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土曜日(1/29)の出資馬・出走記事

f:id:yakifish:20200513045835g:plain アストロフィライト(牝・中内田)父ディープインパクト 母ウェイヴェルアベニュー 

土曜中京9R 白梅賞(芝1600m)8枠10番 川田J

・在厩場所:栗東トレセン
・調教内容:26日に坂路コースで時計

中内田師「先週末は追い切りの反動で少し疲れが見られたので、時計を出すのは控えました。一息入れてあげればすぐ回復してくれましたが、まだそれだけ能力と中身が伴っていない証拠なのでしょう。26日は坂路でサッと流す程度に控えましたが、全体が55.6秒で、ラスト1ハロン12.4秒のタイムを馬なりのまま楽にマークしてくれましたね。先週の追い切りでも、新馬戦の時より動き・反応は更に良くなっていましたし、この馬なりに力を付けてきているのは確かです。今回は前走以上に調教の負荷を掛けていることもあって、今週の体重測定では前走と同じ450キロですから、中京競馬場までの輸送があることを考えると体重は減るかもしれません。ただ、ふっくらと見せて余裕があるので、その点は気にしなくていいでしょう。本格化するのはもう少し先になるものの、先を見据えた調整でも、初戦であれだけのパフォーマンスを見せてくれましたし、上積みを考えても十分好勝負が期待できると思うので、後は少しでも綺麗な馬場で走らせてあげたいところです」(1/26近況)

調教師 26栗坂良 55.6- 39.9- 25.8- 12.4 馬なり余力

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第1回中京9日目(01月29日)
9R 白梅賞
芝1600メートル 3歳1勝クラス 特指 混合 発走14:25
枠    馬    馬名    性齢    重量    騎手
1    1    レッドラマンシュ    牡3    56.0    池添謙一
2    2    タガノエスコート    牡3    56.0    和田竜二
3    3    ゴールドローズ    牝3    54.0    秋山真一郎
4    4    マンクスホップ    牝3    54.0    幸英明
5    5    パーサヴィアランス    牡3    56.0    団野大成
6    6    セルバーグ    牡3    56.0    古川吉洋
6    7    ヴァンルーラー    牝3    54.0    松田大作
7    8    レベレンシア    牡3    56.0    横山典弘
7    9    カワキタレブリー    牡3    56.0    松山弘平
8    10    アストロフィライト    牝3    54.0    川田将雅
8    11    プレヴォール    牡3    56.0    岩田望来

○福永助手 「順調に仕上がりました。体は少し減るかもしれませんが、動きはいいですし、前進気勢も出てきました。ゲートがどうかですが、スムーズな競馬ができればですね」(競馬ブックより)

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f:id:yakifish:20200513045835g:plain ノワールドゥジェ(牝・宮田)父ハーツクライ 母プチノワール

土曜東京12R 4歳上1勝クラス(芝1800m)7枠12番 戸崎J

・在厩場所:美浦トレセン
・調教内容:26日に南Wコースで時計

宮田師「先週末も坂路コースを2本登坂させ、その内の2本目で時計を出しています。今週のレースへ向けて徐々に体と中身がフィットしてきた感じはしますし、気配は上がってきました。26日の最終追い切りは南Wコースで併せて行い、道中はノワールドゥジェが3馬身ほど先行して、勝負どころは外目に進路を取ると、最後は3歳1勝クラスの馬と馬体を並べて終えています。1週ごとに動けるようにはなってきているものの、良い時と比較すると少しハミを取る位置が遠いかなと思いますし、そのせいでノメるように走っているように見せますね。時計的には十分動けているので、質の部分をレース当日までになるべく改善できればと思います。少し間隔は空きましたし、多少の重たさは依然として残るものの、前走は今回と同条件で非常に良い走りを見せてくれましたから、改めてこの馬の力を出し切れば結果は付いてくると思います」(1/26近況)

助 手 23美坂良 56.8- 41.1- 26.8- 13.0 馬なり余力
助 手 25美坂良 63.7- 46.3- 29.7- 15.0 馬なり余力
助 手 26南W稍 83.8- 67.5- 52.6- 38.0- 12.0 馬なり余力 ドゥラドーレス(三歳1勝)馬なりの外0.5秒先行同入
助 手 28美坂良 63.6- 46.7- 30.2- 14.7 馬なり余力

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第1回東京1日目(01月29日)
12R 4歳上1勝クラス
芝1800メートル 混合 定量 発走16:25
枠    馬    馬名    性齢    重量    騎手
1    1    カランドゥーラ    牡4    56.0    田中勝春
2    2    カナロアガール    牝6    55.0    大野拓弥
2    3    シルブロン    牡4    56.0    北村宏司
3    4    ドラミモン    牡4    54.0    永野猛蔵
3    5    ディオスバリエンテ    牡4    56.0    C.ルメール
4    6    ヴィントミューレ    せ4    56.0    杉原誠人
4    7    シャドウエリス    牝4    54.0    M.デムーロ
5    8    サザンナイツ    せ4    56.0    伊藤工真
5    9    レベンディス    せ5    57.0    横山武史
6    10    ジュンブーケ    牝4    54.0    野中悠太郎
6    11    ノーダブルディップ    牡4    56.0    津村明秀
7    12    ノワールドゥジェ    牝4    54.0    戸崎圭太
7    13    クリノサンシャイン    牝5    55.0    江田照男
8    14    ヌンカプト    牡5    54.0    小林脩斗
8    15    ミッキーパンチ    牡5    57.0    田辺裕信

○宮田師 「前走は馬群を割って伸びた点は収穫だが、今回は休み明けで体に余裕がある。センスのいい馬で上手に立ち回ってくれると思うが、前走ほど強気にはなれない」(競馬ブックより)

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土曜日(1/29)に出走する出資馬の出走記事をまとめて。

スタートで出遅れた時はヒヤッとしましたが、道中、内々をソツなく立ち回り、直線は馬場の悪いところをお構いなしに突き抜けたアストロフィライト。心身共にまだまだ未完成ながら、ピッチの利いた走法でスッと加速して抜けてきた脚は間違いなく一級品。強い勝ち方をしておきながら、まだまだ伸びシロを感じさせる馬は久々です。

その後はNFしがらきでリフレッシュ。馬房で頭を擦る小アクシデントがあったも、デビュー戦の疲れ・反動が出ることはなかったですし、短期間でも馬体に成長が見られ、雰囲気が良い意味で一変。牝馬ながらカイ食いが良いことで鍛えた分がそのまま筋肉になっている印象です。

そして2戦目、ココに使うことが決まると、年明け早々に栗東・中内田厩舎へ。追い切りでは終始、中内田師が跨り、好感触を伝えてもらっていますし、1週前追い切りにあたる先週20日の追い切りでは川田Jが跨り、CWコースで悠々と追走先着。映像で動きを確認することが出来ましたが、デビュー戦で感じた力みが薄れ、フットワークにも少し伸びやかさが出てきた印象。そして川田Jからも良化ぶり(成長)を伝えてもらったのは心強いです。ただ、この追い切り後に少し疲れが出て、週末に時計を出すのを控え、回復を優先。最終追いは坂路で上がりをサッと伸ばした感じですが、フットワークは軽快。うまくリカバーできたと思いますし、仕上がり自体も良好。

先々を見据えると昇級戦+牡馬との1戦も難なくクリアして欲しいですが、10頭と手頃な頭数で外目の偶数枠はレースは進めやすそう。その反面、課題というか不安は1度実戦を経験しても、パドックや返し馬でピリピリし過ぎずに平常心を保てるかどうか。この点は厩舎での調教・追い切りだけでは掴めませんが、舞い上がることなく、レースでの操縦性に支障をきたさない程度で収まって欲しいです。

あとは川田Jの手腕でアストロフィライトをVロードへ導いてくれることを願うだけです。

現在1勝クラスにとどまっているも、素材はもっと上を目指せるものを秘めているノワールドゥジェ。前走は好発を決め、道中は馬群の中で追走して鞍上は引っ張り切りの手応え。そのまま直線を向くと、少し進路を探すロスこそなったも、最後は馬群から抜け出して押し切れると思ったのですが、そこをナムラカミカゼに差されてしまいました。それでもクラス2戦目で内容の濃いレースを見せ、緩やかながらも心身の成長を感じられたのは嬉しかったです。

その前走から3ヶ月ぶりの実戦となる今回。"左回りの芝1800m"に狙いを定めていますが、牧場での調整で少し誤算があったのは520キロ手前まで馬体重が増え過ぎての帰厩だった点。トレセンでは丹念に時計を出し、仕上げは進んでいますが、良い頃ののピリッとした感じに欠ける印象。それを補う意味でレース前日にも時計を出していますが、最終追いと前日追いの効果でどこまで変わってきてくれているか。馬体は少し増えているようですが、1桁増以内で収まって欲しいです。

また、相手関係に目を遣ると、プリンシパルS2着のディオスバリエンテ、コンスタントに使われてきて堅実な成績を残しているカランドゥーラが少し抜けた存在。完調手前のデキで対等に渡り合えるかとなると正直厳しい感じ。今回は地力と鞍上・戸崎Jの手腕に託しますが、ライバルたちにどこまで食らい付き、頑張り通せるか。前走で折角良い走りを見せたので、レースではその再現を狙い、仮に結果がもう1つでも、次に繋がる走りを見せてくれれば、今回に関しては及第点かなと見ています。