アンティーゾ（牡・国枝）父エピファネイア 母ヒカルアマランサス
・在厩場所：美浦トレセン
・調教内容：1日に坂路コースで時計
・次走予定：2月19日の東京・芝1800m
国枝師「先週末も坂路コースで併せて追い切りを行い、道中はアンティーゾが大きく先行する形から、最後まで古馬2勝クラスのドリームインパクトに交わされることなく、そのまま先着しています。時計的にはそれほど速くなかったので、相手を待つ余裕がありましたが、動きはもう少し良くなりそうでしたね。今週は1日に坂路コースで併せて追い切りを行い、道中はアンティーゾが3馬身先行して、最後は未勝利馬と同入で終えています。全体時計が51秒台と、3歳新馬としてはかなりの良いタイムで駆け上がってきましたし、それに終いもバテることは無かったので、先週よりも動きと中身が良化した印象です。また、日によって左前膝には熱を帯びたりすることがありますから、こちらは注意していかなくてはいけないものの、このまま問題無ければ2月19日の東京・芝1800m戦でデビューさせたいと考えています」（2/1近況）
助 手 29美坂良 57.0- 41.9- 27.5- 13.8 馬なり余力 ドリームインパクト（古馬２勝）馬なりに1.0秒先行0.2秒先着
助 手 １美坂良 51.4- 37.2- 24.4- 12.4 一杯に追う ノットファウンド（三未勝）強めに0.5秒先行同入
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両前膝への負担軽減の為、坂路オンリーの追い切りを進めているアンティーゾ。この中間も２本時計を出し、１日の追い切りでは初めてビシッと追って５１秒４ー１２秒４。動き自体はモタモタするところが残り、良化の余地を残しますが、確かな脚力を秘めることは証明できたと思います。また、このひと追いで更にグッと良くなって来て欲しいです。
また、今回の更新でデビュー戦が判明。芝の３歳新馬は今週の競馬が終了＋脚元への負担を考えると、ダートの３歳新馬からスタートさせるのかなと見ていたら、既走馬相手の芝１８００ｍ（２月１９日）へ向かうことに。まずは恥ずかしい競馬に終わらないよう、残された時間でしっかり準備し、デビュー勝ちとならなくても、将来が楽しみになる走りをしっかり見せてもらいたいです。
ＮＦ天栄でハロン１４秒の調教をスタートし、帰厩へ向けて１段ギアを上げていたアンティーゾ。ただ、馬体にはまだまだ余裕があり、動きにもモッサリ感が漂うので、もう少し時間を掛けて良化を促すのかなと見ていたら、１８日の検疫で美浦・国枝厩舎へ帰厩しています。
デビュー戦などの詳しいことは、今後の調整次第でしょうが、このタイミングでの帰厩ということは１回東京開催でのデビューを予定しているのでしょう。初入厩時も追い切りでの動きは悪くなかったので、膝を中心に脚元の状態に気をつけつつ、走れる態勢を着々と築き上げていって欲しいです。
