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土曜日(5/22)の出資馬・出走結果

f:id:yakifish:20200513045835g:plain イルデレーヴ

土曜中京6R 3歳上1勝クラス(ダ1200m)6着(6番人気) 団野J

スタート直後に外側へ寄れて行き脚が付かず、道中は中団で流れに乗ります。そのまま最後の直線へ向き、懸命に追われますが、上位馬を捉え切るほどの伸び脚は見られず、6着入線しています。

池添学調教師「中京競馬場に到着して装鞍所で準備をしている際は少しチャカチャカしていましたが、パドックでは落ち着いて周回できていました。ゲート裏ではやや発汗が見られたものの、駐立は大人しくしていましたし、出の反応もまずまずでした。ただ、スタート直後に外側へヨレてしまったために行き脚が付かず、考えていたより位置取りが悪くなってしまいましたね。ただ、馬群の中に入って砂を被っても怯むことなく、コーナーはスムーズに回っていましたし、最後の直線でも手前をスムーズに替えてジリジリ伸びていました。以前なら自分の形で競馬が出来ないとモロいところがありましたが、今回はスタートさえ決めていればという内容でしたから、この馬なりにしっかりと走ってくれるようになってきました。ゲート練習は引き続き継続していく必要がありますが、うまく噛み合えばこのクラスでも好勝負が期待できるはずなので、次走に向けて仕切り直していきたいと思います。優先出走権を獲ることが出来なかったので、トレセンに戻って状態を確認した後は放牧に出す方向で考えています」(レース結果)

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・在厩場所:栗東トレセン/27日に滋賀県ノーザンファームしがらきへ放牧予定
・調教内容:軽めの調整

池添学師「左回りコースでも手前をキチンと替えてくれたのは収穫でしたし、次走までに真っすぐゲートを出てくれるように修正しておきたいと思います。トレセンに戻って状態を確認したところ、目立ったダメージは見られませんが、優先出走権を獲ることが出来なかったので、一旦放牧に出してコンディションを整えてもらうことにしました。次走の予定につきましては牧場で状態を確認しながら検討していきたいと思います」(5/26近況)

⇒⇒27日に滋賀県・NFしがらきへ放牧に出ています。(27日・最新情報より)

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f:id:yakifish:20200513050027g:plain ロードクラージュ

5月22日(土)新潟8R・4歳上1勝クラス・芝1000mに吉田隼Jで出走。16頭立て1番人気で6枠11番から平均ペースの道中を2番手と進み、0秒8差の6着でした。馬場は稍重。タイム58秒6、上がり35秒3。馬体重は8キロ増加の472キロでした。

○安田調教師 「なかなか組まれぬ条件。適性を見極める意味でも、こちらのレースへ回りました。スピードは見せたものの、最後は息切れのような格好。久々の分でしょう。ここを使って変わってくれたら・・・。厩舎へ戻ってから今後のプランを検討する方針です」

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レース後も特に異常は認められません。現在は心身のリラックスに重点を置いた調整。もう少しの間は慎重に様子を見守り、馬自身の状態に応じて今後の方針を決めます。

○安田調教師 「見た目には特に変わらぬ感じで、脚元等に関しても大丈夫です。ただ、5着以内を得られず予定が立て辛い事態に。在厩で調整を続けるか否か・・・。出走状況も見ながら判断を下しましょう」

☆★情報は(株)ロードサラブレットオーナーズのHPより☆★

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f:id:yakifish:20200513045835g:plain アリーヴォ

土曜中京9R メルボルントロフィー(芝2200m)3着(1番人気) C.ルメール

まずまずのスタートから無理せず中団に控えて流れに乗ります。残り800mを過ぎると外からジワジワ押し上げていき、最後の直線コースに入って懸命に追われますが、上位馬を捉え切るところまでいかず3着でゴールしています。

杉山晴紀調教師「前走の内容からここは決めて欲しいと思っていましたが、期待を裏切る結果となってしまい申し訳ございませんでした。調教の感じからもジョッキーは自信を持ってレースに臨んでくれましたし、良い形で直線に向くことが出来たので、どれだけ弾けてくれるか楽しみでしたが、もうひと伸びが利かなかったですね。レース後、C.ルメール騎手に確認したところ、『良い感じで走っていましたが、最後はジリジリとしか伸びなかったです。もっと綺麗な馬場ならしっかり脚を使ってくれていたかもしれませんね』と話していました。控えてもそこまで良い脚が使えないのか、中京のタフなコースで末脚を削がれてしまったのか、どちらともはっきり言い切れませんが、現状は平坦の綺麗な馬場で走らせてあげる方が良いのかなと思いました。でも、昇級後も2戦続けて堅実に走っていますし、アリーヴォなりに力を付けているのは間違いないですから、今後も成長を促しながら大事に育てていきたいですね。この後はトレセンに戻って状態を確認してからになりますが、放牧に出して次走に備える方向で考えています」(レース結果)

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・在厩場所:栗東トレセン/27日に滋賀県ノーザンファームしがらきへ放牧予定
・調教内容:軽めの調整
・次走予定:第3回小倉開催

杉山晴師「トレセンに戻って状態を確認したところ、目立ったダメージはなく、体調も問題ありませんでした。予定通り、27日に一旦放牧に出してコンディションを整えてもらいます。次走は少しでも馬場の綺麗な競馬場で走らせたいと考えていますので、放牧後も問題なければ第3回小倉開催を目標にトレセンへ帰厩させる予定です」(5/26近況)

⇒⇒27日に滋賀県・NFしがらきへ放牧に出ています。(27日・最新情報より)

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土曜日(5/22)に出走した出資馬の出走結果・レース回顧をまとめて。

ゆくゆくは1勝クラスで十分やれる力はあるイルデレーヴですが、昇級戦から即通用となると正直どうかと見ていました。今回、一息入った後でしたが、ここへ向けての仕上がりは上々。出来ればプラス体重で出てきて欲しかったですが、パドックでは煩い面を何とか我慢出来ていたかなと思います。

レースは内目の枠に入ったのでスタートが1つ鍵になってくるかなと見ていましたが、発馬こそ五分に出るも、その後に外へヨレるところがあって二の脚が一息。また、ここは出足の鋭い馬が揃っていたようで、中団からの競馬になってしまったのは想定外。そして道中は馬群の中で砂を被る形。心身に幼さを残し、初めての揉まれる経験。直線で集中力を欠いて、伸びあぐねるかなと覚悟もしました。

そしていざ最後の直線へ。団野Jは内目から馬群を捌こうとするも、追われてからの脚はジリジリ。見た目以上に道中脚を使っていて、温存することが出来ていなかった感じ。このまま沈んでしまうかもと見ていたら、外目に切り替えてからもうひと頑張り。グッと伸びてくる感じではなかったも、最後までジリジリながら脚を伸ばしてくれました。手前をしっかり替えることが出来たのは良かったです。結果は6着に終わりましたが、4着に食い込みそうなところで2頭に差されてのもの。勝ち馬の力は少し抜けていましたが、不慣れな形でも一応のメドを立てたのは○でしょう。

レース後のイルデレーヴですが、状態面で不安はなさそうも、優先権確保に1歩及ばなかったので、NFしがらきで再調整を行ってから次走へ臨むことに。27日に放牧に出ています。

昇級緒戦とすればマズマズの走りを見せてくれたイルデレーヴ。次走で楽に前目に付けることができれば、勝ち負けの勝負に十分持ち込めるかなと思います。

予定を変えて、新潟の千直に挑戦したロードクラージュ。吉田隼Jを配してきたので、そこそこ人気になるのかなと見ていましたが、まさかの1番人気。アテにならない気性の馬ですが、非凡な脚力が認められたんでしょう。

また、今回休養明けの1戦でしたが、パドックで見せたクラージュの馬体の張り・毛ヅヤ等は上々。スカッと見せて、雰囲気は悪くなかったと思います。

レースぶりですが、五分のスタートから二の脚は上々。楽に先行できたのはちょっとビックリでしたが、9番のルドラクシャに内から馬体を併せられてからはちょっとリズムを乱す感じに。序盤は持ったまま追走できていましたが、途中からは少し促しながら。そしてGOサインが出た後、グッとひと伸びがあるかなと見ていましたが、脚を伸ばし続けることが出来ずにフワッと。幾らか集中力を欠いたとは思いますが、息切れした様子。結果6着に敗れましたが、交わされてからもこの馬なりに渋太く食い下がっていたと思います。

レース後のクラージュですが、脚元は大丈夫そう。今のところは在厩調整で次走へ向かう予定も、すぐに使える状況でなければ一旦放牧に出して立て直すことも視野に入っています。

今回、最後の粘りを欠きましたが、スピード自体は通用するものを見せたロードクラージュ。夏の新潟で千直に再挑戦するのもアリだと思いますが、同じ1000mならダートの方がより堅実かも。1勝クラスに上がってからは2戦共に芝だったので、実績のあるダートでどこまでやれるのかを次走で見てみたいです。

アリーヴォは鞍上にC.ルメールJを迎え、ここで一区切りとなる2勝目を期待していましたが、更に200m延びることに一抹の不安、重賞やOPでそれなりに頑張ってきたタイソウが自己条件に戻れば力上位なのかなとも見ていました。

仕上がりに関しては一息入った後でもきっちり出来ていたと思いますし、パドックでの落ち着きは十分。1戦ごとに気性面での成長を感じ取れ、雰囲気はかなり良かったと思います。

レースはスタートをヨレる感じで出てしまうも、少頭数+中距離戦なので大した影響はなし。外枠でもしっかり折り合いは付いていたと思います。そして3角過ぎからじわじわ前との差を詰めていって最後の直線へ。1番のライバルと見ていたタイソウが直線で後続を突き放し、逃げ込みを図る中、アリーヴォも鞍上の叱咤激励に応え、外から渋太く抵抗。直線半ばで併せ馬の形になったのでそこから一緒に伸びてきて欲しかったのですが、そこからの粘り腰がなくて…。このあたりは距離と稍重以上にタフな馬場が応えたかなと思います。直線も平坦な方が現状は良さそう。勝てなかったのは残念ですが、そこまで悲観することもないのかなと思います。

レース後のアリーヴォですが、特に変わった様子はなし。ただ、綺麗な馬場の方が力を発揮できることから早めに一息入れて、夏の小倉に備えることになりました。まだまだ良くなる余地を多く残す血統馬なので、出走と放牧を繰り返しながら、じわじわ成長を遂げていってもらえればと思います。ひと夏越しての成長・パワーアップに期待したいです。