えて抜け出そうという勢い。あとは叩き合いを制するだけでしたが、その決め手比べで1歩遅れを取っての4着。鮫島駿Jは考え、上手に導いてくれましたが、仕方ありません。
レース後のデクスターですが、脚元等に異常はなく、特に疲れた素振りはなし。ただ、3ヶ月間で5走していることを考慮し、一息入れることを選択。6月28日に社台ファームへ放牧に出ています。今の雰囲気なら2回札幌での出走は十分可能も、暑さ等で調整に狂いが生じるなら、秋競馬まで待機もありだと思います。
また、今年中には1勝クラスの卒業を叶えて欲しいも、まずは堅実に駆けながら地力を養い、引き続きコツコツ稼いでいってもらえればと思います。
アナンシエーションは去勢明け2戦目。前走は去勢の効果でこの馬なりに落ち着きが出て、レースでは懸念のスタートを決めて正攻法の競馬。優等生へ変貌した姿にはちょっと驚きましたが、最後は決め手比べで見劣った形で3着。ただ、先頭へ立つと自分からブレーキを掛けるところがあるので、そういう面も影響したんだと思います。
その後は短期放牧を挟み、再度の東京・ダ1600m戦。前走より相手が揃っている印象だったので、前走以上は簡単ではないというのは折り込み済み。一方、乗り慣れたC.ルメールJが跨ってくれるので、まずは大崩れなく走り終えてくれればという思いでした。
パドックに登場したアナンシエーションは前走同様に落ち着きがあり、イライラした素振りはほぼなし。前向きにレースへ臨める態勢は出来ていたと思います。
レースぶりに関してですが、今回もスタートに注目でしたが、駐立で少し怪しい素振りが見えましたが、C.ルメールJがタイミングを合わせての発馬。芝スタートで少し行き脚は鈍かったですが、頭を上げたりするような素振りはなく折り合いは○。そしてダートへ入ると、外々を押し上げていくのかなと見ていたら、今回は馬の間へ入れ、脚を溜める形。少し他馬を気にする感じはありましたが、宥めつつ制御は出来ていましたし、直線を向くまではじっと我慢。
あとはどう捌いてくるかでしたが、前に壁があって、追い出しを待たされる形。どこを抜けてくるのか注視していましたが、早めに仕掛けていったアースライザーの後ろへつけ、抜けてきた進路を利用。残り200mぐらいでアースライザーとフレンチギフトとの間に進路を見い出すと、C.ルメールJは懸命な追い上げ。前を行く馬も止まってはいなかったのは届くかは微妙でしたが、ひと追い毎に差を詰めていくと、最後はアタマ+クビの攻防を制しての1着。早めに先頭へ立つとブレーキを踏む性格を把握し、じわじわ脚を繰り出しながら、最後は測ったような差し切り。鞍上の凄技をまざまざと見せつけてくれましたね。
レース後のアナンシエーションですが、一生懸命走ってくれたようで脚元は少し浮腫んでいる様子。また、夏競馬へ入ると適する舞台はありませんし、無理することなく一息入れることに。29日にNF天栄へ放牧に出ています。
また、次走では3勝クラスへの昇級戦。即通用するとは思わないも、真面目さが出てきたので、タイトな流れの方がレースへの集中力が増すかも。あとは今回のように抜け出すタイミングを計り、決め手が通用するかどうか。目に見えない壁はあるでしょうが、早い段階で掲示板に乗れるような堅実さを見せてもらいたいです。そしていずれはOP入りできるように願っています。