レッドカロス(牡・奥村武)父イスラボニータ 母ビジュアルショック
2022.06.30
引退
本馬は6月25日の東京競馬・3歳未勝利戦に出走して12着での入線。レース後に両前脚の裏筋がモヤモヤしていたため検査を実施しました。28日(火)におこなった四肢のレントゲン検査では異常がなかったものの、念のため実施した29日(水)のエコー検査(両前脚)にて左前浅屈腱炎(損傷率10%)を発症していることが判明。これまでの戦績や、前走で「3走成績による出走制限(8月25日まで平地競走に出走できない)」を受けたことなども踏まえたうえで、本馬の今後について関係者間で協議した結果、誠に残念ではございますがここで引退の結論に至りました。出資会員の皆様には追って書面にて詳細をご報告させていただきます。なお、本馬は乗用馬に転向する予定です。長い間、レッドカロス号にたくさんのご声援をいただきありがとうございました。
奥村調教師「昨日の午後に両前のエコー検査を受けたところ、左前に屈腱炎の症状(損傷率10%)が確認されました。歩様には出ていないのですが、レースから時間が経つにつれて症状が表面化してしまったようです。関係者の間で協議した結果、ここで引退することになりました。気性面の難しさはあったものの、そのあたりも徐々に解消されてきただけに、(3走成績による出走制限の)停止明けにもう1戦させたかったのですが…。申し訳ありません。今までレッドカロスにたくさんのご声援をいただき感謝しています」
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2ヶ月間の出走停止が決まったレッドカロスでしたが、厩舎での引き運動の際、両前の裏が少しモヤついているということで、エコー検査を実施。その結果、歩様には出ていないのですが、左前に屈腱炎の症状を確認。症状そこまで重くはないですが、協議の結果、引退することになってしまいました。
まあ、育成時から膝裏が張ることがありましたし、脚元への負担を考慮しつつレースに使っていたと思いますが、馬体を絞り込めず。もう少し馬体をスッキリ見せるようになれば、走ることへの前向きさが出るなど相乗効果が見込まれたとは思うのですが…。
今後は乗馬として第二の馬生を送るとのこと。今は余生が少しでも良い形で過ごせることを願うばかりです。お疲れ様でした。