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ダート替わりで相手関係は幾らか楽になる筈。ただ、砂を被ったり、馬群で揉まれる形になった時は一気に集中力を欠いてしまいそう。芝スタートを味方にダートへ入るところまでに前目の揉まれない位置を確保して欲しい。☆エルスネル

f:id:yakifish:20200513045835g:plain エルスネル(牡・西園)父ロードカナロア 母サンドミエシュ

日曜阪神4R 3歳未勝利(ダ1400m)4枠7番 西村淳J

・在厩場所:栗東トレセン
・調教内容:3日に坂路コースで追い切り

西園師「3日に坂路で追い切りました。古馬1勝クラスのアスカリと併せてテンから負荷を掛けて行いましたが、格上相手に最後まで引けを取らず、良い動きをしていましたよ。この馬なりにしっかりしてきていると思いますし、成長が感じられます。これまで芝を主体に使ってきましたが、追い出してからもうひと伸び出来ないことから、今回はダートを試してみたいと思います。コーナーが4つのダ1800mより、芝スタートのダ1400mの方がスッとスピードにも乗っていけるでしょうから、6月7日の阪神・ダ1400mに西村淳Jで投票させていただきました。引き続きブリンカーを着けますが、調教ではその効果がそこまで感じられなかったものの、前走は行きっぷりが良くなっていましたから、1400mでもスッと流れに乗っていけると思います。初めてのダート戦ですし、嫌気が差さないよう砂を被らない位置でスムーズなレースをしてもらいたいですね」(6/4近況)

助 手 31栗坂稍 56.7- 39.9- 25.3- 12.3 一杯に追う
助 手 3栗坂良 52.3- 37.7- 24.7- 12.6 一杯に追う アスカリ(古馬1勝)一杯と同入

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第3回阪神2日目(06月07日)
4R 3歳未勝利
ダ1400メートル 馬齢 発走11:20
枠 馬 馬名 性齢 重量 騎手
1 1 エナジーループ 牝3 51 亀田温心
1 2 モズピンポン 牡3 56 坂井瑠星
2 3 アスピラール 牡3 55 富田暁
2 4 サーコ 牡3 56 国分優作
3 5 カヴァート 牡3 56 川須栄彦
3 6 ルアスドゥーナッハ 牡3 56 小崎綾也
4 7 エルスネル 牡3 56 西村淳也
4 8 シールド 牡3 55 斎藤新
5 9 ゲンパチアイアン 牡3 55 団野大成
5 10 グレアミラージュ 牡3 56 吉田隼人
6 11 アズマオウ 牡3 56 松若風馬
6 12 サウンドアベニュー 牡3 56 高倉稜
7 13 メイショウヘシキリ 牡3 56 幸英明
7 14 リュヌドミエル 牝3 54 松山弘平
8 15 スワッグレコード 牡3 56 菱田裕二
8 16 サンライズアルコン 牡3 56 加藤祥太

○西園師 「目先を替えてダートに。攻めは動くし、変わり身を」(競馬ブックより)

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これまで芝の1600m~1800mに使われてきたエルスネル。道中では急に突っ張った走りになるなど随所に幼い面を覗かせながら、直線でバラけるともうひと伸びするように全力を出し切っていない様子。追い切りでは水準級に動くことは出来るのですが、集中力を維持するのが難しいんでしょうねえ。それでもここ2戦は連続して6着。優先権確保まであと1歩ともどかしい結果ですが、ソコソコ相手が揃っている中での結果なので未勝利を勝てるチャンスは十分あると思います。

前走後は節を稼がないとダメなので一旦NFしがらきへ放牧に。帰厩するタイミングで少しチグハグなところはありましたが、エルスネル自身も目に見えない疲れがあって、状態アップに時間を要してしまいました。そして状態が上向いてきたところで栗東へ戻ってくることが出来ました。

5戦目となる今回は目先を替えてダートへの挑戦。牡馬とすれば非力な馬体ではありますが、芝ではワンパンチ足りない・バテないも速い脚に欠けることから決断したんでしょう。ただ、距離を1ハロン詰めてきたのは予想外。これまで芝を使ってきた馬なので芝スタートのアドバンテージはあるかもしれませんが、ゲートの不安定さは残りますし、スタートで置かれると追走で手一杯に終わってしまいそう。また、ブリンカーを装着しているとはいえ、砂を被ると気難しさを露呈する恐れも。新味を求めていって、墓穴を掘らなければ良いのですが…。

まあ、ここで距離を詰めてきたのは、仮に今回凡走しても、ダ1800mならさほど節を必要としないので、節が足りている今回は短いところを試そうということなんでしょう。

相手関係を見ると、レベルの高い1戦とは言えないも、展開次第で何が突っ込んできても不思議ではない混戦模様。エルスネルも条件替わりが嵌ってくれれば、勝ち負けまであるかもしれませんが、やはりエルスネルの集中力次第。芝スタートからダートへ入るところまでで前目の揉まれない位置をキープ出来ているか。スタートが非常に重要になってくると思います。