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昇級戦の前走では牡馬相手に内容の濃い3着。良い経験になったでしょうし、牝馬限定の今回は素直に前進を期待。決め手比べになると分が悪いので、早め早めに立ち回ることで後続の追撃を封じて欲しい。☆ルコントブルー

 

f:id:yakifish:20200513045835g:plain ルコントブルー(牝・勢司)父キズナ 母シェアザストーリー

日曜東京7R 3歳上1勝クラス・牝馬(ダ1800m)6枠12番 戸崎J

・在厩場所:美浦トレセン
・調教内容:24日に南Bコースで時計

勢司師「24日に南Bコースで追い切りを行いました。時計としては半マイルからしか計測できていませんが、ゴール板を過ぎた後も長めに流していますし、良い負荷の掛かった調教を行えたと思います。タイム的にも全体が51.7秒でラスト1ハロン12.3秒と、予定していたよりも速い時計で走ることが出来ましたし、動きの方も良かったと思いますよ。強い追い切りを行った後は地下馬道から引き上げてくる際に少しバタついたりと、馬は心身ともに未完成ですし強気にはなれないものの、状態は悪くありませんから、前走同様に頑張って走ってくれると思います」(6/25近況)

助 手 24南B稍 51.7- 37.4- 12.3 G前仕掛け

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第3回東京8日目(06月28日)
7R 3歳上1勝クラス
ダ1600メートル 牝馬 定量 発走13:15
枠 馬 馬名 性齢 重量 騎手 調教師
1 1 コンスタンティナ 牝4 55 江田照男
1 2 レッドヴァール 牝5 55 三浦皇成
2 3 チェインストーリー 牝3 50 木幡育也
2 4 タイセイプルミエ 牝3 52 木幡巧也
3 5 ミツカネラクリス 牝4 55 嘉藤貴行
3 6 ジェイエルフラッグ 牝4 52 小林凌大
4 7 アレグレモエティー 牝4 55 武士沢友
4 8 ココラ 牝3 50 藤田菜七子
5 9 ニーズヘッグ 牝3 52 横山典弘
5 10 フローズンナイト 牝4 52 原優介
6 11 フレンドアリス 牝5 55 内田博幸
6 12 ルコントブルー 牝3 52 戸崎圭太
7 13 セイウンシェリー 牝4 54 岩田望来
7 14 ギャラクシーソウル 牝3 51 斎藤新
8 15 プリンサン 牝3 51 菊沢一樹
8 16 スイーツビュッフェ 牝4 55 津村明秀

○勢司師 「昇級緒戦でクラスにメドの立つ走り。ワンペースだが、展開が向けば今回も楽しみ」(競馬ブックより)

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デビュー戦から牝馬限定戦を選んで使ってきていたルコントブルー。前走も最初は京都の牝馬限定の1勝クラス(ダ1800m)へ向かう予定でしたが、新型コロナウイルス感染症の拡大防止の為、他ブロックへ使えなくなったので、東京のダ1600mへ回ることに。関東馬同士とはいえ牡馬を相手に昇級して即通用するとは思えず、タイトな競馬になって戦意喪失してしまうことまで頭にありました。実際、レースでは1番人気のキタノオクトパスのプレッシャーが強く、直線は外から蓋をされる形になり、一瞬、進路が狭くなる場面も。2頭に挟まれ、躊躇して下がってしまうを覚悟しましたが、前走時のパートナー・C.ルメールJの叱咤激励に反応して、内から渋太く抵抗。最後は捻じ伏せられ、直線で外から伸びてきたファイヴレターにも交わされての3着に終わりましたが、大崩れすることなく内容の濃いレースに満足感は強かったです。

前走後はNF天栄でリフレッシュ。移動当初はしっかり走った疲れが見られましたが、日にちの経過と共にそれは解消。坂路でハロン15~14秒のところを丹念に乗り込み、状態を押し上げて美浦へ戻ってきています。

帰厩後は早速時計を出すことが出来ていますし、追い切りを丹念に消化。最終追いは4ハロンからの時計となりましたが、ゴール後も少し伸ばすなどルコントブルーにしては意欲的なもの。ひょっとしたら馬体に余裕があるのかもしれませんが、このひと追いでグンと上向いてきてくれればと思います。

今回は前走と同じ東京・ダ1600m。古馬と一緒に走ることになりますが、ここは牝馬限定戦での1戦に。同世代とは言え、牡馬相手にあれだけやれれば、クラス2戦目の今回は順当に前進出来る筈。52キロという斤量のアドバンテージも大きいでしょうし。また、前走時はゲート出は速くなかったですが、芝スタートでもスッと行き脚が付いて、道中は3番手で進めることが出来ました。心身が大人になってくれば、芝に是非使って欲しいです。

相手関係に目を遣ると、1番のライバルとなるのは同世代で前走時の走破時計が優秀なニーズヘッグ。決め手は相手の方が上かも。また、古馬では初ダートとなるレッドヴァールが不気味。このクラスの芝では安定して駆けていますし、母系からはダート替わりがプラスに働きそう。こちらも決めて比べになるとルコントブルーには分が悪いかもしれません。

今回も戦法とすれば、前々でレースの流れに乗る正攻法の競馬でしょう。前走は決め手の差が出た結果でもあるので、今回は早めに前を捉えにいき、そのまま抜け出して押し切りを図る競馬を見せて欲しいです。ゲートと他馬の出方次第ではハナを奪っても良いかもしれません。大崩れはないと思いますが、最後の詰めで何とか追撃を凌いでもらいたいです。