クールキャット
・在厩場所:美浦トレセン
・次走予定:第3回東京開催
・調教内容:3日に南Wコースで時計
奥村武師「先週帰厩させていただいた後は徐々に時計を出し始めており、3日には南Wコースで追い切りを行いました。新馬同士で併せて行い、最後まで楽な手応えをキープしたまま駆け抜け、馬体を並べる形でゴールしています。普通キャンター時よりも速いところを行った時の方が動きは良く見せますし、今回の走りもしっかりしていて良かったと思いますよ。この感じなら東京4週目の芝1600m、もしくは芝1800mのどちらかでのデビューを目標に進めていくことが出来そうです」(6/4近況)
助 手 29美坂良 62.3- 45.9- 30.0- 14.6 馬なり余力
助 手 31南W稍 57.8- 42.3- 13.7 馬なり余力
助 手 3南W良 40.5- 12.2 馬なり余力 ノースブリッジ(新馬)馬なりの内同入
ベルエポック
・在厩場所:福島県・ノーザンファーム天栄
・調教内容:週2回坂路コースで15-15、残りの日は軽めの調整
天栄担当者「今週から坂路コースのペースをさらに上げており、ハロン15秒まで脚を伸ばしています。動きはまずまずですし、脚元の状態も変わりなく来ていますが、引き続き焦らずに進めていければと思います。馬体重は527キロです」(6/5近況)
ドゥラモンド
・在厩場所:福島県・ノーザンファーム天栄
・次走予定:第2回福島開催
・調教内容:週2回坂路コースで14-13、残りの日は軽めの調整
天栄担当者「今週の登坂回数は週2回だけですが、健康状態に問題はありません。もう数週間こちらで乗り込んでから送り出すことになると思いますが、良い形で動きは上向いてきていますし、このまま調整していければと思います。馬体重は469キロです」(6/5近況)
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クールキャットは軽めの内容ながら帰厩後から順調に追い切り本数を重ねています。見た目は若干重苦しさを感じる馬体ですが、ドタバタ走る感じではないのでしょう。また、牝馬特有の繊細さはクールキャットに関してはそんなに懸念しなくて良いのかなと思います。
右前脚の歩様に違和感が出た時は立て直すのに時間が掛かるかなと見ていたベルエポックですが、坂路でのペースをハロン15秒まで更に上げてきましたが、脚元の我慢が利いているのは何より。ただ、楽をさせて馬体重が増えているので、それを解消していくのにじわじわ運動量を増やしてもらえればと思います。
ドゥラモンドは次の福島開催でのデビューを予定ですが、数週間こちらで乗り込んでからということなので、勝手な解釈では福島の最終週あたりかなと。この中間は坂路入りを1本少なくしていますが、その分、2本共に終いを13秒まで伸ばしています。徐々に体力は付いてきたと思うので、乗り込みを重ねて動きの質を高めてもらいたいです。