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出資しているシルクとロードと東サラのお馬さん情報が中心。(有)シルクホースクラブ&(株)ロードサラブレッドオーナーズ&(株)東京サラブレッドクラブのHP掲載の情報の転載・画像使用の許可を得ています。

シルクなお馬さん(2歳牡馬・関東)

f:id:yakifish:20200513045835g:plain アンティー

・在厩場所:北海道・ノーザンファーム早来
・調教内容:週3回屋内坂路コースでハロン15~16秒のキャンター1本と周回コースで軽めのキャンター2700m、残りの日は周回コースで軽めのキャンター2700m

担当者「この中間も坂路コースと周回コースを併用して調整を行っており、坂路調教のペースはハロン15秒を切るぐらいまで進めています。左右のモタれはかなり改善してきましたし、頭の重さも解消してきてバランスが取れるようになってきました。ただ、まだ軸がしっかりしておらず、走りがブレてしまいますから、もう少し操縦性が良くなればいいですね。馬体に関しては、暖かくなってきたことで馬自身も楽になったのか、だいぶフックラと見せるようになってきました。精神面は変わらず落ち着きを保っていますが、最近は雪が解けて景色が変わってきたせいで、周りを少し気にしているようです。当初のイメージよりも、心身共にまだ弱さを抱えているのかなという印象を受けますが、エンジンは良いものがあると感じていますし、焦らず進めていきます。馬体重は512キロ」(4/15近況)

f:id:yakifish:20200513045835g:plain エディストーン

・在厩場所:北海道・ノーザンファーム空港
・調教内容:ウォーキングマシン

担当者「その後もウォーキングマシンの運動を継続しています。患部の腫れは徐々に引いてきていますが、ぶり返すことがないように、しばらくは軽めの運動に止めておきたいと思います。ここで改めて、ここまでの本馬の印象をお伝えすると、ハーツクライ産駒らしい雄大な馬体と、そこから繰り出される飛びの大きな走りが長所であると感じています。ただ、現状はまだその馬体に見合った筋力が付いていないため、表裏一体である緩さの目立った走りになっていました。その部分を解消していくために、しっかり乗り込んでいきたいという思いがある反面、脚元の不安が付きまとうという側面もありますので、調教を再開した暁には、その両方のバランスを上手く取りながら、進めていく必要があるでしょう。ですから、脚元が順調に回復したとしても、移動は夏以降になるのではと思っています。馬体重は509キロです」(4/15近況)

f:id:yakifish:20200513045835g:plain サンデュエル

・在厩場所:福島県ノーザンファーム天栄
・調教内容:週3回坂路コースで軽めのキャンター、残りの日は軽めの調整

天栄担当者「先週こちらへ無事に移動してきており、しばらくは軽めに動かしつつ様子を見ていましたが、ゲート試験による大きな疲れは見られませんでした。ですので、今週から坂路コースでの運動を行っていて、ハロン17秒くらいで動かしながらこちらの環境にも慣らしつつ進めているものの、今のところこれと言った問題は見られませんね。馬体重は490キロです」(4/15近況)

f:id:yakifish:20200513045835g:plain トラマンダーレ

・在厩場所:北海道・ノーザンファーム早来
・調教内容:週3回屋内坂路コースでハロン15~16秒のキャンター1本と周回コースで軽めのキャンター2700m、週2回周回コースで軽めのキャンター2700m、残りの日は軽めの調整

担当者「この中間も坂路コースと周回コースを織り交ぜながら乗り込みを行っています。調教では相変わらず反応も良く、しっかり動くことが出来ていますが、馬体面ではボリュームがもう少し出てきて欲しいなという印象です。しっかりと乗り込みをこなす中で、飼い葉食いは良くも悪くも変わっていないので、状態を見ながら調教・飼い葉量を調整しつつ進めていきたいと思います。気性面では坂路でのペースアップに応じて、テンションも上がりやすくなってきましたので、今後は気を付けながら進めていきたいと思います。6月頃の移動を目標に進めていく方針のため、引き続き馬の状態を見て、定期的にリフレッシュを与えながら、ペースアップを図っていきたいと思います。馬体重は444キロです」(4/15近況)

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アンティーゾは調教動画を見ても、少しずつ走りに纏まりが出来てきて、行儀よく走れるように。走ることへの前向きさはあるので、気持ちが悪い方へ向く可能性は少ないと思います。あとは根気よく調教を続け、内面からしっかりしてきてくれれば、更に動きの良化は見込めるでしょうから。

エディストーンはこの中間も捻挫からの回復を図る為、ウォーキングマシンのみの運動。腫れ自体は少しずつ良くなっているので、完治まで慎重を期してもらえればと思います。柔らかい身のこなしは魅力的なのですが。

サンデュエルはゲート試験合格後、NF天栄へ移動していますが、ゲート練習等の疲れは問題ない範囲。まずは新しい環境にしっかり馴染んでもらい、その後に騎乗運動を強化していってもらえればと思います。

トラマンダーレの課題は馬体重増。まだまだ周りに気を遣ったり、神経質なところをみせたりするのでしょう。ですので、ドシッと構えることが出来るように精神面でゆとりを持たせることを意識してもらえればと思います。動きに関しては時計も出ていますが、首を上手に使った身のこなしの良さは好印象。実戦の芝へ行って更に良さそうに思うので、今の内に溜めが利いた走りを完璧に習得してもらいたいです。