ピクシーナイト（牡・音無）父モーリス 母ピクシーホロウ
・在厩場所：栗東トレセン
・調教内容：15日に坂路コースで時計
・次走予定：2月26日の阪神・阪急杯（G３）・戸崎Ｊ
音無師「今週はレース1週前と言うことで、レースに騎乗する戸崎圭太騎手を背に追い切りました。道中はピクシーナイトが追走し、途中から3歳1勝クラスの馬に併せてクビ差遅れています。ジョッキーは『終いの反応を確認する程度でしたが、オープン馬らしくゴーサインを出すと反応良く伸びてくれました。久々の感じは否めなかったものの、このひと追いでピリッとしてくるでしょう』とコメントしていました。雪の影響で馬場が悪かったことを考えれば、全体・終い共に好時計をマークしてくれましたが、ジョッキーの感触としては、仕掛けてからの反応がまだ少し鈍かったようですね。さすがに1年以上ブランクが空いていますから、物足りなさがあるのは仕方ないと思います。ジョッキーが騎乗したことで、馬自身もピリッとしてくるでしょうから、来週もそれなりに負荷を掛けてレースに臨む予定です」（2/15近況）
助 手 12栗坂良 57.5- 43.0- 29.0- 14.5 馬なり余力
戸 崎 15栗坂不 52.4- 37.8- 24.1- 12.1 末強め追う フラッシングレート（三歳１勝）馬なりを0.3秒追走クビ遅れ
・在厩場所：栗東トレセン
・調教内容：軽めの調整
音無師「15日の追い切り後は特に問題なく、昨日は厩舎周りの運動でコンディションを整えました。そして、本日は坂路を軽く1本登坂したのですが、止め際に左トモの歩様が気になったことから、厩舎に戻ってすぐに獣医師に診てもらったところ、骨や筋に異常は確認できませんでした。現状ははっきりとした原因は掴み切れないものの、帰厩前にリンパ管炎を発症した経緯があり、それが再発した可能性も考えられますので、もう少し時間を置いてから改めて獣医師に診断してもらうことになっています。レース1週前でこのようなことになってしまい、歩様にもはっきりと見せていることを考えると、阪急杯への出走を断念するしかありません。ここまで順調に進められていただけに誠に残念ですし、来週のレースを心待ちにされていた会員の皆様には申し訳なく思います。この後は一旦牧場へ戻す方向ですが、目標としている高松宮記念に向かうかどうかは、馬の状態を最優先に判断させていただきます」（2/17近況）
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２６日の阪神・阪急杯への出走へ向け、１週前追い切りとなる１５日は栗東へ来ていた戸崎Ｊを背に坂路での併せ馬を敢行。タフな馬場で僚馬を捉え切るところまでは行きませんでしたが、食らい付く動きを披露。このひと追いで更に良くなって来てくれると思っていたのですが…。
１７日に坂路へ入れたところ、止め際に左トモの歩様に違和感を確認。早速、獣医師に診てもらうも、原因は掴み切れず。入厩前に発症したリンパ管炎の再発を含め、色んなことが想像できます。そんな中、一過性のもので大事に繋がらないことを願うばかりです。今後は近日中にＮＦしがらきへ放牧に出て、高松宮記念での復帰を選択肢に残すも、マイペースを崩さずに不安箇所の治療・回復を続けてもらえればと思います。
