・在厩場所：美浦トレセン
・調教内容：6日に坂路コースで時計
・次走予定：10月16日の新潟・ダ1800ｍ（柴山）
古賀慎師「先週末は坂路コースで併せて追い切りを行い、道中はカシオンが2馬身先行して、最後はサトノアレックスと馬体を並べて終えています。ラスト1ハロンだけ少し強めに追う形となりましたが、キレると言うよりはジリジリと脚を使う感じでしたね。それなりに動かした後も反動は出ることなく、スクミも見られなかったため、6日にも坂路コースで併せて追い切りを行い、道中はカシオンが3馬身先行して、最後は古馬1勝クラスのココリホウオウと同入で終えています。徐々に動けるようにはなってきて、先行していたとは言え、格上馬相手に食らいつくことが出来ました。ただ、調教後に厩舎へ戻ってから軽くスクミを見せましたので、まだまだ体質的にしっかりとしていない部分があるのでしょうが、これくらいであれば少し休ませればすぐに回復してくれると見ていますし、心配は要らないでしょう。来週のデビュー戦は柴山騎手に依頼しています」（10/6近況）
助 手 １美坂重 58.4- 43.0- 28.6- 14.5 馬なり余力
助 手 ３美坂良 55.2- 40.4- 26.3- 13.1 強めに追う サトノアレックス（古馬１勝）馬なりに0.4秒先行同入
助 手 ６美坂良 54.9- 40.2- 26.3- 13.0 一杯に追う ココリホウオウ（古馬１勝）馬なりに0.6秒先行同入
・在厩場所：美浦トレセン／近日中に福島県・ＮＦ天栄へ放牧予定
・調教内容：10日に坂路コースで時計
古賀慎師「10日に坂路コースで追い切りを行いました。単走でサラッと流す程度でしたから、時計的にはそれほど速くは無かったのですが、まずまず良い感じで動けていましたね。しかし、調教後に厩舎へ戻って鞍を外した後、またしてもスクミの症状を見せてしまい、両前の歩様にもかなり出してしまいました。獣医師に診てもらうと『血液検査の値はそれほど高くありませんでしたが、来週のレースへ向かうのは止めた方が良いですね。現状はトモの緩さから前に負担が掛かり易い感じがしますし、その影響も多少なりともあると思いますから、このまま進めて行ってもまた同じことの繰り返しになる恐れがあります』と話していました。ですから、デビュー戦を楽しみにしていた方々には誠に申し訳ございませんが、一旦予定は白紙に戻させていただき、もう少し厩舎で様子を見た後、牧場へお戻しさせていただこうと思います」（10/10近況）
助 手 10美坂良 57.3- 42.1- 27.4- 13.4 馬なり余力
・在厩場所：美浦トレセン／14日に福島県・ＮＦ天栄へ放牧予定
・調教内容：軽めの調整
古賀慎師「今週のレースに使わないことが決まったので、少し強めの薬を入れて様子を見させてもらいましたが、歩様は少しずつ良化してきており、軽く運動できるくらいまでは回復しました。度々スクミの症状を見せているように、まだ体質的にしっかりしていないですし、生まれも遅い方なのでこれからその弱さが段々と改善されていき、成長してくれるでしょう。なお、14日にＮＦ天栄へお戻しすることとなりました」（10/13近況）
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今週末の新潟・ダ１８００ｍを柴山Ｊとのコンビで出走を予定していたカシオン。この馬なりにじわじわ動き＆状態を上げてきているように思っていたのですが、１０日に坂路で時計を出した後、両前の歩様にスクミの症状。獣医師の診断では『来週のレースへ向かうのは止めた方が良い』とのことですし、現状ではこのようなことを繰り返す可能性が高いということで、デビューの予定は一旦白紙に戻し、ＮＦ天栄で立て直されることとなりました。本日放牧予定です。
その後の経過ですが、薬を投与して歩様の改善を図ることになり、軽く運動できるところまでは回復。それでも体質の弱さは目立つので、移動後は再度回復に努めてもらい、緩やかなペースで距離を乗り込むなど地道な取り組みで体質の強化を何とか図っていって欲しいです。
