・在厩場所:北海道・ノーザンファームYearling
Yearling担当者「この中間も順調に夜間放牧を行っています。冬季の夜間放牧を経て、骨量のある体にどっしりと張りのある筋肉が付いてきました。一回り馬体は大きくなったものの重さは感じられず、放牧地を撫でるように柔らかく走っています。スタミナ抜群で、群れで走り出しても最後の一頭になるまで走り続けていますよ。洗い馴致に関しても器が大きいのか、特に苦労したことはありませんし、このまま鞍付けも行っていく予定です。馬体のバランスもとても良く、数いるキズナ産駒の中でも胸を張れる一頭だと思っています。馬体重は404キロです」(8/15近況)
○馬体重 400キロ 体高 149.5センチ 胸囲 169.5センチ 管囲 20.7センチ(募集時)
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遅生まれなので小さいのは仕方ないも、体高が150センチを下回っていたのがちょっと気になって出資申し込みをするかどうかを悩んだウルトラブレンドの19。シルクやキャロットで募集された半兄たちがデビュー出来なかったことも頭を過ぎりました。
ただ、キズナ産駒の牡馬は体質が強いイメージがありますし、母は北米で11勝という活躍馬。配合がマッチすれば、大きいところを狙える馬へ育つ下地はあるので、これからの成長を大いに期待して出資申し込みすることにしました。生まれがもう少し早かったり、預託先が違っていたら、もっと人気になっても不思議ではない馬だと思います。
動画を見ると、トモの踏み込みは少し甘く、前脚の可動域はそこまで広くはないですが、リズミカルに歩いていますし、前脚の出は素軽く。小さい馬ですが、バランスが取れているので、小ささを感じさせません。現在のフォルムを維持し、しっかり筋肉が付いて来てくれれば、目を惹く好馬体へと成長してくれるでしょう。他馬に勝ち気な面はあるようですが、動画の様子では他馬がバタバタしていても、我関せずで堂々と振る舞えそうな感じ。あと顔の流星がカッコいいイケメンです。
募集締切後に近況が更新されましたが、『数いるキズナ産駒の中でも胸を張れる一頭』ということで期待値はアップ。セールストークであっても、放牧地で元気よく走り回っているのは確かでしょう。走ることが好きなのは競走馬生活に役立つ筈。
育成において、まずは馬体の更なる成長を促してもらい、他馬が進んでいるといっても惑われずにマイペースで乗り込み、鍛え上げていって欲しいです。