土曜中京２Ｒ ３歳未勝利（ダ１９００ｍ）１枠１番 西村淳Ｊ
・在厩場所：栗東トレセン
・調教内容：23日にＣＷコースで時計
池添学調教師「番組を検討した結果、3月26日の中京・ダ1900ｍ戦に西村淳也騎手で出馬投票させていただきました。先週末に坂路で全体が54.3秒で、ラスト1ハロン12.3秒と負荷を掛け、今週は23日にＣＷコースで長めから追い切りを行いました。前走ではまだ少しモタモタするところが窺えましたので、それなりに負荷を掛けましたが、一度競馬を使ったことによって動き・反応ともに素軽さが出てきましたね。道中はムキになることもなく折り合いが付いていましたし、集中力が切れることもなかったです。前走は外枠で前に壁を作れなかったことに加えて、チークピーシズを着けたことによって気持ちが入り過ぎてしまい、最後の最後で甘くなってしまいました。ただ、ダートの走り自体は良かったですし、勝負どころの感じではそのまま押し切ってくれるかと思うほどでしたから、スムーズな競馬が出来れば好勝負になると思っています」（3/24近況）
助 手 20栗坂稍 54.3- 38.8- 25.0- 12.3 強めに追う
助 手 23ＣＷ稍 81.4- 65.9- 52.0- 37.6- 11.9 稍一杯追う
レッドデクスター
2022.03.24
栗東：橋口慎介厩舎
調整メニュー：引き運動
橋口調教師「追い切った翌日ということで引き運動のみの調整です。馬体や脚元に異常はなく、飼い葉食いについても問題なし。今まで飼い葉を残したことは一度もありませんからね。ここまでは順調そのものです。馬体重は現時点で476キロ。数字的には恐らくデビュー戦（470キロ）と同じくらいになると思いますが、体つきは引き締まってきた印象で、久々を一度叩いた上積みは少なくないはずですよ。相手関係を吟味してジックリ検討した結果、土曜の阪神2Rに投票しました。砂を被った時にどうかなど、実際にやってみないとわからない面があるのは事実ですが、ダートに替わりがいい方に出て、気分良く走ってくれれば一変があっても何ら不思議はないでしょう。期待を持って送り出したいと思います」
※3月26日（土）阪神2R・3歳未勝利（ダ1800m）に鮫島克駿騎手で出走しま
2022.03.23
栗東：橋口慎介厩舎
調整メニュー：角馬場（ハッキング）→CW
CW
レッドデクスター 69.4-53.2-38.1-24.2-12.2 G前一杯
セイウンハーデス 68.6-52.6-37.5-23.7-11.9 G前一杯
橋口調教師「予定通り先週の金曜日に馬場入りを再開し、その後も順調に乗り込んでいます。先週もお伝えした通り土曜日に出走する可能性があるため、全休日明けですが今朝（水）追い切りを消化しました。CWコースで3歳1勝クラスの馬との併せ馬で、中1週と間隔が詰まっていることもあって実質半マイルからの追い切り。内を通って先行し、最後の1ハロンだけしっかり追いました。最後は2馬身ほど後れを取ったとはいえ、併せた相手が攻め駆けするタイプなので気にする必要はないでしょう。デクスターとしては上々の動きだったと思いますし、耳を絞って反抗するような素振りも見られませんでした。前走はテンから出していったことで嫌気が差したのかもしれませんね。前半からリズム良く運べれば、前回のようなことはないはず。走りを見てもダートは合うと思うので、変わり身を期待したいですね。今日の想定を確認したところ、日曜阪神3Rは権利持ちの馬が多くいて出走が厳しそうな状況。土曜日の方がまだ可能性はありそうです。また、日曜中京3R（ダ1800m）は想定の段階で頭数が少なかったため、ここと土曜阪神2Rの両睨みにしたいと思います。中京の方でジョッキーを探したところ、鮫島克駿騎手が土曜阪神2Rも含めて騎乗できるとのことだったので、松若ジョッキーはリリースして両方とも鮫島ジョッキーを押さえました」
土曜中京５Ｒ ３歳未勝利（芝２２００ｍ）６枠１０番 吉田隼Ｊ
・在厩場所：栗東トレセン
・調教内容：24日にＣＷコースで時計
松下師「24日にＣＷコースで追い切りを行いました。終い重点とはいえ、馬場が悪い中でも最後まで脚色が鈍ることはなかったですし、先週以上に動き・反応ともに良かったですね。単走でもブリンカーを着けていることによって、気持ちが逸れるようなことはなく、最後まで集中して走っていました。前走はジョッキーの進言からダートを試させていただきましたが、走り自体は良かったものの、追い出しに掛かるともう一つ良いところがなかったことを考えると現状は芝でこその馬なのかもしれません。今回はブリンカーを着けることによって少しでも前向きさが出れば、スッと良いポジションに取り付けることが出来ると思いますので、この条件で見直したいところです」（3/24近況）
助 手 21栗坂良 60.6- 44.6- 29.6- 14.9 馬なり余力
助 手 24ＣＷ稍 84.0- 69.0- 54.8- 39.7- 12.3 一杯に追う
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土曜日（3/26）に出走する出資馬の出走記事をまとめて。
前走で初めてダートに使ったコンジャンクション。返し馬の前捌きは掻き込むような感じでダートはやれそうに思ったのですが、一息入れてプラス１２キロと若干重目の馬体＋久々で力んだ走りになってしまったのが応えた様子。集中力アップの為にチークピーシズを着用しましたが、力みに繋がって逆効果に。４角を回る時の手応えの良さから楽勝まで想像したのですが、いざ追ってから伸びずバテず。５着に残るのがやっとでしたが、鞍上の吉田隼Ｊはダートの走りは悪くないとジャッジしてくれました。
その前走から中２週のローテで臨む今回。中間の調整はなかなか熱心ですし、２３日の追い切りはＣＷコースでビシッと。このひと追いで馬体を引き締まってくるでしょうから、更なる良化度に期待。また、１度使ったことでガス抜きが出来、道中の力みも緩和・解消されるかなと思います。枠は最内枠に入ってしまいましたが、前走で砂を被って嫌がる感じはなかったですし、前に壁を作れるという意味では良かったかも。ただ、ゲート内で待たされることになるので、スタートを決めることが出来るかどうかは要注目。サッと好位で流れに乗ることが出来れば、直線で悠々と抜けてくるシーンまであるかと思います。今回こそ初勝利を手にしたいです。
レッドデクスターは滋賀・グリーンウッドで熱心に乗り込まれ、帰厩後のＣＷコースでの追い切りではかなり動くところを見せ、確かな成長を感じていたのですが、復帰戦となった前走ではデクスターの隠し持った気難しさが表面化。成長して力がついてきたことで悪い自信を付けてしまったのかなと思います。また、レースではゲートをソロっと出して、デビューから２戦のように差す競馬に徹すると思ったら、ゲートから出していってポジションを取りに行く形。多頭数や展開を懸念しての作戦だったかと思いますが、これは見事に裏目。気分が乗っていないところを急かされることになったので、直線では鞍上の叱咤激励に反抗する形で伸びあぐねました。
レース後は力を出し切っていない分、元気一杯。そこで陣営は続戦を決定し、目先を替える意味でダ１８００ｍのココへ。中１週での参戦なので追い切りはＣＷコースで１本のみですが、ビシッとやれたことは評価。ただ、先行してアッサリ遅れたのは正直悩ましいです。ただ、橋口師は『フットワークからダートは合いそう』ということなので、実戦での変わり身に期待。枠は外目の良いところに入ったと思うので、ゲートを出していくことはせず、道中はストレスの少ない位置でゆったり進めて欲しいです。そして勝負どころから自分のリズムでじわじわ進出していき、どこまで脚を伸ばせるか。雨による脚抜きの良い馬場は合っているとは思いませんが、デビュー戦では良い末脚を披露してくれた馬。今回はレースを投げ出すことなく、最後まで集中した走りを見せてもらい、少しでも上位を目指して欲しいです。
カルトゥーシュはダート替わりで前進を期待した前走でしたが、いざ追ってからがサッパリ。よもやの１１着（１２頭立て）に沈んでしまいました。この結果からは芝の方が合った走りをしているということでしょう。
その後はＮＦしがらきへ戻して立て直しを図り、今回は約３ヶ月ぶりの実戦。牧場での調整ぶりや帰厩後の調教・追い切りを見ると、ひとまず順調には来ていますが、良くなってきた気配は正直そこまで。追い切りではビシビシやれていますが、併せ馬で遅れるケースがほとんどですし、追われてから淡白な感じ。集中力アップの為にブリンカーを装着してきましたが、効果は正直薄そう。育成時からの課題でしょうが、走ることへの前向きさがもっともっと欲しいです。
一方でスタミナは血統のイメージ以上に豊富な馬なので、この条件は魅力的。そして吉田隼Ｊを早めに確保できていたのは好感。追ってからピリッとした脚に欠けますが、ジリジリと長く脚は使ってくれるので、勝負どころから徐々にエンジンを掛けていき、スタミナを生かした渋太さを発揮して欲しいです。まずは次走以降に繋げる意味で掲示板入りを目標に頑張ってもらいたいです。
