アンティーゾ（牡・国枝）父エピファネイア 母ヒカルアマランサス
・在厩場所：北海道・ノーザンファーム早来
・調教内容：週3回屋内坂路コースでハロン15～16秒のキャンター1～2本と周回コースで軽めのキャンター2700m、週2回周回コースで軽めのキャンター2700m、残りの日は軽めの運動
担当者「先月からモタれ癖が強く出てきたので、その点を修正しながら進めてきているものの、緩さがあることに加えて依然として頭に重たさが残っていますから、走りにメリハリが付いてこないですね。昨年からペースを上げているとは言え、坂路でのコントロール性が高まってこないですし、早めから送り出せそうな感覚でいましたが、あまり焦らずに心身共にじっくりと様子を見ながら進めていった方が良いのかもしれません。それでも、定期的に休みを挟みながら進めていることで、筋肉量は増えてフックラと見せているのは良い傾向ですから、この馬なりに成長してきているところもあるのは確かですよ。それに、周回コースを多めに入れているので、中身も段々と良くなってきたのかなと思います。馬体重は５１０キロです」（2/1近況）
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２歳馬中でも期待値は１～２番のヒカルアマランサスの２０ことアンティーゾ。ここまで意欲的に乗り進めてきましたが、走りのリズム・バランスがもう１つ。時計は出ているのですが、バタバタ＆ドタドタ走っているだけで余裕はなし。こういう感じで追走していたら、脚が溜まる筈がありません。
ですので、早期移動・早期デビューは横に置いといて、ハロン１６～１７秒ぐらいのところをコツコツ乗り込むことで背腰・トモの強化に努めて欲しいところ。そして上体を起こして走れるようになることで良い意味でのドッシリ感が出てきてもらえればと思います。
今後の活躍を左右するとは大げさかもしれませんが、あと１～２ヶ月でどこまで軌道修正してくるのか注目していきます。ただ、無駄な怪我や故障はまず避けねばなりませんから。
