ロードエース(牡・松下)父エーシンフォワード 母エーシンパナキア
2022.06.02
6月5日(日)中京11R・松風月S(OP)・国際・ダ1200mに和田竜Jで出走します。6月1日(水)栗東・坂路コースで調教時計を記録しています。発走は15時30分です。
2022.06.06
6月5日(日)中京11R・松風月S(OP)・国際・ダ1200mに和田竜Jで出走。16頭立て13番人気で7枠14番からハイペースの道中を3、3、3番手と進み、4コーナーでは中央を通って1秒8差の16着でした。馬場は良。タイム1分12秒0、上がり37秒5。馬体重は2キロ減少の502キロでした。
○松下調教師 「3番手のポジションをスッと確保。初めての左回りでコーナリングがギコちなかった・・・とジョッキーは振り返るものの、あまりにも早い脱落でした。レース直後の脚元等に違和感は認められませんが、トレセンへ戻ってからの状態を注視。次は8月の新潟に組まれるダ1200mが候補ながら、夏の過ごし方については十分に検討します」
☆★情報と画像は(株)ロードサラブレッドオーナーズのHPより☆★
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2022.06.08
レース後も特に異常は認められません。現在は心身のリラックスに重点を置いた調整。今後は6月9日(木)に千葉・ケイアイファームへ移動して秋の戦列復帰へ向けて休養を与えます。
○松下調教師 「レースを終えてからのチェックで右後脚の落鉄が判明。その部分が失速に影響したのかも知れません。無事にトレセンへ戻り、馬体面に大きな問題も見当たらないまま。真夏に使って立て直しに長い時間が掛かった昨年の経験も生かし、秋まで充電を図りましょう」
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右回りだと直線でなかなか手前を替え切れないロードエース。それ故、左回りに替わればその点がスムーズに行くものと思ったのですが、初めての左回りを苦にしてしまうとは想定外。4角を回ってくる時の和田竜Jはバランスを崩し、走りに余裕はなかったです。そして直線では早々に脚が上がり気味になると、和田竜Jは無理に追うことはせずに最下位でのフィニッシュとなりました。うーん、残念です。
ただ、レースをよくよく見直してみると、スタートは五分に出てくれたも、そこからのスピードの乗りが一息。結果が出ないときにも道中の追走は楽な馬ですが、今回は追っつけていくところがあり、本来の行きっぷりとは違いました。また、右トモの落鉄が後日判明。どのタイミングかは分かりませんが、良い方へ解釈すると、行きっぷりの悪さからスタート直後だったかもしれません。あと、今回の凡走に繋がったのは、エースの天敵・暑さによる影響が早くも出ていたのかもしれません。
レース後のエースは一旦8月の新潟戦を視野に入れていましたが、暑い時季に使うのはやはり得策ではないということで、秋まで充電することに。9日に千葉・ケイアイファームへ放牧済です。個人的には北海道まで戻しておくべきだと思いますが…。
初めての左回りは苦い経験となってしまいましたが、今回の走りだけでは左回りがダメとは言い切れないので、今後使っていく中で中京・ダ1200mの条件があるなら、前向きに出走を検討してもらえればと思います。エースは既に7歳ながら、まだまだ走ることに対して意欲のある馬なので、充電期間では暑さと脚元の状態に気を配りながら、上手に乗り切ってもらいたいです。