ヴィースバーデン(牝・角居)父ディープインパクト 母ワイルドココ
11月23日(月)阪神12R・3歳上1勝クラス・混合・芝1400mに川須Jで出走。18頭立て11番人気で2枠3番からハイペースの道中を16、16、16番手と進み、直線では外を通って0秒6差の11着でした。スタートでダッシュ付かず1馬身の不利を受けました。馬場は良。タイム1分22秒0、上がり35秒2。馬体重は6キロ減少の430キロでした。
○小滝調教助手 「序盤は幾らか忙しいのかな・・・と。それでも最後はジワジワ来ていました。スムーズに進路が取れれば、もう少し上位に来られたかも。着順ほど大きな差は無かったですからね。中間はジョッキーとも意見を交わして、馬具や調教コースにも工夫を凝らす形。劇的には変わらぬものの、今後も探って行けたら・・・。まずはレース後の様子を確認しましょう」
☆★情報と画像は(株)ロードサラブレッドオーナーズのHPより☆★
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レース後も特に異常は認められません。現在は心身のリラックスに重点を置いた調整。馬自身の状態に応じて追い切りを行ない、12月12日(土)中京・3歳上1勝クラス・混合・芝1400mもしくは12月12日(土)中京・豊川特別・芝1600mもしくは12月13日(日)阪神・3歳上1勝クラス・混合・芝1800mに予定しています。
○酒井調教助手 「諦めずにラストまで走り切る格好。着順こそ奮わぬものの、内容は良化しています。大きなダメージも無さそう。続戦予定です。中京と阪神を含め、似た条件が3鞍。ゲートインの可能性が広がるだけに、再来週へ向けて進めて行きましょう」
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東京戦を除外になり、1週スライドして阪神戦へ臨んだヴィースバーデン。マイナス6キロと馬体重は減ってしまいましたが、そこまで細くは見せずに許容範囲。悪くない状態でレースへ使えたと思います。
レースぶりですが、スタートでワンテンポ立ち遅れると行き脚が付かず。初めての1400m戦でそこそこレースが流れたので、道中は追走に戸惑っている感じが窺えました。ただ、川須Jはバタバタせずに末脚に賭ける競馬を選択。折り合いは付いていましたし、3角過ぎからの押し上げて行く雰囲気は良かったと思います。あとは馬群がもう少し縦長になってくれていれば、勝負どころから外々を回し過ぎることはなかったのですが…。そうすれば、もう少し上位へ食い込むことが出来たかなと思います。
まあ、それでも最後までジリジリと脚を繰り出していたのは好印象。立ち遅れて揉まれない形が良かったのかな? 走ることに集中できるようにしてあげれば、距離の融通は利きそうです。あとは馬体重が増えていってパワーアップが叶って欲しいです。
レース後のヴィースバーデンは続戦態勢。3場開催ということで、優先権がなくても、出走が叶う可能性は高いでしょう。すぐに結果が伴わなくても、最後までしっかり走り切れるようになれば、コツコツと賞金を稼げるようになれるでしょうし。そして1勝クラスは何とか卒業できるようになって欲しいです。