焼魚定食の表示価格には消費税が含まれています。

出資しているシルクとロードと東サラのお馬さん情報が中心。(有)シルクホースクラブ&(株)ロードサラブレッドオーナーズ&(株)東京サラブレッドクラブのHP掲載の情報の転載・画像使用の許可を得ています。

日曜日(7/18)の出資馬・出走結果(シルク)

f:id:yakifish:20200513045835g:plain ヴァンタブラック(牡・須貝)父ブラックタイド 母プチノワール

日曜小倉12R 3歳上1勝クラス(ダ1700m)11着(3番人気) 富田J

まずまずのスタートを決めますが、行き脚が付かずに道中は中団後方からの追走となります。3~4コーナーで外目に出して最後の直線で懸命に追われますがジリジリとしか伸びず、約1年3ヶ月ぶりとなるレースは11着でゴールしています。

須貝調教師「調教を進めていく中でズブさが解消され、体つきもスッキリ見せていたので、これなら久々でも力を出し切ってくれると期待していました。ただ、レースに行くと、ズブさが目立って追走で精一杯になってしまいましたね。レース後、富田暁騎手に確認したところ、『調教では行きっぷりが良く、久々を感じさせないほどの動きでしたので、これなら良い走りを見せてくれると期待していました。ただ、レースでは前半から流れに乗れずに追走で一杯でした。ズブさがあったのは確かなものの、長い間休んでいた影響もあると思いますし、これでピリッとして欲しいですね』とコメントしていました。調教の感じから小回りコースでも対応してくれると思っていましたが、久々の実戦とはいえ、あれだけ追走で一杯だったことを考えると、本場のような広いコースの方が良いのかもしれません。本来なら続けて使ってピリッとさせたいところですが、脚元のことがありますし、優先出走権を獲ることが出来ず、節を空けないといけないでしょうから、トレセンに戻って状態を確認した後は、放牧に出してコンディションを整えてもらう方向で考えています」(レース結果)

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

・在厩場所:21日に滋賀県ノーザンファームしがらきへ放牧

須貝師「長期休養明けでしたので、脚元に疲れが出ないか気に掛けていましたが、トレセンに戻って状態を確認したところ、大きなダメージもなくホッとしています。先週の競馬では、久々の分とズブさから追走で一杯になってしまいましたが、レース勘が戻ればピリッとしてくるはずです。それに小回りコースだと余計に追走で一杯だったことから、本場の広い競馬場で走らせてあげる方が良いと思いますので、秋競馬に備えて一旦放牧に出してコンディションを整えてもらうことにしました。次走の予定につきましては、秋の番組が発表されてから相談していきたいと思います」(7/21近況)

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

f:id:yakifish:20200513045835g:plain ラッキーモー(牡・松永幹)父Uncle Mo 母ラッキートゥビーミー

日曜小倉12R 3歳上1勝クラス(ダ1700m)8着(12番人気) 荻野極J

まずまずのスタートから道中は中団外目を追走します。3コーナー手前でやや置かれ気味になりますが、最後の直線ではもう一度盛り返して8着に上がったところでゴールしています。

松永幹夫調教師「小倉競馬場に着いた後も問題なく、良い状態でレースに向かうことが出来ました。パドックから返し馬の雰囲気がとても良かったですし、これなら好勝負が期待できると思っていました。レースは入れ替わりの激しい展開だったとはいえ、勝負どころで置かれたと思えば、最後の直線ではまた盛り返してきたように、力の出し加減が分かっていないのか、集中力が散漫なのか掴みづらいですね。レース後、荻野極騎手に確認したところ、『返し馬の感触が抜群に良かった割には、レースではその走りが全く見られなかったですね。集中力がないのか、周りを気にしているのかはっきりとしたことは言えないですが、勝負どころで付いていけなくなった割には、最後の直線でもう一度伸びてくるのですから、走りに集中すればもっとやれる馬だと思います』とコメントしていました。調教では集中力が散漫になることもなく、真面目に取り組めていたことから、今回は馬具を着けずにレースに臨みましたが、実戦に行って力を出し切れていないことを考えると、ブリンカーなど試してみる価値がありそうです。優先出走権を獲ることが叶わなかったので、トレセンに戻って状態を確認した後は、一旦放牧に出して次走に備える方向で考えています」(レース結果)

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

・在厩場所:栗東トレセン/近日中に滋賀県・NFしがらきへ放牧予定
・調教内容:軽めの調整

松永幹師「小倉競馬場からトレセンに戻って状態を確認したところ、脚元含めて目立った疲労はなく、体調も問題ありませんでした。暑さの影響もなく元気いっぱいですが、優先出走権を獲ることが出来なかったことから、節を空けるために一旦放牧に出してコンディションを整えてもらうことにしました。調教では以前のように気難しいところを見せることはなかったものの、レースで集中できていないことを考えると、ブリンカーを試してみるのも手かもしれません。次走の予定につきましては、牧場で状態を確認し、秋の番組が発表された段階で具体的な予定を相談していきたいと思います」(7/21近況)

⇒⇒24日に滋賀県・NFしがらきへ放牧に出ています。(24日・最新情報より) 

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

出資馬対決となった7/18の小倉12R。ヴァンタブラックは屈腱炎による休養から約1年3ヶ月ぶりの実戦。それに対して、ラッキーモーは前走(2戦目)でよもやの大敗を喫した後の1戦。どちらの方に期待していたかと言えば、長期休養明けでも、まだまだ上を目指して欲しいヴァンタブラックでした。

今は脚元の不安が和らいだことで、ヴァンタブラックは追い切りでもビシビシやることができ、時計&動きは上々。余裕のあった馬体重は小倉への輸送もあって6キロ増での出走。何とか帳尻を合わせてきたなあと見ていました。あとは実戦から離れていることでレース勘がどこまで戻ってきているかですが、休養前から自分からグイグイ行く馬ではないので、ちょっと不安でしたし、不器用な馬なので小回りのダ1700mへの対応できるのかな?と自信はなかったです。一方、ラッキーモーは太りにくいタイプかなと思いますが、4キロ増は良い傾向。活気ある姿でレースへ臨むことができていたと思います。外枠を引き当てることが出来たので、砂を被らないことでレースへの集中力が増してくれればと見ていました。

レースぶりに関してですが、ヴァンタブラックがスタートで若干の出遅れ。これは想定内ですが、富田Jはその後、内へ入れての追走。距離ロスを避ける意識が強かったんでしょうが、砂を多く被ることになったのは誤算。そして向正面では動きづらいところもあり、3角過ぎからのペースアップで追走に忙しくなって、押っつけ通しに。ラッキーモーは五分のスタートを切ることが出来ましたが、個人的にはもっと前へつけて追走して欲しかったというのが本音。ひとまず出たなりの位置で折り合いを重視し、外から被せられることなく追走。脚をまずまず溜めながら走ることはできていたと思いますが、ヴァンタブラック同様に勝負どころからのペースアップでやや置かれ気味になった痛かったです。そして4角手前からはヴァンタブラックとラッキーモーの出資馬2頭が併せる形で直線へ。どこまで挽回してきてくれるかなと見ていましたが、ヴァンタブラックは早めに脚色が一杯になってジリジリ失速。ただ、自分からパタッと止める感じはなく、単純にガス欠といえる敗戦。ちょっと最後まで息が持ちませんでした。ラッキーモーはフワフワしたところが見受けられたも、直線でハミを取りなおすと、最後までじわじわ加速。もっと積極的にレースに参加することが出来ていれば、8着よりも上の着順に来ることは出来たかなという印象で目一杯の力を出し切ったとは言えません。やはり馬具の助けが必要ですし、集中力の維持という点からは、短い距離の方が合っているのでしょう。

レース後の両馬ですが、脚元等に異常はなし。特にヴァンタブラックは屈腱炎明けだったのでホッと一安心しました。そして現在は2頭等もNFしがらきで調整中。広いコースの方が良さそうということもあり、次走は秋競馬での出走となりそうです。

今回、両馬ともに残念な結果になってしまいましたが、改めて課題が浮き彫りになった1戦だったと言えます。ですので、今回の敗因をしっかり分析・把握してもらい、次走以降の巻き返しに役立てていってもらいたいです。両馬ともにこのクラスで埋もれる馬ではないと見ていますから。