アンティーゾ
・在厩場所：北海道・ノーザンファーム早来
・調教内容：週6回屋内坂路コースでハロン15～18秒のキャンター1～2本、残りの日は軽めの調整
担当者「この中間は坂路主体の調教メニューで乗り運動を行っています。週1回は1日2本登坂させていますが、持ったままの手応えで勢い良くチップを蹴り上げる様子から、馬格の通りやはりパワーは有るかなといった印象です。乗り込みながら体重が増えているように今は状態が良いですから、この波を崩さずに進めていきたいところですね。馬体重は５６４キロです」（8/26近況）
ボールドゾーン
・在厩場所：北海道・ノーザンファーム早来
・調教内容：週3回屋内坂路コースでハロン14～17秒のキャンター1～2本と角馬場、週3回周回コースでハッキング2700ｍ
担当者「引き続き坂路コースと周回コースでの乗り込みを織り交ぜながら調教を進めています。馬体に緩さはまだあるものの、終いまで良い脚取りで上がってきますし、動きは週毎に良くなっています。ただ、気持ちの昂ぶりから額と鼻をぶつけてしまい外傷を負ってしまったので、気性面は注意が必要ですね。幸い傷は小さいものですから、近々移動も視野に入ってくるかなと思います」（8/26近況）
アルプスソング
・在厩場所：北海道・ノーザンファーム早来
・調教内容：ウォーキングマシン
担当者「この中間はレントゲン検査を行い、獣医師に患部をチェックしてもらいました。獣医師の話では、『特に状態面に問題ありませんが、骨がしっかりとくっつくまではこのメニューで進めた方が良さそうですね』とのことでした。ですから、もう少しこのメニューで進めて行く予定ですが、患部の回復次第では来月下旬より次のメニューに移れそうです。引き続き無理をせずに、馬の状態に合わせて進めていく予定です。馬体重は５２０キロです」（8/26近況）
サンサルテーション
・在厩場所：北海道・ノーザンファーム早来
・調教内容：トレッドミルで軽めのキャンター
担当者「この中間もトレッドミルでのキャンターを行っていましたが、左前脚をどこかでぶつけて打撲してしまったようで、膝に腫れが見られたので軽めのペースに落として様子を見ています。程度としては軽いものなので大きな心配は要りませんが、引き続き脚元の状態には気を付けて進めていきたいと思います」（8/26近況）
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アンティーゾは意欲的に坂路で乗られていますが、だいぶブレずに駆け上がることが出来るようになってきた様子。元々パワーは十分なタイプですが、ここから馬体を引き締めていく中でスピード感も出てきて欲しいです。
ボールドゾーンは中身が整ってきたことで、良くも悪くも活気が出てきた様子。この中間には気持ちの昂ぶりから額と鼻をぶつけてしまい外傷したようですが、大事に繋がらずに良かったです。ただ、今後は定期的にリフレッシュさせ、落ち着きを保てるように努めて欲しいです。
アルプスソングはこの中間、骨折箇所の検査を行ったようですが、骨がしっかりくっつくまでは無理を控えた方が良いとのこと。その為、もう少しの間は現状のメニューを続け、次のステップへ移行できるタイミングを図っていってもらえればと思います。ここまでは良い流れで来ているので、焦ることで流れを悪くしないように。
サンサルテーションは少し前に歩様が乱れたかと思いますが、この中間には左前脚をぶつけた様子。ひとまず腫れが残っているぐらいで大きな心配は要らないようですが、結構狭いところが苦手な馬なのかな？
