・在厩場所：栗東トレセン
・調教内容：21日にＣＷコースで時計
・次走予定：10月30日の東京・芝1600ｍ（福永Ｊ）
大久保師「レース1週前なので、21日の追い切りはＣＷコースで長めからしっかり負荷を掛けて行いました。レースに騎乗予定の福永騎手に手伝ってもらいましたが、『先行馬を交わすことが出来なかったものの、追い出してからの動き・反応ともに良かったですし、遅れはそこまで気にしなくていいでしょう。特に気難しいところは見せていないですし、乗り易くて良い馬でした』と好感触でしたよ。道中はカミニートデルレイが追走し、最後の直線コースで同じ2歳新馬の内側に併せて行きましたが、相手もしぶとく最後まで交わすことが出来ず、0.3秒遅れでゴールしました。ただ、ラスト1ハロン11.9秒のタイムをマークしているように、デビュー前の2歳馬としては水準以上の時計が出ていますし、カミニートデルレイなりによく動けていたと思います。このひと追いで更に上向いてくると思いますし、この調子で来週の競馬に備えていければと思っています」（10/21近況）
助 手 17ＣＷ稍 68.1- 53.0- 38.4- 12.2 馬なり余力 ボブズヤアンクル（新馬）馬なりの外1.0秒追走同入
福 永 21ＣＷ良 84.9- 67.4- 52.6- 38.3- 11.9 一杯に追う ボブズヤアンクル（新馬）一杯の内を0.2秒追走4Ｆ併0.3秒遅れ
アマネセール
・在厩場所：栗東トレセン
・調教内容：20日に坂路コースで時計
茶木師「トモが甘いために苦しくなってくるとハミに頼りがちの走りになってくるので、普段の調教では、出来るだけトモを使わせるために、良いところで抱えるようにしていますが、先週よりも後ろを使えるようになってきていますよ。20日の追い切りは少し負荷を掛けて時計を出してみましたが、全体が53.3秒で、終いは馬なりのまま13.0秒のタイムで駆け上がってくれました。強め1本目としては手応えに余裕が感じられましたし、力みもなく良い雰囲気で走っていたのは良いことですね。右前脚の骨瘤の状態は今のところ気にすることはないですが、ぶり返すことのないように引き続き注意しながら進めていきたいと思います。このまま追い切りを積み重ねていけば、次走の目途も立てられるようになるでしょうから、この調子で態勢を整えていければと思っています」（10/21近況）
助 手 20栗坂良 53.3- 39.1- 26.0- 13.0 馬なり余力
イルデレーヴ
・在厩場所：栗東トレセン
・調教内容：坂路コースでキャンター、プール調教
・次走予定：10月30日の阪神・ダ1200ｍ（岩田望Ｊ）
池添学師「この中間は疲労回復に専念していました。その後も特に気になるところはないですし、乗り出した後もテンションが上がることもなく、非常に落ち着いています。心肺機能を高める為にプール調教を取り入れましたが、中身だけではなく、精神面にゆとりが出てきましたし、それが前走の走りに繋がっていると思います。間隔が詰まっていますので、今週は週末にサッと時計を出して来週の競馬に備える予定です」（10/21近況）
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デビュー予定が決まったカミニートデルレイですが、１週前追い切りではコンビを組むことになる福永Ｊを背にＣＷコースで併せ馬を敢行。追走から僚馬に迫ることは出来ませんでしたが、相手にも騎手（斎藤新Ｊ）が乗っていましたし、渋太かったということでしょう。このひと追いで更にグッと動ける態勢が整ってきてくれればと思います。
アマネセールは相変わらずトモの甘さが残りますが、その対策は考えてくれているようですし、調教や追い切りではトモを上手に使えるように意識してくれています。次走に関してはまだ未定も、ローカルの福島で使うことになるんだろうなあと見ています。
イルデレーヴは使ってまもないということで時計はまだ出していませんが、状態はしっかり維持できている様子。また、プール調教を取り入れたことで心肺強化だけでなく、精神面の安定にも繋がっているので、この馬なりの調教法が確立出来てきたのも大きいのでしょう。勝つにはワンパンチ欲しいですが、前走のような競馬を続けてくれれば、コツコツ稼いでくれると思います。
