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【シルク】週末(7/30・31)の出資馬・出走結果

f:id:yakifish:20200513045835g:plain クールキャット

土曜新潟11R 関越S(OP・芝1800m)4着(7番人気) 団野J

ゆったりとしたスタートから徐々に押し上げて、道中は中団からレースを進めます。直線ではゴールまで長く脚を使って、勝ち馬とコンマ2秒差の4着でゴールしています。

奥村武調教師「スタートだけがもう一つでしたが、全体的に良い内容の競馬だったと思います。ゲートは中で長めに待たされてしまったことで、馬が立ち上がろうとして、ちょうど着地したタイミングで前扉が開くことになってしまったため、上手くタイミングが合わず少し後手を踏む格好になってしまいました。ただ、道中はハミを噛みそうになりながらも我慢が利いていましたし、勝ち馬を前に見つつ上手く脚を溜めながら運ぶことが出来ました。良い手応えで直線へ向くことが出来ましたし、団野騎手も『まとめて差し切れるのはないかと思いました』と話していたほどでした。ただ、ギュンと切れる脚を使えるタイプではないですし、上位とはそこの差が出てしまった印象ではあるものの、最後まで諦めずによく脚を伸ばしてきてくれました。決着タイムが1:44.8とさすがに時計が速すぎましたが、オープン特別としてはメンバーが揃っていた中で、しっかりと掲示板を確保してくれたように、力があるところは示してくれたと思います。上がって来た時の馬の様子に大きな問題はなかったものの、結構息が上がっていましたし、猛暑の中での競馬になりましたから、無理せずリフレッシュさせる方向で考えています」(レース結果)

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・在厩場所:3日に福島県ノーザンファーム天栄へ放牧

奥村武師「トレセンに戻ってよく状態を確認しましたが、脚元を含めて特に問題はありませんでした。ただ、暑い中頑張って走ってくれて、目に見えない疲れが溜まっている可能性がありますし、予定通り一旦ノーザンファーム天栄へ放牧に出させていただきます。今後については、牧場での状態を見つつどうするか検討していきたいと考えています」(8/3近況)

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f:id:yakifish:20200513045835g:plain セラフィナイト

日曜新潟9R 出雲崎特別(芝1800m)9着(6番人気) 戸崎J

シャドーロール着用。まずまずのスタートを切るも無理せず、道中は後方からじっくりと進めます。直線では外に進路を取って追い出されますが、上位には届かず中団まで追い上げたところでゴールしています。

宮田調教師「開幕週でしたから、ある程度の位置は欲しいと思っていましたが、レース後の圭太(戸崎圭太騎手)の話では、『内枠だったらもう少しポジションを取れたかもしれないものの、この枠では無理に出していかない限り、あの位置が精一杯でしたね』とのことでした。元々二の脚が利いてスッと位置を取れるタイプの馬ではありませんし、多頭数で外枠を引いてしまうと、どうしても後ろからになってしまいますね。また、ここ数戦は善戦してきましたが、今日はメンバーのレベルがグンと上がっていたと思いますし、さらにレコード決着でしたから、その辺りを考えるとこの着順でも驚きはしません。シャドーロールを着けたことによって大きく実戦で変わったところはなかったものの、返し馬の感じではいつもより前へ突っ込まずに走れていたかなと感じましたので、効果は少なからずあったのではないでしょうか。その他、圭太は『パドックから首が低過ぎて、どうしてもハミに頼るような歩様になります。デキとしては良くも悪くも前走と同じくらいでしたから、もう少しやれても良さそうなのですが、結果的にレコード決着となったように、この馬にとって非常に馬場が硬かったですね。一番の敗因はそこにあると思います』とコメントしていました。この後は猛暑の中で走り切ってくれましたし、トレセンへ戻ってよく状態を確認させていただき、それから考えたいと思います」

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・在厩場所:美浦トレセン/4日に福島県ノーザンファーム天栄へ放牧予定
・調教内容:軽めの調整

宮田師「猛暑かつかなり時計の速い馬場での競馬でしたから、レース後の反動は非常に心配ではあったものの、今のところ目立ったダメージはありません。ただ、少し左前肩の出が硬いように感じますし、優先出走権を手にすることが出来ませんでしたので、一息入れさせていただくことにしました。牧場でもすぐに立ち上げられるようであれば、短期でこちらへ戻すことも検討しています」(8/3近況)

⇒⇒ 4日に福島県ノーザンファーム天栄へ放牧に出ています。(4日・最新情報より)

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週末(7/30・31)に出走したシルクの出資馬の出走結果・レース回顧をまとめて。

目黒記念を除外になり、NF天栄で再調整を行って今回のレースへ臨んだクールキャット。丹念に乗り込み、仕上がりは良かったと思いますが、OP特別とはいえ牡馬相手の1戦だったので、正直どこまでやれるのか分からず、期待は高くなかったです。

パドックに登場したクールキャットは前走の船橋・マリーンCからプラス7キロでの出走。気持ち余裕のある造りかなと思いましたが、気分良さそうに周回できていて雰囲気の良さは感じました。

レースに関してですが、今回もスタートは良くなく、後方からの競馬に。ただ、そこまで離されたものではなかったですし、少し促すと先行集団の後ろに取りつき、若干行きたがる面もあったので、道中は馬群に入れることで宥めて脚を温存する形。淡々とした流れでしたが、団野Jはリズム良く運んでくれたと思います。そして4角を回って直線を向く時には少し内へ押しやられるも、手応え・脚色にはまだ余力を残した感じで、あとは目の前の人気馬イクスプロージョン・グラティアスに追い迫るだけ。

クールキャットは団野JのGOサインにグッと反応し、じわじわ末脚を伸ばしてくれたのですが、前を行く2頭に並び掛けるところまでは行けず。それでも懸命に食い下がるとコンマ2秒差の4着でのフィニッシュに。上位勢とは切れ味の差が出てしまったなあというのが率直な感想ですが、自分のリズムで競馬を運べれば、まだまだ頑張ってくれそうです。

レース後のクールキャットですが、脚元等に異常はなかったも、一生懸命走ってくれたことで相応の疲れが残る様子。ここで無理して良い流れを崩す必要もないですから、一旦放牧に出るのが妥当でしょう。次走については回復次第になるでしょうが、今回の走りを受けて、同じ左回り・芝1800mの府中牝馬Sへチャレンジしてもらいたいです。

1勝クラスであと1歩足りない競馬が続いているセラフィナイト。引き続き戸崎Jが乗ってくれるのは有難かったのですが、今回のライバルはイキの良い3歳勢。また、新潟は走破時計&上がり3ハロンと速い時計を求められるので、歩様に硬さが窺える現状では対応し切れないだろうなあと見ていました。

パドックでのセラフィナイトですが、それなりに活気を持って周回できていましたし、前走からプラマイゼロの馬体重で仕上がりは悪くなかったと思います。

レースに関してですが、スタートはまずまず出てくれましたが、外枠+他馬が速かったので前目のポジションへ押し上げていくことはできず。また、レースはテンから淀みなく流れていたので、リズム良く追走できていたとはいえ15番手からの位置では今回の馬場では用なし。直線では大外から懸命に脚を繰り出そうと頑張ってくれていましたが、先行勢の方が決め手が鋭く、前との差が詰まるどころかジワッと開いてしまいました。そしてレースはHペースが味方したとはいえ、レコード決着での競馬に。クールキャットが走り終えた関越Sよりも速い時計を求められるとはビックリ。結果は9着に終わりましたが、現状を考慮するとよく頑張っていると褒めてあげて良いと思います。

レース後のセラフィナイトですが、疲れ・反動がドッと出ることを覚悟するも、少し左肩の出が気になる程度。ただ、5着以内を外した為に一旦NF天栄へ放牧に出ることになり、4日に移動済です。個人的には短期で戻すことはせず、この機会にしっかり立て直しを図ってもらいたいです。