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【シルク】週末(6/4・5)の出資馬・出走結果

f:id:yakifish:20200513045835g:plain コンジャンクション(牡・池添学)父ルーラーシップ 母グリューネワルト

土曜中京2R 3歳未勝利(ダ1800m)2着(3番人気) D.レーンJ

ブリンカー着用。最内1番枠から五分のスタートを決めますが、行き脚が付かず中団やや後方に付けます。そのまま4コーナーを回ると、最後の直線コースでは外からしぶとく伸びてきますが、僅かに及ばず2着でゴールしています。

池添学調教師「調教ではブリンカーの効果が感じられていましたから、レースでも良い方に向けばチャンスはあると思っていましたが、最後は届かなかったものの、しぶとく伸びて2着に来てくれましたね。D.レーン騎手は『ゲート内で前扉を潜ろうとしていて、体勢を整えている際にバタバタとしてしまいました。ゲートを出た後は、スッとスピードに乗ることはできなかったものの、流れに乗った後はリズムよく走ることが出来ていました。最後はワンペースでしたが、ダートの走りは良かったですし、そのうちチャンスがありそうです』とのことでした。ゲート内で落ち着きのないところを見せていましたが、人がいなくなったので前扉を潜ろうとしただけのようですし、ブリンカーを着けていたことで周りが見えずに戸惑ってしまったのでしょう。ダートの走り・距離共に問題ないとジョッキーが話していましたし、ワンペースを上手く補う形に持ち込めばチャンスも出てくるはずです。この後はトレセンに戻って状態をよく確かめたうえで検討していきたいと思います」(レース結果)

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・在厩場所:栗東トレセン
・調教内容:軽めの調整
・次走予定:6月26日の阪神・ダ2000m(D.レーンJ)

池添学師「先週は勝ち馬こそ交わせなかったものの、この馬なりに最後までしぶとく伸びてくれましたし、次走に繋がるレースだったと思います。レース後も脚元含めて気になるところはなく、この感じなら続戦させても問題ないでしょうから、次走は6月26日の阪神・ダ2000m戦に向かわせていただきます。なお、鞍上は引き続きD.レーン騎手に依頼させていただきました」(6/8近況)

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f:id:yakifish:20200513045835g:plain ロコポルティ(牡・西園正)父ヘニーヒューズ 母サダムグランジュテ

日曜東京10R 麦秋S(ダ1400m)14着(4番人気) 戸崎J

モッサリとしたスタートから、中団外目に付けます。勝負どころでやや置かれ気味になり、最後の直線コースでも目立つほどの伸び脚が見られないままゴールしています。

西園正都調教師「前走と比較すると、体重こそ6キロ減ってしまったものの、馬の雰囲気は変わりない様子でしたし、昇級戦と言うことを考えると、適度に時計の掛かる馬場の方がレースはし易いと思っていました。ただ、ゲートの出がもう一つだったうえに、勝負どころではモタモタしていましたし、最後の直線では全く良いところがなかったですね。レース後、戸崎騎手は『前走の内容から、3勝クラスでも好勝負をしてくれると思っていましたが、これまでと違って走りに前向きではなかったように思います。ゲートの出がもう一つでしたが、すぐ二の脚が付いて流れに乗ることはできたものの、前回と比較すると追走に余裕がない感じで、勝負どころで徐々に置かれてしまいました。ここまで負けるような馬ではないと思いますし、本調子ではなかったのかもしれません』とのことでした。調教の動きはいつも通り良かったですが、短期放牧を挟んでいたとは言え、目に見えない疲れがあったのかもしれません。トレセンに戻って状態を確認した後は、無理せず放牧に出して心身共にリフレッシュさせる方向で考えています」(レース結果)

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・在厩場所:8日に滋賀県ノーザンファームしがらきへ放牧

西園正師「先週の競馬の後、状態を確かめたところ、息の入りが早く、ケロッとして疲れた様子ではありませんでした。明らかに走りに対して前向きさが感じられなかったですし、気難しいところが出てしまったのかもしれません。トレセンに戻った後も脚元含めて気になるところは見られませんでしたが、このまま続戦させるより、心身ともにリフレッシュさせる方が馬の為には良いでしょうから、本日牧場へ戻させていただきました。ここ最近はコンスタントに使ってきたこともありますから、次走はここと目標を定めずに、馬の状態を確かめながら検討していきたいと思います」(6/8近況)

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週末(6/4・5)に出走したシルク・出資馬の出走結果・レース回顧をまとめて。※日曜の安田記念(G1)に出走したサリオス&ダイアトニックは別記事にて。

再度、ダートへ活路を求めたコンジャンクション。今回は初めてブリンカーを装着してレースへ臨みましたが、パドックでは視界が狭まったことでイレ込んだりする素振りはなし。良い意味で変わりはなかったと思います。

レースは最内枠を引き当てていたので、スタートを心配していましたが、中での行儀が良くなく、ゲートは出たものの、二の脚が一息。D.レーンJが促しても、頭を上げて気難しさを覗かせていたので、嫌な予感しかしませんでした。ただ、その後、馬群の中での追走になっても、鞍上とは息が合い、脚を溜めながらの追走。勝負どころからのペースアップにも置かれることはなく、内々をジワッと前進。そして4角手前から外目へ持ち出すと、進路が広がって追撃を開始。手応えの割に反応は鈍かったですが、鞍上の叱咤激励を受け、じわじわ加速。残り200mでグイッと前へ出ようとした姿を見た時は一瞬手に力が入りましたが、内から1歩早く抜け出したシゲルツキミザケに馬体を接せるところまではいかずに2着。枠がもう少し外ならという悔いはありますが、直線でしっかり伸びてきてくれたのは○。時計が掛かるパサパサのダートが合っているのも分かりました。

レース後のコンジャンクションですが、クタッとした感じはなく、続戦へGOサイン。中2週のローテで26日の阪神・ダ2000mへ向かう予定で引き続きD.レーンJが乗ってくれるのは心強いです。じっくり進めれば、距離は大丈夫でしょう。何とか次走で待望の初勝利を手にしたいです。

ここ最近の安定感から、昇級しても通用して良いと見ていたロコポルティ。ただ、前走から100m延びるだけですが、1400mという距離には一抹の不安も。現状はやはり1200mが合っていると思っているからです。

パドックに登場したロコポルティは前走からマイナス6キロ。東京への長距離輸送があったので減った分だと思いますし、パドックでの雰囲気から気配は良さそうに見えました。

ただ、レースへ行ってから一変。ゲート出は甘かったですが、二の脚はスッと付いてリカバー。中団あたりでの追走となりましたが、位置取りはそんなものだと思います。ただ。道中から耳を絞って鞍上との呼吸が一息。頭がやや上がり気味の走りでしたし、ハミ受けが不安定。脚を溜めるところがなく、ロコポルティが自由気ままに走っていた感じ。勝負どころから押し上げていこうとするも、ロコポルティ自身がブレーキを掛けている感じで、4角を回ってくる姿は余裕が全くなかったです。それ故、直線では大した伸びを見せることなく、後方でモタモタ。まさかの14着でのフィニッシュとなりました。昇級の壁はあったでしょうが、さすがに負け過ぎ。最近影を潜めていた気難しさが全開になったのは悩ましいです。

レース後のロコポルティは力を出し切っていないので、ケロッとして元気一杯。ただ、続戦しても結果は得られないと思うので、放牧に出すのは妥当な判断。今回はじっくり休ませ、心身のリフレッシュを図ってもらえればと思います。そして次走では今回のような自滅での敗戦は避け、クラス突破へのメドの立つ走りを見せて欲しいです。