ロードディフィート（牡・和田勇）父デクラレーションオブウォー 母カディーシャ
2022.06.06
６月５日（日）東京６Ｒ・２歳新馬・芝1400ｍに岩田望Ｊで出走。16頭立て７番人気で８枠15番からスローペースの道中を２、２番手と進み、４コーナーでは外を通ってタイム差無しの２着でした。スタート直後に寄られる不利を受けました。馬場は良。タイム１分23秒０、上がり34秒３。馬体重は４２８キロでした。
○和田調教師 「勝ちに行って欲しい･･･とジョッキーに伝えて送り出しました。スタート後に内の馬に寄られたものの、大きな影響も無いまま道中はスムーズ。普段の調教通りに反応の良さと操縦性の高さを発揮してくれたでしょう。ラストの首の上げ下げは勢いの差。もう少し併せていたら違ったかも知れません。まだ初めてのレースを終えたばかり。細かく様子を見て次のプランを決めようと思います」
☆★情報と画像は（株）ロードサラブレッドオーナーズのＨＰより☆★
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2022.06.08
レース後も特に異常は認められません。現在は心身のリラックスに重点を置いた調整。もう少しの間は慎重に様子を見守り、馬自身の状態に応じて今後の方針を決めます。
○和田調教師 「一生懸命に頑張った分の疲れが窺えるぐらいで、脚元は大丈夫そう。６月８日（水）の時点ではまだリラックスを重視しています。近日中に跨る予定を立てており、そこでの感触を踏まえて次走を決めるつもり。反動が認められる場合は放牧に出すかも知れません」
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芝のスピード勝負への対応に一抹の不安を感じていて、ひと雨降って欲しかったですが、それは叶わず、良馬場でのデビュー戦へ。パドックに登場したロードディフィートはまず４２８キロという馬体重にちょっとビックリ。４４０キロはあるだろうと思っていたので。ただ、馬体を見るとスッキリしているも、細いという感じもなく。きっちり仕上げてきたんだろうなあと見ていました。落ち着きも○。返し馬は少しヤンチャな面を見せていましたが、２歳の６月なのでこれが普通でしょう。
レースに関してですが、スタート直後に１４番の馬に寄られるも、すぐに立て直し、二の脚を生かしてスッと前へ。力んだりすることなく外目の２～３番手でレースの流れに乗ってくれました。そして勝負どころから直線を向くまではジッとしてその位置をキープし、直線を向いてからは逆に早めに仕掛ける形でＧＯサインを出し、逃げ馬（オースピス）を自力で捉まえにいく形。追ってからスパッと切れる脚はなかったですが、じわじわ末脚を伸ばし、渋太く粘っていたオースピスとのせめぎ合い。残り１５０ｍぐらいでようやく振り切り、先頭へ躍り出てくれたのですが、最後の最後で１番人気のクラックオブドーンが強襲。ディフィートも苦しくなりながら、凌ぎ切ろうと頑張ってくれたのですが、頭の上げ下げもあってハナ差の２着。
勝ち馬の決め手が上回った感じですが、正攻法の競馬から逃げ馬を競り落とす競馬は負けて強しの内容。所々でハミ受けが不安定で幼さを感じましたが、レースセンスの良さが光ったといって良いでしょう。
レース後のディフィートですが、しっかり走り切ったので相応の疲れは残るも、ひとまず脚元は大丈夫そう。今後については近日中に跨る予定を立てているので、そこでの感触に応じて続戦or放牧が決まるようです。
育成はホント順調で２歳戦・開幕週でのデビュー。期待値が上がる中でデビュー戦凡走だとショックは大きいですが、内容のある走りを見せてくれて大満足。ゆくゆくはダートの方が良いでしょうが、早めに１つ勝ってもらい、息の長い活躍を見せていって欲しいです。
