ロードセッション(牡・高橋忠)父ジャスタウェイ 母ジャズキャット
11月7日(日)福島4R・障害3歳上未勝利・芝2750mに難波Jで出走。11頭立て7番人気で7枠9番から道中を10、9、8、7番手と進み、直線では内を通って2秒2差の7着でした。馬場は良。タイム3分02秒5、上がり39秒2。馬体重は4キロ減少の518キロでした。
○高橋調教師 「メンバー構成を十分に吟味した上で投票へ。11月6日(土)よりもレベルは低いだけに、本音を言えば5着に入って欲しかったところです。福島の障害であれば向かって行くぐらいの勢いで飛んで欲しかった・・・との難波騎手のコメント。パトロールビデオを見ても確かに慎重な感じながら、危ない場面が一つも無かった点は評価できます。どうしてもスピードが足りず、なかなか差を詰められない部分が課題。まずはトレセンへ戻り、丁寧に馬体のチェックしましょう」
☆★情報と画像は(株)ロードサラブレッドオーナーズのHPより☆★
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レース後の右前脚に腫れ、熱感が認められます。エコー検査を受けたところ屈腱炎で全治9ヶ月以上の診断が下されました。今後について調教師と意見を交えた結果、中央競馬の登録を抹消する方針が決まりました。長い間ご支援を下さいまして誠に有り難うございました。
○高橋調教師 「歩様はスムーズで馬自身は気に掛けていないものの、11月9日(火)から右前脚の膝裏がモヤモヤ。10日(水)にエコー検査を受け、屈腱炎の診断が下りました。損傷レベルも酷い為、残念ながら登録を抹消する方針に。ここまで精一杯に頑張ってくれました」
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1度実戦を経験した慣れからどこまで変わってくるのかなと見ていたロードセッション。福島の障害コースは襷コースやバンケットなど特殊な面があるので、現段階で対応できるのかなと正直不安が大きかったです。
スタートはまずまず出てくれたセッションですが、スッと前目のポジションは取れず。飛越では極端にスピードダウンすることはなかったと思いますが、元々の慎重な性格が災いして後方寄りの位置取り。難波Jにはどこかで早めに捲っていって欲しいなあと思ったのですが、それは叶いませんでした。また、福島コースは勝負どころから3つの連続障害が待っているのですが、そこからの変化に対応できず。ジリジリ前との差が付くと4角では既に勝負圏外。まあ、直線では難波Jの叱咤激励にセッションも食らい付いてくれたのですが、7着に流れ込むのが精一杯でした。スタミナはあるのですが、今回もスピードと前向きさが足りませんでした。
そしてレース後のセッションですが、レース翌週の火曜日になって右前脚の膝裏がモヤモヤ。嫌な場所に不安を感じると診断の結果はやはり屈腱炎の診断。症状が酷い様で、残念ながら引退することになってしまいました。
ロードヴァンドールの下ということで芝での活躍をイメージして出資したロードセッションですが、早い段階でスピード不足を露呈。晩成型ということで大事に育てて行けば変わってきてくれるかなと思った時期もありましたが、目に見えての変化は感じられませんでした。まあ、それでも豊富なスタミナを武器にダートで2勝。セッションなりに頑張ってくれた結果には感謝したいです。お疲れ様でした。