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コーナーでモタつくので広い東京へ替わるのはプラス。ただ、馬群の中での追走は良くない感じなので、スタートから1角までに前目の揉まれない位置を確保できるかどうかがポイント。ピリピリしやすい母系なので、初めての在厩調整での出走で馬体重の維持や当日のテンションも心配。崩れた前走から巻き返して欲しいも、強気にはなれず。★ノワールドゥジェ

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f:id:yakifish:20200513045835g:plain ノワールドゥジェ(牝・宮田)父ハーツクライ 母プチノワール

土曜東京5R 3歳未勝利(芝2400m)5枠10番 横山武J

・在厩場所:美浦トレセン
・調教内容:3日に坂路コースで時計

宮田師「2日に右トモ繋ぎの外側に外傷を負いましたが、獣医の見解も『追い切りは行って問題ない程度』と判断したため、3日に坂路コースで併せて追い切りを行いました。道中はノワールドゥジェが追走して、最後は相手に合わせるような形で楽に先着して終えています。全体時計で51秒台をマークしているように、かなり動けるようになりましたし、格上馬を煽るくらい迫力満点でしたよ。前走と前々走を比較してみると、やはり直線の長いコースの方がこの馬には合っているなと感じる内容でした。また、少し調教で周りをキョロキョロする面は残っているので、レース当日の雰囲気次第にはなるものの、反応を良くするためにゲート裏でメンコを取って出走することを考えており、これまで以上に終いの脚が使えると思いますから、ここで何とか初勝利を挙げたいですね」(2/4近況)

助 手 30美坂良 63.4- 46.2- 29.8- 14.7 馬なり余力
助 手 31美坂良 57.0- 41.0- 26.7- 13.3 馬なり余力
助 手 2美坂稍 63.0- 45.6- 29.9- 14.7 馬なり余力
助 手 3美坂良 51.8- 37.5- 24.7- 12.6 馬なり余力 グランスエーニョ(三歳1勝)強めを0.3秒追走0.3秒先着

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第1回東京3日目(02月06日)
5R 3歳未勝利
芝2400メートル 混合 馬齢 発走12:30
枠 馬 馬名 性齢 重量 騎手
1 1 テンサウザンドケイ 牡3 56.0 大野拓弥
1 2 イッツライフ 牝3 54.0 杉原誠人
2 3 ジェニーアムレット 牝3 54.0 三浦皇成
2 4 ドラコテソーロ 牡3 53.0 原優介
3 5 マイネルスキーブ 牡3 56.0 柴田大知
3 6 イモータルソウル 牡3 56.0 丸田恭介
4 7 モンテモナコ 牝3 51.0 小林脩斗
4 8 エクセレントタイム 牡3 56.0 丸山元気
5 9 トゥインクルタワー 牡3 56.0 嶋田純次
5 10 ノワールドゥジェ 牝3 54.0 横山武史
6 11 モンサンラディウス 牡3 56.0 木幡巧也
6 12 アレンシュタイン 牡3 56.0 C.ルメール
7 13 マジックビーム 牡3 56.0 田中勝春
7 14 マイネルヒッツェ 牡3 56.0 戸崎圭太
8 15 コスモザウル 牡3 53.0 宮崎北斗
8 16 ミラキュラスサイン 牡3 56.0 吉田豊

○宮田師 「前走はコーナーの多いコースと馬場も合わなかったです。在厩で調整してデキ落ちはないし、広い東京で改めて」(競馬ブックより)

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前走時、中山へのコース替わりを心配したノワールドゥジェでしたが、追い切りの動きの良さ+早めに動いていくことで対応可能だと見ていましたが、馬群の中での追走で動けず、そしてコーナー毎に徐々に置かれる形に。4角を回って直線を向いた時点で早くも圏外。大きく崩れることはないだろうと見ていましたが、9着に沈んでしまいました。

その後は放牧に出さず、在厩調整で3着と実績を残している東京戦へ。エンジンが掛かれば簡単には止まらない馬なので、距離の2400mは歓迎とまでは言いにくいも辛抱できそう。中間の調整に関してですが、冬場ということでチップか何かで右トモの繋ぎ部分に傷が出来たようですが、大事には至らず。ただ、今回は最終追い切りが坂路というこれまでとは違うパターン。攻め駆けするので毎回動きは良好ですが、この小さな変化がどう出るか。また、初めて続戦することになるので、その影響がどうか。ピリピリしやすい母系なので、馬体が細くなっていたり、目に見えない疲れから煩い仕草が目立ったりとパドックの雰囲気はよくよくチェックする必要はあるでしょう。

相手関係に目を遣ると、デビュー戦で馬券に絡む走りを見せているディープインパクト産駒2頭が強力。血統的に距離が延びるのは歓迎なタイプです。マイネルの父ゴールドシップ産駒2頭、ジャングルポケット産駒の1番も距離延長で渋太さが生きそう。

ノワールドゥジェは直線の長い東京コースへ替わりのはプラスでしょうが、前々走は外から被せられたりせず、プレッシャーを受けずに直線で脚を伸ばすことが出来たという背景があります。今回、スタート後、距離ロスを避ける為にインぴったりを追走することになってしまうと、前走時のように道中で動けなくなってしまい、早い段階で圏外ということも考えられます。枠は真ん中の偶数枠と最高と言えるところを引き当てたので、五分のスタートから1角までに前目の揉まれない(動ける)位置を掴み取って欲しいです。これが叶うかどうかが勝負の分かれ目になってくるように見ています。あとは『もう1度乗せて欲しい』と言ってくれた横山武Jの意気込み・手腕に期待。勝ち切るとなるとワンパンチ足りない気はしますが、最低でも掲示板には乗ってもらい、力のあるところ+長距離適性を示してもらいたいです。