クールキャット
・在厩場所:北海道・ノーザンファーム空港
・調教内容:ウォーキングマシン
担当者「先週木曜日にこちらへ入場いたしました。輸送による体調面の変化はなく、馬体の張りや艶も悪く無かったですね。先週末には確認のためこちらでも左前膝のレントゲン検査を行いましたが、獣医師からは『天栄サイドからは保存療法で進めても大丈夫では無いかと聞いていたものの、時間の経過と共にダメージが大きくなってきましたし、一度関節鏡を入れてみることも必要かもしれません』との事でした。無理のない程度で動かしつつ、もう少し様子を見させていただいた上でオペを行うか判断いたします」(1/20近況)
アストロフィライト
・在厩場所:北海道・ノーザンファーム早来
・調教内容:ウォーキングマシン
担当者「この中間もウォーキングマシンでの運動を行いながら、右前膝の様子を見ています。腫れや熱感については徐々に落ち着いてきていますが、大事を取って軽めの調整に控えている状況です。焦らずに脚元の状態を見ながら、トレッドミルメニューを開始したいと考えています」(1/20近況)
アルプスソング
・在厩場所:北海道・ノーザンファーム早来
・調教内容:週6回屋内坂路コースでハロン16~17秒のキャンター1本
担当者「この中間は坂路コースでの乗り込み量を増やし、調教の強度を上げています。調教をこなしていくに連れてしっかりとして安定感が増してきましたね。運動量を増やした後も疲れを見せることはありませんし、飼い葉をよく食べて良いコンディションを保っています。今後は坂路での更なるペースアップを図ったうえで、本州への移動を目標に、心身ともに態勢を整えていければと思っています」(1/20近況)
サンサルテーション
・在厩場所:北海道・ノーザンファーム早来
・調教内容:週6回屋内坂路コースでハロン15~17秒のキャンター1~2本
担当者「この中間からは坂路調教のみのメニューで進めています。中身を含めてまだ良化の余地は残しているものの、ほぼ毎日坂路へ入れているように乗り込みの量は十分ですから、徐々に上向いてくるでしょう。この調子で継続して乗り込みを行い、来月の移動を目標に進めて行きたいと考えています」(1/20近況)
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左前の橈側手根骨の骨折による療養でNF空港へ移動してきたクールキャット。まずは体力を回復させることを優先していますが、骨折の症状が少し大きくなっている様子で保存療法ではなくクリーニング手術を視野に。そう遠くない時期に検査を改めてすると思うので、最善策を決めていって欲しいです。
アストロフィライトは骨折箇所の回復を確認し、トレッドミルでの運動へ移行OKでしたが、右前の膝を馬房でぶつけ、この中間も腫れや熱感がまだ残る為、軽めのメニューに終始。ここは慎重に立ち上げていって欲しいです。
アルプスソングとサンサルテーションはこの中間からほぼ毎日坂路入りし、乗り込み量をアップ。ひとまず無難に対応してくれていますが、内面がまだパンとしていない分、疲れ・反動が出る恐れも。それ故、ちょっとした気掛かりなサインを見落とさず、着実に調教を積み上げていって欲しいです。