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土曜日(2/5)の出資馬・出走結果【東京】

f:id:yakifish:20200513045835g:plain オリーヴベリー

土曜東京2R 3歳未勝利(ダ1300m)11着(3番人気) 三浦J

真ん中の枠から二の脚利かずに後方からの競馬になりますが、焦らずじっくりと最後方で構えます。しかし、直線では大外からジリジリとしか脚を使えず、最後は中団で流れ込んでいます。

武市調教師「前走の競馬の内容が良かったですので、今回もトモが嵌まってくるまではじっくりと溜めて欲しいと皇成(三浦皇成騎手)には話していました。ですので、前半は出たなりで馬のリズムに合わせ、終いに賭ける競馬で直線一気を狙ってもらいましたが、最後は他馬と脚色が一緒になってしまいましたね。もう少し前が流れていれば違ったのかもしれないものの、前回東京を使った時と同じような脚になったところを見ると、直線の長い東京よりは前走のような中山で少し促しながら追走させて3,4コーナーから加速する競馬の方が合うのかなとも感じました。乗っていた皇成は『道中はハミを良い感じで取れていましたね。ただ、先生から聞いていたようにトモの嵌まりが甘くて、最後もヨーイドンの競馬では厳しかったです。初めて騎乗したので何とも言えませんが、中山の方が前は流れ易いですので、展開的にハマるのかもしれません』と話していました。優先出走権を手にすることが出来ませんでしたから、この後は一旦牧場へお戻しさせていただき、心身のリフレッシュを図りたいと思います」(レース結果)

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【次走へのメモ】

五分のスタートも二の脚はもうひとつ。下がって最後方から。直線で大外へ持ち出したが、ジリジリと差を詰めた程度だった。馬体の雰囲気はいいので、どこかでチャンスはあるはず。(B誌)

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・在厩場所:美浦トレセン/10日に福島県ノーザンファーム天栄へ放牧予定
・調教内容:軽めの調整 

武市師「先週は上手く結果に結び付かず、申し訳ございませんでした。攻め馬での動きは悪く無かったはずですが、やはり東京での末脚比べとなると分が悪いのかもしれませんね。もしくは目に見えない疲れがあったかもしれないですし、一度牧場へお戻しいたします。なお、レース後の馬体に関しては特に問題ありませんでした」(2/9近況)

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f:id:yakifish:20200513045835g:plain セラフィナイト

土曜東京7R 4歳上1勝クラス(芝1600m)3着(6番人気) 戸崎J

プラス10キロ。五分のスタートから中団で脚を溜めます。直線では馬場の真ん中からしっかり伸びてくると、2着馬とはクビ差の3着で終えています。

宮田調教師「中間の動きから良い頃と比較するとまだ物足りなさが残っていましたし、ここは素質馬が多数いて、かなり骨っぽいメンバーではありましたが、ジョッキーと手が合っているのかこちらが想像していたよりも良い走りを見せてくれました。ここ最近は1800m戦を使ってきたので、距離短縮で忙しいかなと思っていたものの、流れを考えても理想的な位置から競馬が出来ましたし、最後もよく伸びていましたから、こうした広いコースの方が現状は良いのかもしれません。圭太(戸崎圭太騎手)のコメントは『あれ以上前へは行けませんでしたが、良いポジションで収まることは出来たかなと思います。直線もこの馬なりに頑張ってくれましたし、勝ち馬は強かったものの、競馬の内容としては良かったと思います。手前をコロコロ替えていたのは気掛かりですが、トモがもっとしっかりとしてくればそれも解消されるでしょう』とのことでした。圭太も指摘していた弱さのあるトモですが、使っていきながらパンとしてきて欲しい気持ちはあるものの、昨年からなかなか変わってこないですし、これは付き合っていくしかないのかなと思いますね・・・。中間でびっしりとやってきましたし、硬さの出やすい季節でもありますから、この後は慎重に判断いたします」(レース結果)

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【次走へのメモ】

休ませていい体つき。馬群で我慢させてから外へ。更に外から交わしていった勝ち馬に追いすがって伸びたが、内の2着馬に競り負けた。(B誌)

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・在厩場所:美浦トレセン/10日に福島県ノーザンファーム天栄へ放牧予定
・調教内容:軽めの調整 

宮田師「先週は骨っぽい相手に収穫のある内容でしたし、現状は広いコースの方が合っているのかなといった感触です。ただ、レース後は少し脚元に疲れが出てしまっていて、加えて首や肩にもダメージは少なからず残っていましたから、ここは無理をさせずに明日ノーザンファーム天栄へ放牧に出したいと思います」(2/9近況)

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f:id:yakifish:20200513045835g:plain アナンシエーション

土曜東京12R 4歳上2勝クラス(ダ1600m)2着(1番人気) 石川J

パシュファイアー着用。芝スタートでも五分に出て、先行グループの一角で脚を溜めます。直線では徐々に前との差を詰めてゴール前で捕らえるも、後続馬の末脚をクビ差凌げず、惜しくも2着で終えています。

手塚調教師「調教はある程度しっかりやったので太くは無いと思うのですが、体型的なものなのか気持ち余裕があるように見えました。ただ、気配は良くて実際にレースでも内容としてはほぼ完璧だったのですが、勝ち馬には切れ味で負けてしまったかなといったところです。いつも怪しいゲートに関しては、今日も危ない感じはあったものの、裕紀人(石川裕紀人騎手)は勝った中山の時もそうでしたが、上手く出せていますし、この馬の癖を手の内に入れていますね。また、一番の収穫は砂を被って怯むことが無かったので、パシュファイアーが非常に効いているのだと思います。裕紀人は『今日に関しては、したい競馬はすることが出来たので完璧でした。しかし、前の馬を交わすのに時間が掛かってしまって、そこでしっかり動けていれば勝っていました。取りこぼしてしまってすいません』と悔しそうに話していました。どの条件・競馬場でも安定して走れているのはとても頼もしい限りで、今後もこの馬の強みになると思います。まずは脚元を含めてよく馬体を確認してから今後の事を検討していきます」(レース結果)

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【次走へのメモ】

ホライゾンネット。イレ込んでいて、道中も馬群で折り合いに苦労していた。それでも、ジワジワ伸びて内で叩き合う2頭は捉えたが、ゴール寸前で外から交わされた。(B誌)

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・在厩場所:美浦トレセン
・調教内容:軽めの調整
・次走予定:2月27日の中山・ダ1800m

手塚師「先週は惜しくも結果は残せなかったものの、馬込みの中でも気持ちが途切れずに競馬が出来たことは収穫だったと思います。レース後は脚元を含めてよく状態を確認しましたが、特に問題はありません。これから乗り運動を開始して、その後の状態次第にはなるものの、今のところ中2週空けて第2回中山開催1週目のダ1800m戦を目標に調整していきたいと考えています」(2/9近況)

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土曜日(2/5)の東京で出走した出資馬の出走結果・レース回顧ををまとめて。※同日東京でデビューしたメッセージソングは別記事にて。

前走の中山戦でここまでの凡戦が信じられないような末脚を繰り出したオリーヴベリー。この末脚なら直線の長い東京で更に威力発揮という見方はありましたが、個人的には激流になりやすい中山・ダ1200mだから展開が嵌ったという印象が強く、コース替わりが必ずしもプラスには出ないだろうなあという立場でしたが、結果は残念ながらその通りに。

前走から中2週のローテでしたが、プラス8キロでの出走。個人的には馬体は更に良くなっていた印象で太目感やデキ落ちは感じませんでした。また、前走時はやんちゃな仕草が目立っていましたが、今回はグッと気合を内に秘めた周回ぶり。この雰囲気なら前走の好走を信じたいと思いました。

今回、スタートはマズマズ出てくれるも、スッと控えて最後方へ。前走の再現を狙ったレースぶりでしたが、前走は気分良さそうに追走できていましたが、今回は三浦Jが全くのテン乗りだったということ+他馬のキックバックが風で顔に当たっているのか、頭を高くしたまま追走し、力が少し上へ抜けるような走り。これでは厳しいだろうなあとその後の走りを見守っていましたが、直線でスムーズに大外へ持ち出すことが出来たも、いざ追ってからはジリジリという伸びで前との差は詰まらず。今回は逃げ・先行馬が余裕を持って追走できていたので追ってからも渋太い伸び。オリーヴベリーもそれなりに伸びていたのでしょうが、脚色はほぼ同じで差は詰まらずじまい。逆に最後は脚が上がった感じで11着に敗れてしまいました。

レース後のオリーヴベリーですが、脚元等には異常なし。ただ、優先権を逃してしまったこともあり、一旦NF天栄へ移し、再調整することになりました。

今回も走れば、本物だと見ていたオリーヴベリーですが、残念ながらライバルの凡走や展開の恩恵が必要だということが判明。また、オリーヴベリー自身は良い感じに体を大きくすることが出来ているも、やはりトモの強化が進まないと1つ勝てたとしても、その先が苦労しそう。5月生まれなので伸びシロはあると思うのですが…。

セラフィナイトは熱心に時計になるところを乗られ、そして直前はビシッと。陣営の意欲は伝わってきていましたが、動き自体は良い頃と比較すると8割程度。期待は暖かくなってきてからかなあと正直思っていたので、戸崎Jとのコンビで何か次走以降に繋がるモノを見せてくれればOKと気楽に構えていました。また、10キロ増に関してはビシビシやられた中でのものなので、太目感は感じませんでした。

時々立ち遅れることがあるスタートですが、今回はタイミングが合いましたし、二の脚も上々。戸崎Jはある程度の前目の位置を取りに行こうとしてくれましたが、他に前へ行きたい馬がソコソコいたことで、結局は中団で追走する形に。折り合いは付いていましたし、ハミを取って行きっぷりは上々。想像していたよりも良い雰囲気で走れていたのはちょっとビックリでした。そして勝負どころでも下手に動かずに馬群で我慢し、4角手前からジワッと外へ。

そして最後の直線。戸崎Jはハミを掛け直してスッとGOサインを出したかったと思いますが、エンジンが掛かるまでややモタモタ。良い頃のデキに戻っていなかったので、このまま苦しくなるのかなと一瞬思いましたが、大外からこのレースを勝つことになるレフトゥバーズが一気に突き抜けていく時にセラフィナイトは反応。内から抵抗するように一緒に伸びて抜け出しにかかり、最後は振り切られてしまいましたが、牡馬の意地を見せてくれました。ただ、正攻法の競馬をしたことで最後苦しくなったところ、内で脚を溜めていた2着馬に内をすくわれての3着。2着争いは枠順や展開の綾。終わってみれば、勝ち馬の力がちょっと違っていましたが、粒の揃った中でも存在感を示すことができたのは今後への自信にしたいです。距離はマイル以下が良さそうです。

レース後のセラフィナイトですが、一生懸命走った反動が脚元に出ている様子。また、体も硬くしてしまったようなので、無理は出来ない感じ。本日10日にNF天栄へ放牧予定です。次走へ向け、態勢が整うのに少し時間を要するのは現時点で覚悟しておいた方が良いかもしれません。

昇級戦の前走は必要以上のマークに遭って力を出し切れなかったアナンシエーション。また、阪神への輸送で馬体が減ることを見込んで余裕のある造りで臨んでいたら、実際は減らずにプラス12キロでの出走。太目残りも敗因の1つだと思っていたので、前走から更に増えての出走となることを知った時点では嫌な予感。また、キックバックを嫌がることへの対応策としてパフュファイヤー(ホライゾンネット)を着用しましたが、これがイレ込みを増大することに繋がらないのかなと不安もありました。実際、パドックで見た馬体は立派過ぎるかなと思いましたし、煩い仕草。それなのに1番人気に支持されたのは正直意外でしたし、2勝クラスでの実績に勝る同世代のライバルに通用するのかな?と期待よりも不安、疑いの目でレースを見守りました。

東京・ダ1600mは走り慣れた条件ですが、芝スタートでモタモタし、厳しいレース展開に陥ることが多かったですが、今回は五分のスタートから二の脚も上々。手綱を抱えたままの状態で芝からダートへ入れたのはちょっとビックリでした。この辺りは石川Jとの相性の良さでしょうし、ゲートでの癖とかを掴んでくれているのでしょうねえ。

道中は馬群で揉まれる形になり、キックバックも浴びたと思いますが、馬具の効果で頭を上げたりする素振りはなし。淡々とレースの流れに乗れていましたが、ちょっと誤算だったかなと思うのが、勝負どころで囲まれ過ぎて動いていくことが出来なかった点。そして4角から直線を向く際、外へ出したかったところをC.ルメールJのオブデュモンドに嫌らしく蓋をされてしまいました。

そこで進路を内へ切り替えることしか選択肢がなくなったアナンシエーションと石川Jですが、少し内目へ切り込んでいくと、ちょうど良い具合にタイセイスラッガーが苦しくなって下がってきて、エコロファルコンの外へ持ち出すことに成功。あとはGOサインを出して、同馬を追い掛けるのみでしたが、いざ追われてからの反応はもう1つ。残り200mぐらいでは前と脚色が一緒になったかなと思いましたが、さすがに前を行っていたエコロファルコンらの勢いが弱まるとひと追い毎に肉薄。何とか交わし切ったと思ったのですが、同時に外から詰め寄ってきていたキタノリューオーに捕まってしまい2着。ホント、僅かなタイミングの差だったのですが…。自分から勝ちに行った分なので仕方ありません。

レース後のアナンシエーションですが、一通り馬体のチェックを行いましたが、脚元等に気になるところはなし。また、クタッとした素振りもないようなので、在厩調整で次走へ臨むことになり、現時点では中2週のローテで27日の中山・ダ1800mを予定しています。担当の厩務員さんが2月いっぱいで定年という記事を見たので、有終の美を飾れるようにアナンシエーションには頑張ってもらいたいです。