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競馬を理解していない分、精神面でゆとりを持って初実戦へ臨めたのは良かったも、道中で進路を少しカットされ、キックバックをまともに浴びることに。これでリズムが狂ったのは痛すぎたも、直線では大外からジリジリ脚を伸ばして4着。最後まで気持ちが切れなかったことは評価。★ルージュシュエット

f:id:yakifish:20200825181938g:plain ルージュシュエット(牝・矢作)父Curlin 母ダンシングラグズ

2023.09.23
レース後コメント(4着)

矢作師「すごく落ち着いていて心配していたゲートは問題なかったですが、芝スタートでダッシュがつかなかったですし、道中も砂を被って頭を上げるなど幼い面を見せていました。それでもそこからズルズル下がることもなく最後まで必死に走り切ってくれました。息づかいなどから良化途上であるとみていた中で、よく頑張ったと思います。レース後に坂井瑠Jは『ゲートは我慢できたが、返し馬で気にしていなかったキックバックを嫌がり進んでいかなかった。最後もバテた馬を交わしただけだったが、全体的に見ると色々と勉強になったと思う』と話していました。今日の内容からダートはダートなんでしょうけれど、距離についてはまだ掴みかねているところ。この後も厩舎に置いてもう1戦しますが、同じダートの1400mを使うか距離を延ばして1800mを試してみようかとも考えています。一度競馬を経験したことで中身は良くなるはずですから、変にテンションが上がらなければ次はもっと走れるのではないでしょうか」

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2023.09.27
栗東矢作芳人厩舎
本日は角馬場で調整しました。

助手「レース後も異常はなく、今朝(水)乗り出しました。初日なので無理せず角馬場でダク、ハッキング調整をおこなって体をほぐす程度でしたが、競馬を終えた直後でも歩様に硬さは感じなかったですよ。テンションも大丈夫そうでした。明日以降、コース入りしても問題ない状態にあると思いますが、課題であるゲートをそのままにしておくわけにはいかず、もう少し練習しておきたいので、気分次第では近日中にゲートへ行ってみようと考えているところ。それをスムーズにクリアできれば、来週のレースへのエントリーも見えてくるでしょう」

2023.09.28
栗東矢作芳人厩舎
本日はゲート練習をおこないました。

助手「今朝(木)はダートコースで体をほぐしてからゲート練習にいきました。練習前は落ち着いていたのですが、枠入り後は蹴ったり前掻きしたり…。平常心を欠いているようだったので、今日のところはメンコを外さずに駐立の確認だけにとどめました。まだ繰り返し練習が必要な状況だとみています。疲れ自体は感じませんし、来週に出走するプランもあるので、近日中にコース入りしてレースに向けた調整をスタートさせるつもりです」

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初入厩→ゲート試験に苦労しつつ合格→デビュー戦と放牧を挟むことなく進んできたルージュシュエット。追い切りではまずまずの時計は出ていたも、本数がやや不足気味で息遣い等の内面はパンとせず。その為、デビュー戦からの好走はちょっとハードルが高いかもと見ていました。

パドックに登場してきたシュエットですが、もっとピリピリした馬かなと見ていたら、競馬を理解していない分もあって落ち着きは○。均整の取れた馬体は目に付きました。

レースにおいては、試験に合格するために苦労したゲート(特に駐立)に注目していましたが、ガタガタするようなところはなく、ゲートが開くとスッと反応。出脚も十分でハナへ行けそうな勢い。ただ、ダートへ入り、行きっぷりが鈍くなり、坂井瑠Jが矯正しながらの追走。向正面で何とか立て直せたかなと見ていたら、3角でネオアステーリが内へ切れ込んだ際、進路を少しカットされ、キックバックをまともに浴びることに。ようやくリズムを掴みかけていたのに、嫌がる素振りを見せてスピードダウン。ここで前との差が付き、走りに余裕がなくなってしまったのは大ダメージ。早くも鞭が飛んでいたので、直線での失速がチラつくことに。

4角を回る際には確かな差が付き、逃げ切った勝ち馬との手応えの差は歴然。『何とか辛抱してくれ』と願いましたが、直線で大外へ出すとジリジリという伸び。推進力が上へ逃げている印象を持ちましたが、坂井瑠Jが次走へ繋げる意味で甘やかさずにビシッと追われると4着へ。バラバラの入線で勝ち馬との差は2秒以上ついていますが、ロスの多い競馬で集中力を保てたことは評価したいです。

レース後のシュエットですが、脚元等は大丈夫。今後については在厩調整を続け、短い間隔で使っていくことを予定。また、次走へ向け、ゲートを再確認していますが、駐立でバタバタし出し、平常心を欠く感じに。そこでゲートから出すことはせず、駐立の確認に止めています。仮にゲートから出して行けば、なかなか止まらなかったでしょう。

また、次走では距離を延ばすことを視野に入れていますが、追走が楽になる分、プラスかなとも思いますが、見た目や気性は短距離志向かなと。まあ、結果を恐れていては色々と試せないので、ドンドン新たな可能性を見出してもらいたいです。