ルコントブルー（牝・勢司）父キズナ 母シェアザストーリー
天栄担当者「先週末に速めのところを行ったのですが、その後に背腰を中心にガタッと疲れが出て来てしまいました。少しコズミも見られ、体調面ももう一つのように映ります。馬の様子を見ると、しばらく疲労回復に時間が掛かってしまいそうですし、来年3月の引退期限までにしっかりと状態を整えるのは難しいように思います」
勢司師「ＮＦ天栄で調整を進めてもらっていましたが、体調面が芳しくなく、状態を整えるのに時間が掛かりそうだと報告を受けました。脚元のことや次の仕事が待っていることを考えると、ここで無理はさせない方が良いと思います。引退期限までに何とかもう一花咲かせたいと思っていましたが、このような形となってしまい申し訳ありません」（12/21近況）
上記のように引退期限までに万全の態勢で出走させることは困難な状況にあり、ご出資会員の皆様のご負担が増えるばかりとなってしまう可能性が高いことから、誠に残念ではございますが、このまま引退させることといたしました。近日中に競走馬登録抹消の手続きが取られ、今後は繁殖牝馬となる予定です。詳細は後日書面にて出資会員の皆様にご案内申し上げます。
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坂路でハロン１４秒台まで伸ばし、帰厩へ向けて１つギアを上げていたルコントブルー。ただ、先週末に速いところを行ったところ、背腰を中心にガタッと疲れが出て、馬体にはコズミが目立つように。目に見えない疲れも溜まってきていたのでしょう。
そして、来年３月の引退期限までに出走態勢を整えるのは難しいとの判断が下り、このタイミングでの引退となりました。晩年は脚元や喉に不安を抱え、１年近く休養することもありましたが、３つの勝ち星を重ねてくれました。１つ悔いがあるとすれば、芝のレースでの走りを見たかったということです。
今後は繁殖牝馬としての道が残されているので、立派な馬格を生かして優秀な仔を１頭でも多く輩出してもらえればと思います。そして機会があれば、仔馬への出資をしたいと考えています。ひとまずお疲れ様でした。
