レッドマグナス（牡・緒方）父ドゥラメンテ 母シックスイス
2023.06.23
函館競馬場/緒方努厩舎
今日（金）函館競馬場ウッドチップコースで追い切りました。
函館ウッド 68.4-54.5-40.2-13.5 一杯
緒方調教師「今朝（金）小沢大仁ジョッキーが騎乗し、ウッドチップコースで最終追い切りを消化しました。3コーナーから肩ムチを入れて促し、直線もステッキを入れて一杯に追ったのですが、どうも集中し切れていないというか走り切っていない感じだったようで、上がってからもすぐに息が入ったとのこと。函館での追い切りが初めてだっただけに周囲を気にしたのかもしれませんし、ジョッキーが『レース間隔が少し空いているせいか、体が若干重めに感じました』と言っていたそうなので、このひと追いで変わってくれることに期待したいですね。右トモの浮腫に関しては小康状態を保っていますが、完全に治り切らないあたり、まだ体質の弱さが残っているのでしょう。その辺も含めて、心身ともにまだまだ成長途上なのだと思います。今回は地方交流競走で5着以内に入っても次走の優先出走権は発生しないため、勝たなければ意味がありません。できればここでキッチリ結果を出して、ゆっくり休ませて成長を促すことができれば…と考えています。今回もブリンカーとコンプレッションフードを装着し、耳覆いは外すつもり。揉まれない競馬で力を出し切れれば、自ずと結果は付いてくるはずです」
※6月28日（水）門別8R・フェルカド特別（地方交流・ダ1700m）を小沢大仁騎手で予定
2023.06.22
函館競馬場/緒方努厩舎
昨日（水）函館競馬場ウッドチップコースで調整しました。
本日（木）函館競馬場の角馬場で調整しました。
緒方調教師「予定通り先週の土曜日に栗東トレセンを出発し、翌日（日）函館競馬場に到着。ちょうど函館に臨場していたので到着後の状態を確認したのですが、元気一杯でしたよ。目標にしていた6月28日（水）門別・フェルカド特別は、JRA所属の出走馬として選出されています。JRAの出走枠が6頭だったのに対して、申込は11頭。選出の際の順位が低い3節以下の馬が多くいたようで、4節以上持っているマグナスは問題なく選出されました。ジョッキーは騎乗経験のある小沢大仁騎手を指名。実戦で一度乗っていて癖は掴んでいるはずですし、今週の追い切りにも跨って感触を確かめてもらおうと思っています。全休日明けの火曜日から騎乗調教を開始しました。火曜日と水曜日は角馬場で4～5周ハッキングを踏んだ後、普通キャンターでウッドチップコース1周半のメニューを消化。今朝（木）はマンネリを防止する意味で角馬場でのフラットワーク中心のメニューにしました。現地のスタッフによると、『環境が変わったせいか、周囲を気にして集中力に欠けている』とのこと。調教を重ねていくうちに、そのあたりが解消してくるといいのですが…。右トモについては小康状態を保っていて、相変わらず歩様にも見せていないようですから、毎日しっかりケアしていれば問題ないでしょう。来週水曜日の出走となったことから、追い切りは明日（金）消化する予定。小沢ジョッキーを乗せて5ハロンからビッシリやるつもりです」
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まずは狙い通り、本日２８日の門別・フェルカド特別へ出走が決まったレッドマグナス。７頭立てと頭数が落ち着いたのは良かったですし、正直、相当レベルの低い組み合わせ。勝ち上がるには絶好の機会かと思いますが、個人的には最内枠に入ったのが心配。スタートを決めることが出来るかどうかが大きな分かれ道になりそう。
スタートを五分（スンナリ、ハナを奪って）に出て、時計の掛かる馬場＋相手関係を味方に好走できるでしょうが、後手を踏んでしまうと、そのロスを挽回して勝てるような力は正直ないかなと思います。小沢Ｊは以前にも騎乗してもらっていますが、その際も最内枠でハナヘは行けなかった事実があるので、今度は騎乗経験を生かし、スタートを決め切って欲しいです。
体調に関しては、掴みにくところはありますが、最終追いはビシッと追うことは出来ています。あとは集中力を欠きやすい馬なので、初めての競馬場やナイター（薄暮）にどこまで戸惑ってしまうか。レースに関してはＶＴＲで見ることになると思いますし、見ることが出来ないパドックでは集中できていることを願うばかりです。また、５着以内を死守しても次走の優先権はないので、失速することを恐れずに強気に攻めていって欲しいです。
