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【シルク】土曜日(11/19)の出資馬・出走記事

f:id:yakifish:20200513045835g:plain サンデュエル

土曜東京3R 2歳未勝利(ダ1600m)4枠8番 T.マーカンドJ

・在厩場所:美浦トレセン
・調教内容:16日に南Wコースで時計

栗田師「その後も坂路コースを中心に乗り運動を行ってきましたが、16日は南Wコースで併せて追い切りを行いました。道中はサンデュエルが2馬身先行する形から、直線では後ろから脚を伸ばした古馬2勝クラスのメサテソーロと馬体を並べて終えています。T.マーカンド騎手に調教を手伝っていただいたのですが、『動きは良くなっているものの、今日の息遣いはかすれた音がしていましたね。調教ではパフォーマンスを落としている感じはありませんが、実戦でどうなるかでしょう』と話していました。今朝の時計はまずまず優秀ですし、この動きであれば土曜日に組まれていますD1,600m戦へ向かえそうですから、そちらにT.マーカンド騎手で臨みたいと思います。前走はダート替わりで前進を見せてくれましたし、今回も再度同じ条件になりますから、ここで初勝利を挙げたいところです」(11/16近況)

助 手 13美坂良 59.8- 44.3- 29.1- 14.5 馬なり余力
マーカ 16南W稍 66.3- 51.3- 37.1- 11.9 馬なり余力 メサテソーロ(古馬2勝)馬なりの外0.3秒先行同入

f:id:yakifish:20200513045835g:plain カラパタール

土曜福島7R 3歳上1勝クラス・若手(芝1200m)7枠13番 横山琉J

・在厩場所:美浦トレセン
・調教内容:16日に南Wコースで時計

池上師「16日に南Wコースで併せて追い切りを行いました。道中はカラパタールが追走して行き、直線では内に進路を取って脚を伸ばすと、最後は馬体を並べてゴールしています。モヤが激しかったため、スタンドからはラスト1ハロンしかしっかりと動きを確認することが出来なかったものの、終いの伸び脚は先週よりも力強さが増しているように見えました。追い切りに跨ったスタッフも、『自ら動いて行けるタイプではあるものの、先週よりもしっかりとしたフットワークで走れていました』と話していましたし、良い感じでコンディションは上向いてきている印象です。この中間はゲート練習を行っていますが、ゲート内ではイライラして少しテンションが高くなるものの、大きくバタつくことはありませんし、レースで大きなロスになることは無いでしょう。福島も開催が進んで段々と差しが利く馬場状態になってきていますし、このクラスで通用する力は持っているはずですから、良い走りを見せてもらいたいですね」(11/17近況)

助 手 13南W良 56.6- 40.3- 12.2 馬なり余力
石 神 16南W稍 68.2- 52.5- 37.6- 11.6 キリ不明

f:id:yakifish:20200513045835g:plain アナンシエーション

土曜東京7R 3歳上2勝クラス(ダ1400m)5枠10番 C.ルメール

・入厩場所:美浦トレセン
・調教内容:16日に南Wコースで時計

手塚師「16日に南Wコースで併せて追い切りを行いました。道中はアナンシエーションが先行して行き、直線では外に進路を取って脚を伸ばすと、最後は馬体を並べてゴールしています。終いは助手にしっかりと促される格好となりましたが、バテてしまったわけでは無く、ゴールまで脚取りは力強かったですね。ラスト1ハロンは12.1秒掛かっているものの、スパッと切れる脚を使えるタイプでは無いですし、少し馬場も重たかったですから、この馬としては十分な動きだったと思います。今週の競馬に向けて態勢は整っていますし、あとは初めての1400m戦の流れに戸惑わずに上手く脚を溜めて進められれば、終いは着実に脚を使ってくれると思いますから、この条件で前進した姿を見せてもらいたいと期待しています」(11/16近況)

助 手 13美坂良 55.4- 40.5- 26.4- 13.1 末強め追う
助 手 16南W稍 85.8- 68.8- 53.5- 39.1- 12.1 末一杯追う レヴォルタード(二未勝)馬なりの外0.4秒先行同入

f:id:yakifish:20200513045835g:plain ルコントブルー

土曜東京9R 晩秋S(ダ2100m)8枠15番 北村宏J

・在厩場所:美浦トレセン
・調教内容:16日に南Pコースで時計

勢司師「16日に南Pコースで併せて追い切りを行いました。キリの影響で全体のタイム計測は出来ていませんが、一緒に走った相手は調教から結構動けるタイプですし、それに遅れを取らずにゴール出来ていますから、良い内容の調教を行うことが出来たと思います。ただ、まだ見た目には少し余裕があるように映りますし、それが直線で乗り役が強めに追う形になったことに繋がっている部分もあるでしょうから、レースまでの数日と東京競馬場までの輸送で出来る限り馬体がフィットしてくるように努めていきたいと思います。前走は1年ぶりの競馬でさすがに厳しかったですが、メンタル面は引き続き良い意味でピリッとしていますし、52キロの斤量で出られるのも大きいと思いますから、少しでも前進した姿を見せてもらいたいところです」(11/17近況)

助 手 13南B良 57.3- 42.1- 13.2 馬なり余力
助 手 16南P良 キリ 12.5 強めに追う サイモンソーラン(古馬1勝)直強めの外同入

f:id:yakifish:20200513045835g:plain ドゥラモンド

土曜東京10R 秋色S(芝1600m)7枠14番 松山J

・在厩場所:美浦トレセン
・調教内容:16日に坂路コースで時計

手塚師「16日に坂路コースで併せて追い切りを行いました。在厩での調整で中身の方に不安はありませんし、併せた相手が坂路コースで追い切りたかったので、ドゥラモンドにパートナーを務めてもらいました。時計的には55-40を切るくらいとそこまで目立ちませんが、今日の坂路コースは結構馬場が重かったですし、これくらいで問題ないでしょう。よくケアしながら進めているので、身のこなしの硬さもそこまで気になりませんし、馬体もキープすることが出来ています。良い意味で前走時と変わりない状態で出走することが出来そうですし、前走は直線で素晴らしい末脚を見せてくれましたから、今回も好勝負を期待しています」(11/16近況)

助 手 13美坂良 56.7- 41.7- 27.3- 13.1 馬なり余力
助 手 16美坂稍 53.9- 39.4- 25.6- 12.5 キリ不明 ココロノトウダイ(古オープン)不明を0.3秒追走同入

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土曜日(11/19)に出走するシルクの出資馬の出走記事をまとめて。※いつもよりもサラッと手短に書いていきたいと思います。

サンデュエルは2戦目で早くもダートへ矛先を変えてきましたが、手脚の重い走り+母系からダートの方が良いとは思っていましたが、結果は3着と1歩前進。ただ、走破時計はかなり遅いので、レースレベルには疑問が付きますが。

前走後は在厩調整を続け、中2週のローテで再度の東京・ダ1600m。3本追い切りを消化することが出来ていますし、最終追いはマーカンドJが跨り、活気ある動きを披露。ひと叩きして状態は上がっていると思います。そしてダート2戦目での慣れを見込むと、前走から更なる前進を期待。

ただ、冷静に相手関係を見ると、未勝利戦とは思えない粒の揃ったメンバー構成。その中でも新馬戦で2着に敗れるも、3着馬に10馬身差をつけたエコルドゥネスが1番の難敵。あとはデビュー戦でサンデュエルよりも速い走破時計のダグフォース・ゴルトレオパルト。外国産馬のニトロジャーニー・コレクティニアはダート替わりでガラッと変わってきても不思議ではありません。ですので、掲示板を確保できただけでも評価していいかもしれません。

あと、個人的に期待するのは、前走で砂を被らせ、精神的にタフな競馬を経験できたこと。鞍上は距離ロスを避けるために馬群内で進めることを選択しただけかもしれませんが、終始追い通しの中、最後もじわじわと追い上げ、諦めなかったのは評価して良い筈。その経験がここで生きてくれればなあと淡く期待しています。

カラパタールは1勝クラスでも通用して良い脚力を秘めていますが、テンションの高さが課題になり、ゲートでの不安定さ+折り合いに悪影響を及ぼし、5着以内に入れない競馬が続いています。ただ、ここ3走では勝ち馬との着差を地味に詰め、前走ではコンマ4秒差。スムーズな競馬が出来れば、もっと差は詰まっていた筈ですから。

その前走から2ヶ月半ぶりの1戦。1度使うと体力が落ち、立て直すのに時間を要するのが勿体ないカラパタールですが、帰厩後の調整はひとまず順調。追い切りの時計・動きはこの馬らしい素軽さを感じます。状態に関しては悪くないでしょう。

あとは実戦でどこまでスムーズな競馬が出来るかどうか。今回は昨年夏の函館以来となる右回り+小回りの芝1200m。一瞬の脚を生かすには良い舞台かなと思いますが、その函館ではピリッとしたところがなく12着と流れ込む形。左回り+直線の長いコースの方がノビノビ走ることが出来、合っているのかもしれません。ですので、今回は過度の期待は控えたいも、前走から2キロ減となる斤量は追い風だと思うので、自分の競馬に徹して少しでも上位へと脚を伸ばしてきて欲しいです。勿論、突き抜けてくれてもOKです。

アナンシエーションは2勝目を中山・ダ1800mで挙げていますが、これは単純に脚力の違い・素質で圧倒した形。本質的に器用さに欠け、精神面でタフとも言えないので、ワンターンのコースで気分良く走らせるのがベスト。また、最近は脚捌きの硬さや息遣いに難が見られるので、距離は縮めた方が良いでしょう。実際、前走で手綱を取ったC.ルメールJが『現状では東京のダ1400mがピッタリ』と進言し、今回のレースとなります。

今回、2ヶ月ぶりの出走となりますが、帰厩後の追い切りの動きはマズマズ。リフレッシュさせたことで脚捌きの硬さは軽減、馬体には張りがあり、状態自体は良さそうです。

あとは初めてとなるダ1400mに戸惑うことなく対応できるかどうか。それに尽きると思いますが、枠は偶数枠の良いところを引き当てることが出来ました。また、ダートからのスタートは却って良いかも。道中は外から被せられたりせず、出来るだけストレスが掛かるのを防いでもらえればと思います。そして直線ではしっかり脚を伸ばすだけ。距離短縮の分、末脚の勢いが増してくれれば良いのですが。

ライバルになりそうなのが、この舞台での適性の高さを既に証明しているバルミュゼット・テイエムアトムの2頭。安定感ではヒケを取るのかなと思いますが、2頭を目標にレースを進めることができると思うので、内へ押し込めながらアナンシエーションだけが抜け出してきて欲しいところ。土曜日に出走する馬の中では1番、勝つチャンスを秘めていると見ています。

ルコントブルーは夏の新潟戦で1年ぶりの復帰を果たすも、再度3ヶ月半の休養・調整期間を挟んで臨む今回。帰厩後も慎重に進められてきましたが、追い切りの動きに関しては重苦しさが残り、ピリッとせず。時期的+年齢的に絞りづらいのでしょう。

そして今回の舞台は東京・ダ2100m。東京自体はプラスでしょうが、この距離は初めて。正直なところ、ちょっと長いのでは?と思いますが、ゆったり追走することで辛抱して欲しいところ。外枠で揉まれずに進められそうなのは良いですし、ハンデ戦で52キロで臨めるのも魅力は魅力です。

ただ、復調途上ですし、3勝クラスで通用するメドが立っていない現状。脚元やノドを考えると、まずは無事に走り終えて欲しいというのが本音。来春で引退することが決まっていますが、今回のレースぶりで次走以降に少しでも希望が持てる走りを見せて欲しいです。

ドゥラモンドは先週の奥多摩Sを視野に入れていましたが、歩様に疲れた見られたために無理することなく自重。1週スライドして再度の東京・芝1600mへの出走となります。

この距離自体は守備範囲と言えば守備範囲ですが、気持ち長いので乗り方での工夫は必要。前走のように思い切った末脚勝負がベターなのかなと思います。あと、1週スライドする形になり、状態面での不安はありますが、最終追いは負担の少ない坂路へ切り替え、動き自体は良好。この馬とすればキレのある走りを見せています。叩いた上積みはあるのかな?

ただ、TMの印が薄いように、ここは前走以上にHレベル必至の1戦。上位人気を集める3歳馬はゆくゆくマイルの重賞に手が届いても不思議ではない好素材。時計も速くなりそうです。それ故、ドゥラモンドの出番は少なさそう。展開に恵まれたり、人気馬が凡走してくれないと上位へは辿り着けないでしょうねえ。

まあ、今回に関しては、過度の期待を控え、まずはレース後も脚元の状態が我慢できていることを願うばかり。レースぶりに関しては、他力本願と言われても仕方ないですが、直線で大外へ持ち出し、末脚勝負に徹するのみ。その中で1頭でも多く交わしてきて欲しいです。