シベール（牝・久保田）父ルーラーシップ 母ヴィーヴル
2022.10.24
10月22日（土）新潟７Ｒ・３歳上１勝クラス・芝1400ｍに小林脩Ｊで出走。18頭立て13番人気で３枠５番から平均ペースの道中を18、18、18番手と進み、４コーナーでは内を通って１秒３差の17着でした。スタートで出遅れて１馬身の不利を受けました。馬場は良。タイム１分22秒４、上がり34秒３。馬体重は２キロ減少の４５８キロでした。
○久保田調教師 「『前捌きの硬さがかなり気になった』との鞍上のコメント。スタートで挟まれたのも確かながら、今日は自ら進もうとせず、行きっぷりの悪さが目立ちました。直線でもっと追えば、あと２頭ぐらいは交わせた可能性も。ただ、無理を強いると故障を招いたかも知れません。今後については未定。まずは状態の把握に努めます」
☆★情報と画像は（株）ロードサラブレッドオーナーズのＨＰより☆★
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2022.10.26
レース後も特に異常は認められません。ここ最近の競走成績等を踏まえて今後について調教師と意見を交えた結果、中央競馬の登録を抹消する方針が決まりました。長い間ご支援を下さいまして誠に有り難うございました。
○久保田調教師 「一通りのチェックを済ませて問題は認められませんが、トレセンへ戻った後も歩様が結構硬いままです。今の状態や最近のパフォーマンスも考慮して登録の抹消が決まり、10月26日（水）に所定の手続きを済ませる形。２歳戦から長く頑張ってくれました」
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夏の新潟戦から約２ヶ月ぶりの出走となったシベール。早くから秋の新潟を視野に調整し、帰厩後の動きはマズマズ。パドックに登場してきたシベールは適度に落ち着きがあり、立て直した効果が伝わってきました。
ただ、１勝クラスで好走するには人気馬の凡走・展開による恩恵と何か手助けが必要な現状ですし、来春の引退予定まで淡々とレースを終えていくだけかなと正直思っていました。
レースに関しては、スタートをビシッと決めて、積極策を思い描いていましたが、スタートで若干の不利こそあったも、頭を上げる形で二の脚が一息。最初は揉まれるのを嫌い、腹を据えて後方待機策を取っているのかなと思ったのですが、走ることへの前向きさが感じられず、気乗りしないまま走っている感じで追走にも一苦労。そして終始最後方からの競馬になってしまうと、直線でも１頭交わすのみ。
勝ち馬とは１秒３差とそこまで開いていないのですが、嫌々走っていた様子から水曜日の更新は厳しいものになってくるのかなと見ていたら、『ここ最近の競走成績等を踏まえて』の文字を発見。ＪＲＡの競走馬登録を抹消することとなりました。
今後についてはおそらく繁殖入りすることに。シベールの母はロードカナロアの全妹ですし、母系の裾野を広げていって欲しいところ。シベール自身は牝馬らしい繊細さがネックなりましたが、垣間見せるポテンシャルの高さは魅力だったので、良い仔を産んで欲しいものです。そして、ロードの募集馬としてシベールの仔と縁が出来ることを今から楽しみに待ちたいと思います。ここまで大きな怪我なく２１戦、お疲れ様でした。
