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未勝利だと力上位だと確信していたも、早めに2着馬に来られて外から被せられたのが誤算。内から抵抗して食い下がりましたが、4角で前へ出られると反撃する脚は残っておらず。優先権確保の5着に残るのが精一杯。★ロコポルティ

f:id:yakifish:20200513045835g:plain ロコポルティ(牡・西園)父ヘニーヒューズ 母サダムグランジュテ

土曜阪神1R 2歳未勝利(ダ1800m)5着(1番人気) 富田J

互角のスタートから二の脚を活かして2番手を追走します。3コーナーから押し上げて行き、最後の直線で懸命に追われますが、目立つほど伸び切れず、5着でゴールしています。

西園調教師「9月の中京以来のレースとしては太目感はなく良い状態で出走させることが出来ましたが、前回内ラチへ突っ込んでしまったことを考慮し、気持ちの面で目一杯には攻め込まず、やや余裕を残してレースに臨みました。レースでは良いポジションで流れに乗っていくことが出来ましたが、勝負どころで両サイドから挟まれて厳しい競馬になりましたし、距離も少し長いのかもしれません。レース後、富田騎手に聞いたところ、『厳しい競馬でしたが、最後まで気持ちを切らさず走ろうとしていましたし、9月以来のレースだったことを考えると、上積みから次は更に良くなってきそうです』と話していました。初戦のような気難しいところは全く見せていなかったですし、一度使った上積みから次はもっと良い走りを見せてくれると思います。レース後も問題なければそのまま続戦させたいと考えていますので、トレセンに戻ってからしっかり状態を確かめておきます」(レース結果)

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【次走へのメモ】

腹回りには少し余裕。内の様子を見ながらジワッと行かせて2番手。道中も手応え良く追走していたが、4角で2着馬に先を越され、直線は流れ込み。(B誌)

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・在厩場所:栗東トレセン
・調教内容:軽めの調整
・次走予定:12月20日阪神・ダ1400m(北村友J)

西園師「トレセンに戻って状態を確認したところ、大きなダメージはなく体調も問題ありませんでした。今週いっぱいは軽めの調整に控え、その後も問題なければ、中2週空けて12月20日阪神・ダ1400mに向かう予定です。初戦のような気難しいところは見せなかったですから、次走の鞍上につきましては、北村友一騎手に依頼しています」(12/2近況)

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調教再審査合格後の出走で幾らか追い不足、メンバーを見渡すと意外と揃っているなど不安点はありつつも、デビュー戦の落馬前までのパフォーマンス、そのレースを勝ったタイセイアゲインのその後の活躍から未勝利では力が違うモノと思っていたロコポルティ。マイナス2キロでの出走でしたが、お腹回りはまだ余裕のある感じ。肌艶は良かったので体調自体は良かったと思います。

大外枠だったロコポルティは五分のスタートから二の脚も上々。スッと先行態勢に入りましたが、内のフランスゴデイナがハナを主張したので競り合いを避ける形で2番手をキープ。少し促しながらの追走に見えたので最後の踏ん張りが利くのかなあ?と不安な面持ちでレースを見ていると、3角過ぎからエマージングロールが外からジワッと進出して被せてきました。両サイドに馬を置くことになったロコポルティと富田Jは抵抗したのですが、勢いは劣勢。4角を回って先を越されてからも、渋太く食い下がってはいたのですが、反撃する力は残っておらず。そして残り100mぐらいで脚が上がってしまうと、5着確保が精一杯でした。

レース後のロコポルティですが、目立った疲れはなし。優先権は何とか死守したこともあり、今後も厩舎に置き、中2週のローテで今度は阪神・ダ1400mへ。スピードはあるので、この距離短縮はプラスでしょう。あとは揉まれずに気分良く運べるかどうかでしょう。

この敗戦によるショックは大きいですが、凡走の要因は掴めているので、適条件となる次走ではきっちり巻き返して欲しいところ。追い不足だったのでひと叩きの効果は大きいと思うので、次走までの調整・追い切りは間隔が詰まっていても、しっかり負荷を掛けて、更に動ける状態へともっていっておいて欲しいです。