日曜東京2R 3歳未勝利(ダ1600m)4枠8番 木幡巧J
・在厩場所:美浦トレセン
・調教内容:4日に坂路コースで時計
古賀慎師「先週末はこれまでと同様に坂路コースで55-40くらいの時計を出していて、終いはこれまで以上にサッと良い脚で伸びてくれました。4日にも坂路コースで追い切りを行い、全体時計は54.0秒で終えています。時計的にもこの馬にしてはそれなりに出ていますし、重たい馬場の中でこれだけ走ることが出来れば十分でしょう。今週のひと追いでレースへ向けての態勢は整ったと判断しまして、5月8日の東京・ダ1600m戦に巧也(木幡巧也騎手)で臨ませていただくことにしました。1度レースを経験すればガラッと変わってきそうなタイプだけに、まずは無事に走り切ってくれることが一番ではあるものの、素質は秘めていそうなので、初戦からどれくらいやれるのか楽しみはあります」(5/5近況)
助 手 1美坂良 55.5- 39.4- 25.4- 12.5 馬なり余力
助 手 4美坂良 54.0- 38.9- 25.6- 12.9 強めに追う
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第2回東京6日目(05月08日)
2R 3歳未勝利
ダ1600メートル 混合 馬齢 発走10:35
枠 馬 馬名 性齢 重量 騎手
1 1 ペイシャガルボ 牡3 56.0 武士沢友治
1 2 イーサンカレラ 牡3 56.0 江田照男
2 3 キタノロッキー 牡3 53.0 西塚洸二
2 4 ミッキーピーナッツ 牡3 56.0 戸崎圭太
3 5 オレノスゴワザ 牡3 53.0 水沼元輝
3 6 フォーワンセルフ 牡3 56.0 横山和生
4 7 キャビランテ 牡3 56.0 菅原明良
4 8 カシオン 牡3 56.0 木幡巧也
5 9 ドリームアジェンダ 牝3 54.0 福永祐一
5 10 シゲルフカ 牡3 54.0 永野猛蔵
6 11 ノボマジック 牡3 56.0 菊沢一樹
6 12 アルバダイヤー 牡3 56.0 内田博幸
7 13 タカラライナー 牡3 56.0 吉田豊
7 14 ケントゥリア 牡3 56.0 坂井瑠星
8 15 テイエムボーラー せ3 56.0 野中悠太郎
8 16 カナラクリーク 牡3 56.0 石川裕紀人
古賀慎師 「時間をかけて調整し、ひと追い毎に態勢は整いつつある」(競馬エイトより)
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出資している3歳馬で大トリのデビューとなったカシオン。背の低さは悩ましかったですが、キズナ産駒の牡馬+母は北米で11勝という活躍馬という配合。嵌れば、"大物が期待できるかも?!"と想像したのですが、体質面の弱さにここまで悩まされてしまうとは思いもしませんでした。
育成時のカシオンは早い段階から弱さを覗かせ、気持ちと馬体が噛み合わない印象を持っていましたが、脚元を腫らしたりして調教を休むようなことはなし。スクミの症状はちょくちょく見受けられるも、成長待ちぐらいの感覚でした。
実際、初入厩は2歳の6月なので早い部類。ゲート試験合格後はNF天栄で乗り込まれ、秋競馬でのデビューへ順調に来ていたのですが、新潟・ダ1800mへ向かう最終追い切りで両前脚にスクミの症状。しっかり仕上げようとした分、反動が大きく出てしまった様子。デビュー予定は白紙に戻され、NF天栄で立て直しを余儀なくされてしまいました。また、気性面で少し危ういところが合ったので、その改善にも努め、美浦へ戻ってきたのが3歳2月。今にして思えば、戻ってくるのに時間を要していたんだなっと…。そして帰厩後は順調に行くものだと思っていたら、スクミに悩まされる日々。一時期は体質の弱さから未出走で引退も頭が過ぎりました。その後、悪い血を抜くことなどして改善に努め、1歩1歩デビューへ向けて歩み出し、ようやくデビューの日を迎えました。
追い切りに関しては乗り込み量は入念過ぎるもの。動きはさほど目立たないも、水準くらいの時計は出ています。ただ、デビュー戦から期待となるとハードルが高いので、今回に関しては気の悪さを覗かせず、無事に走り終えるのが1番。その中で次走以降に期待の持てるモノを見せてくれれば。この後、コンスタントに使えるようなら、未勝利は勝てる力は持ち合わせているでしょうし。