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天皇賞・秋当日(10/31)の芝1800mでのデビューを予定。能力の高さと想像以上の気難しさが同居。☆カーペンタリア

f:id:yakifish:20200513045835g:plain カーペンタリア(牝・岩戸)父ロードカナロア 母モシーン

・在厩場所:美浦トレセン
・調教内容:6日に南Wコースで時計
・次走予定:10月31日の東京・芝1800m

調教助手「2日にこちらへ帰厩させていただきました。環境の変化による熱発はありませんし、馬体をよく確認しましたが、脚元を含めて特に問題無かったですね。ただ、5日に乗り運動を行った後、軽度のスクミを見せており、まだ体質がしっかりとしていない部分は残しているようです。それでも6日には歩様が安定していたので、入厩してから初めて本格的に速めのところを南Wコースで行いました。前で併せ馬を行っている組を見ながら単走で70-40くらいの調教となりましたが、集中力が散漫となってしまい、スピードはあるものの道中の溜めは利いていない感じがしましたね。体に幅があって体力はそれなりに有りそうな雰囲気ではあるものの、現状は体と気持ちがまだマッチしていない感じがあるので、その点は特に意識して進めていければと思います。今日のひと追いでどう心身の状態が変化してくるかにもよりますが、今のところ第4回東京開催の最終週にあります芝1800m戦へ照準を定めて進めていきます」(10/6近況)

助 手 6南W良 70.4- 54.1- 39.6- 12.5 馬なり余力
助 手 10美坂良 59.1- 43.1- 27.8- 13.5 馬なり余力

・在厩場所:美浦トレセン
・調教内容:13日に南Wコースで時計
・次走予定:10月31日の東京・芝1800m

調教助手「先週初めて南Wコースで速いところを行いましたが、その後も脚元の状態に変わりはありませんでしたし、先週末に坂路コースでサラッと14-14くらいのところをこなしました。そこで、今週は13日に南Wコースで併せて追い切りを行い、実戦に少し近い形を採り、道中はカーペンタリアが3頭併せの最後方を追走して、勝負所では内目から伸びてくると、最後は同入で終えています。こちらでは初めての併せ馬ということでしたが、想像以上に他馬を気にしてしまい、折り合いを欠いた調教内容でした。ただ、馬格があるので今日のような馬場が重たい中でも難なく走りきってしまいますし、精彩を欠きながら終いもしっかりと伸びてくる訳ですから、やはり能力は高い馬ですね。血統的にも気難しさがあることは承知していますが、こちらの想像以上にその難しさを痛感していますし、何とか再来週のデビュー戦までに心身のバランスを整えいければと思います」(10/13近況)

助 手 13南W稍 85.4- 69.0- 53.7- 38.7- 11.9 馬なり余力 スカイエメラルド(新馬馬なりの内0.6秒追走同入

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2日に美浦・岩戸厩舎へ戻ってきたカーペンタリア。帰厩時期から4回東京開催の最終週でのデビューは予想できましたが、芝1400mor芝1600m(牝馬)ではなく、芝1800mを狙ってきたのはちょっとビックリ。当日、天皇賞・秋が行われるだけに、東西から牡馬の素質馬が揃いそうな番組だと思いますし。

帰厩後の追い切りに関してですが、マズマズの時計こそ出ていますが、体質の弱さを覗かせたり、気性面の幼さを露呈して集中力が散漫。体力&脚力は水準以上のモノは備えているのですが…。想像以上に扱いにくいようです。

この感じだと急激に良くなることはないと思うので、まずは気難しさが増幅するようなことだけは避けねばなりません。そして丁寧に追い切りを重ねていくことで人との信頼関係を築いてもらい、少しでも乗りやすくなるように努めてもらいたいです。