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落ち着いてレースへ臨めたのは良かったも、直線でピリッとした脚を使う前にジリジリ後退してしまい、最後は無理しなかった印象。脚元の不安は付き纏うも、もう少し完成度を上げてから2戦目に向かって欲しい。★レッドカロス

f:id:yakifish:20200825181938g:plain レッドカロス(牡・奥村武)父イスラボニータ 母ビジュアルショック

2022.01.16
1月16日レース後コメント(15着)

奥村調教師「輸送も問題なかったですし、パドックでもしっかり歩けていたと思います。ゲート入りは少し渋っていたものの、促せば納得して入ってくれました。スタートも悪くなかったですし、スピードの乗りも良く、理想的なポジションで運べたと思います。ただ、道中もリラックスして走れていましたが、ジョッキーの話では3、4コーナーからペースが上がっていくところでは反応があまり無かったとのこと。前の馬についていくことができず、直線に向いたところでは脚が残っていなかったようです。操作性などは問題なかったようですが、まだ緩さもあるのでレーススピードでは動き切れなかったです。現状はレースを使いながら良化させていければと思います。まずは上がりの状態を見ながら、今後の予定を立てさせてもらいます」

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2022.01.19
奥村武厩舎→山元トレーニングセンター
本日(水)山元トレセンに移動しました。

奥村調教師「レース後でしたので、もともと脚元が丈夫なタイプではないので、昨日は両前をエコー検査、レントゲン検査をおこないましたが特に異常はなく、歩様も問題ありません。ただ、権利が取れなかったですし、一度リセットさせてあげたいので、今日(水)山元トレセンへ放牧に出しました。まずは馬体のメンテナンスを入念におこない、馬体の回復具合を見てから乗り出してもらおうと思います」

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追い切りではそこまで動いていないのに、記事に名前がチラホラ上がっていたレッドカロス。実戦の芝へ行って良さが出るかなあと淡い期待を持ちましたが、レース前日に分かるTMの印を見てからは一気に現実モードに。坂路でしか追い切れていませんし、馬体はずっと重め残り。『これぐらいの評価に落ち着くよなあ…。』と厳しい結果を覚悟して、デビュー戦に臨みました。

当日発表された馬体重は518キロ。そこまで重い印象は受けませんでしたが、締まりが足りない感じ。『やはり使いつつだなあ』と思いましたが、初めての競馬でも落ち着いていたのは良かったです。

レースではマズマズのスタートを切るも、余裕のある造り+トモの緩さから急かすことなく脚を温存する形で中団からの競馬。少し促す場面はありましたが、レースの流れに乗れていたと思います。ただ、3角あたりからのペースアップに対して反応が薄く、馬場が荒れているところを通ることになってのも響いたのかジリジリ後退。岩田康Jは手応えがさほど残っていなかったこともあり、勝負どころからは無理をしなかった感じですし、直線入り口では少し躓くようなところもあったと思います。そして終わってみればブービーの15着。ゴール後、岩田康Jが手綱を抑えたまま流す感じだったので、脚元に異常をきたしたのかなとドキッとしました。

レース後のレッドカロスですが、両前をエコー検査、レントゲン検査を行うも、ひとまず異常なし。19日に山元トレセンへ移動していますが、時間の経過と共に疲れ・反動が出ることが多いので、まずはしっかり休ませてあげて欲しいところ。また、デビュー戦後にこのような検査を行うぐらいなので脚元の弱さは大きな懸念材料になってくると思います。パンとしてくるまではダートに使っていった方が無難でしょうねえ。

正直、負けるなら、もう少しレースに参加して見せ場は作って欲しかったですが、現状の仕上がり・完成度では精一杯だったのかと思います。1度使ったことでシャキッとしてくることを願い、次走以降での変わり身を見せて欲しいです。また、このままズルズル低迷し続けることは絶対避けて欲しいです。