クールキャット
奥村師「その後の右前脚についてですが、指動脈の張りは落ち着いてきていましたし、スタッフが曳いての歩様チェックではだいぶ良化傾向にありました。ですので、先週末に跨って状態確認を行ったのですが、まだ歩様には違和感が残っている状況でしたね。挫跖の症状がしっかりと治まるまではもう少し時間が掛かりそうですし、28日にNF天栄へ放牧に出させていただきました」
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右前脚の挫跖が認められたクールキャット。その後、曳き運動での歩様はだいぶ改善してきたようですが、1度跨ってみたところ、歩様にはまだ気になるところが残っているとのこと。やはり仕切り直しが妥当ということで、7月28日にNF天栄へ放牧に出ています。
まずは無理することを避け、挫跖の完治を優先してもらわないといけません。1つの頓挫から負の連鎖が始まってしまうと厄介そのもの。また、早めに賞金の上乗せを目指すのは悪いことではありませんが、弱い相手に勝ってしまうと後々苦労しそう。1勝クラスの戦いでは後々大きいところを狙える馬と手合わせすることも考えられますが、経験を積みながら、地力を蓄えていってもらいたいです。