焼魚定食の表示価格には消費税が含まれています。

出資しているシルクとロードと東サラのお馬さん情報が中心。(有)シルクホースクラブ&(株)ロードサラブレッドオーナーズ&(株)東京サラブレッドクラブのHP掲載の情報の転載・画像使用の許可を得ています。

4角で躓く不利を受け、参考外の1戦に終わったデビュー戦。その後、NF天栄で立て直され、2戦目へ向けて動き・仕上がりは上々。Sペースからの瞬発力勝負になると分が悪いので、サッと好位を確保して早めにアクセルを踏んでいって欲しい。まずは未勝利突破にメドの立つ走りを見せてもらいたい。☆ノワールドゥジェ


f:id:yakifish:20200513045835g:plain ノワールドゥジェ(牝・宮田)父ハーツクライ 母プチノワール

日曜東京3R 2歳未勝利(芝2000m)8枠12番 横山武J

・在厩場所:美浦トレセン
・調教内容:26日に南Wコースで時計

宮田師「26日に南Wコースで併せて追い切りを行いました。2歳1勝クラスのアドマイヤハレーと終始併せるような形でしたが、格上馬よりも手応えが良くて楽々と併入で終えています。新馬の時よりも確実に動きは良くなっていますね。この時計であれば目一杯追っ付けていかないと進みませんでしたが、今週はその時と比べると楽に動くことが出来ています。また、体が伸び切るような面も解消されていますし、1度使った上積みは十分ありそうですよ。前走の内容を見ると、中山よりは東京のように広いコースの方が競馬はしやすいと思います。それに、器用に馬群を捌ける馬ではないので前走より頭数が落ち着いたこともプラスに働くでしょうから、良い走りを見せることが出来ればと思います」(11/26近況)

助 手 26南W稍 67.6- 53.0- 38.9- 12.7 馬なり余力 アドマイヤハレー(二歳1勝)直一杯の外同入

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

第5回東京9日目(11月29日)
3R 2歳未勝利
芝2000メートル 指定 混合 馬齢 発走10:25
枠 馬 馬名 性齢 重量 騎手
1 1 リズムオブザナイト 牡2 55.0 岩田康誠
2 2 テイエムユメノオー 牡2 53.0 山田敬士
3 3 カキエモン 牡2 55.0 武士沢友治
4 4 オセアダイナスティ 牡2 55.0 三浦皇成
5 5 パープルレディー 牝2 54.0 武豊
5 6 マイネルパリオート 牡2 55.0 柴田大知
6 7 フレンドジェイ 牡2 53.0 藤田菜七子
6 8 ノーブルレインボー 牝2 51.0 秋山稔樹
7 9 カガブルー 牡2 52.0 小林凌大
7 10 フォクシーレディ 牝2 54.0 戸崎圭太
8 11 エクスインパクト 牡2 55.0 C.ルメール
8 12 ノワールドゥジェ 牝2 54.0 横山武史 

○宮田師 「初戦は4角で躓いて参考外の結果です。放牧明けですが、乗り込んで馬体は引き締まってきました。ワンペースでジリジリ伸びるタイプですが、広い東京で改めて」(競馬ブックより)

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

イレ込みを心配したデビュー戦でしたが、パドックでは予想外の落ち着き払った姿。柔軟な身のこなしに期待が高まったノワールドゥジェですが、レースでは内々で脚を温存。折り合いもしっかりついていたのですが、ちょうど前を走っていたアウリガテソーロがモタモタ・フラフラしながらの追走。その後ろにつけてしまったノワールドゥジェはポジションもジリジリ下げてしまい、遂に3コーナーを過ぎたあたりで前に乗っ掛かって躓く不利。これで終わってしまいました。

レース後は捻挫等の怪我を覚悟したのですが、詳しく検査を行った結果、脚元等に異常はなし。不利を受けたことによる精神的なダメージは実戦へ行ってみないと分かりませんが、その後の立て直し作業(NF天栄での再調整)でテンションが高くなったりするようなことはありませんでした。ただ、前走後は背腰を中心に疲れが残り、帰厩へ向けて態勢を整えるのに少し時間を要してしまいました。

そして再度、厩舎へ戻ってきたのが今月5日。5回東京開催の中距離戦に狙いを定め、調教・追い切りを積んできました。追い切りに関しては丹念に時計を出しつつもソフトな調整。少し物足りなさを感じていましたが、26日の追い切りでは既に1勝を挙げている同期との併せ馬を敢行。実は1週前も同じ馬と併せ、その時は脚色・手ごたえは見劣っていましたが、今回は逆にノワールドゥジェが煽る動き。モタモタするところがなかったです。実戦でもスムーズに加速することが出来れば、好結果を期待できるのですが。

相手関係に目を遣ると、ここは父ディープインパクト産駒のパープルレディー・エクスインパクト・フォクシーレディが強敵。Sペースからの瞬発力勝負になると分が悪いので、五分のスタートから前目のポジションを取りに行き、直線を向いてからは早めにアクセルを踏んでいって、スピードの持続力勝負へ持ち込んでもらいたいです。広いコースでノビノビ走ることができるのはプラスでしょう。

デビュー戦は不利が全てで参考外の1戦になったので、2戦目の今回、どこまで通用するのかは未知なのですが、未勝利脱出へ向け、ひとまずメドの立つ走りは見せて欲しいと願っています。