ロードラスター
２月６日（日）小倉９Ｒ・波佐見特別・混合・芝1800ｍに藤岡康Ｊで出走。16頭立て８番人気で３枠６番から平均ペースの道中を15、15、11、11番手と進み、４コーナーでは大外を通って０秒８差の12着でした。４コーナーで寄られる不利を受けました。また、直線で寄られる不利を受けました。馬場は良。タイム１分48秒６、上がり35秒５。馬体重は増減無しの５００キロでした。
○千田調教師 「後方待機の作戦で、引っ張って下げる形。溜めてもあまり脚を使えなかっただけに、1800ｍであれば前へ付けた方が良さそう･･･とのジョッキーの話でした。直線では詰まる不利を受けたとは言え、新たな可能性を探るべきかも。次は芝1200ｍかダートも検討しましょう。立て続けに遠征した部分も考慮。ここで休養を与えようと思います」
☆★情報は（株）ロードサラブレットオーナーズのＨＰより☆★
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【次走へのメモ】
控えて後方。追い上げにかかった直線入り口で前をカットされ、直線半ばでも前の馬が外に出てきてしまう。不完全燃焼。（Ｂ誌）
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2022.02.09
レース後も特に異常は認められません。現在は心身のリラックスに重点を置いた調整。今後は２月10日（木）に滋賀・グリーウッドトレーニングへ移動して春のレース出走へ向けて心身のリフレッシュを図ります。
○千田調教師 「トレセンへ帰ってからも脚元等にダメージは認められず、当たり前の疲労感が漂っている程度です。レース当日にも触れていた通り、このタイミングで近郊の育成牧場に移す方針。向こうでの回復具合をチェックしつつ、春の戦列復帰を視野に入れようと思います」
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ロコポルティ
日曜東京12Ｒ ４歳上２勝クラス（ダ１３００ｍ）２着（３番人気） 戸崎Ｊ
ややモッサリとしたスタートから促しながら中団の一角で流れに乗ります。そのまま４コーナーを回ると、最後の直線コースではしぶとく伸びて、２着に上がったところでゴールしています。
西園調教師「前走より体重が更に増えていましたが、見た目はコロンとしているものの、決して太く映ることはなかったですし、前走以上の状態で臨むことが出来ました。ジョッキーには『無理にポジションを取りに行かず、出たなりの位置で上手く流れに乗れば、最後はしぶとく伸びてくれる』と伝えていましたが、スタートは遅かったものの、最後の直線では長く良い脚を使ってくれましたし、昇級戦でも目途の立つレースをしてくれました。レース後、戸崎騎手は『ゲート内で体勢を整えているところで扉が開いてしまい、良いスタートを切ることが出来ませんでした。それでも、すぐ流れに乗ることが出来ましたし、最後の直線では良い脚で伸びてくれました。ただ、抜け出したところまでは良かったものの、外からあれだけの脚を使われてしまったのは誤算でしたね。決して悲観する内容ではなかったと思いますし、すぐチャンスがありそうです』とのことでした。ゲートを五分に出ていれば違った結果になっていたかもしれませんが、2戦続けて終いはしっかり脚を使ってくれているように、ロコポルティなりに力を付けていますね。この後はトレセンに戻って状態を確かめたうえで考えたいと思いますが、あまり追い込み過ぎて、気持ちが悪い方に向いてしまうといけないですから、無理はさせないつもりです」（レース結果）
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【次走へのメモ】
好気配保つ。スタートで躓き、他馬と接触。腹を括って後方待機策。ニシノライトニングの決め手に屈したものの、直線はコパシーナの直後から虎視眈々と迫り、２着争いを制した。（Ｂ誌）
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・在厩場所：栗東トレセン／近日中に滋賀県・ノーザンファームしがらきへ放牧予定
・調教内容：軽めの調整
西園師「先週はタイミングよくゲートを出ることが出来なかったものの、すぐ流れに乗ることが出来ましたし、最後はしぶとく伸びてくれましたね。ただ、道中は耳を絞ったりして、気の悪いところを見せていたようですから、その点には今後も注意して行く必要がありそうです。ただ、フレッシュな状態で臨めば、最後まで気持ちが切れることはないと思うので、心身ともにしっかりするまで、これまで通り短期放牧を挟みながら使っていく方がこの馬には良いように思います。レース後も脚元含めて目立ったダメージはありませんが、この後は無理せず牧場へ戻させていただきます」（2/9近況）
⇒⇒11日に滋賀県・ノーザンファームしがらきへ放牧に出る予定です。（10日・最新情報より）
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日曜日（2/6）に出走した出資馬の出走結果・レース回顧をまとめて。
１勝クラスでの低迷が続くロードラスター。今回は荒れてきた馬場等を考慮して、前走の逃げから一転、追い込みに賭ける競馬へ。中２週のローテで再度の小倉遠征となりましたが、疲れや硬さを感じさせず、良好な雰囲気。デキ落ちなく、レースへ臨めたのは確かだと思います。
スタートは若干遅れるも、二の脚は付いたのでスッとレースの流れに乗れそうでしたが、藤岡康Ｊは指示通りにスッと控えて後方で脚を溜める形。レース自体は馬群が縦長になり、一見、Ｈペースに見えましたが、１０００ｍ追加が５９秒３と少し速いぐらい。実際、レースを勝つことになる馬や３着馬は前々で運んでいた馬たちなので、ラスターには流れが向かず。３角あたりから押し上げて行こうとしたのですが、差を詰めきれなかったですし、押っつけながら４角を回ってきた際、前の馬が外へヨれ、ラスターの後方から仕掛けていった人気のグルーヴビートとの間で挟まれること不利。手綱を完全に引っ張りましたし、その後は大外へ持ち出して差し込もうとするも、残り１００ｍぐらいでは態勢が決していたので、藤岡康Ｊは最後流し気味でのゴールへ。見せ場を作れぬまま、不利を受けるばかりで１２着へと沈んでしまいました。
まあ、今回に関しては作戦が裏目に出ましたし、勝負どころでスムーズに加速できずじまい。鞍上はピリッとした脚を使えなかったとコメントしていますが、不完全燃焼の競馬で終わったのでそのコメントが適切とはちょっと思えません。
レース後のラスターは短期間に２度の小倉への輸送を経験したこともあり、相応に疲れた様子。その中でも脚元等に異常が見当たらないのは何よりです。節を空けないと使えないこともあり、１０日にグリーンウッドへ放牧済。寒い時期は良いとは思えないですし、暖かくなるまでじっくり立て直し・鍛え直してもらえればと思います。
今後は距離を更に縮めたり、ダートへ矛先を向けたりと試行錯誤していくようですが、トモの踏み込みに甘さがある馬なのでダートは合わないのでは？ また、距離を一気に積めるのもどうかと思うので、１４００ｍ→１２００ｍと段階を踏んでもらえればと思います。
前へ行って、脆さを出していたロコポルティですが、前走からＣＷコースでの追い切りへ移行し、レースでは中団から差す競馬へシフト。そしていきなり結果を出したのはビックリですし、何がこのように変身させたのかはハッキリしません。
そして今回、短期放牧を挟んでの昇級戦。相手関係を見て、直前に中京から東京へ切り替えてきましたが、初めての長距離輸送でも苦にするところがなかったのかプラス６キロでの出走。見た目は立派な腹構えで余裕残しだったかと思いますが、前走同様にトモの踏み込みが良く、バネを感じさせるような歩様。パドックでの気配は前走に似た感じだったと思います。
次にレース内容に関してですが、スタートで躓き、その後に内の馬へ接触するロス。二の脚は付いたのでポジションを上げていくかなと思いましたが、前の集団の１番後ろで控える形。全体的に見れば、ほぼ中団の位置で追走となりました。そして３～４角の中間ぐらいから少し仕掛け気味に前との差を詰めていき、馬がフワッとしないように適度に気合を付けつつ、最後の直線へ。
４角を回ってくる時、鞍上・戸崎Ｊの手応えは余裕がある感じではなかったので、昇級戦の壁にぶち当たってしまったかと思いましたが、外へ持ち出して追い出すとじわじわ加速。残り２００ｍぐらいで一瞬反応が悪くなかったかなと見えましたが、鞍上の叱咤激励に応え、懸命に内のコパシーナに追いすがる粘り腰を発揮。ただ、ロコポルティの外を脚を温存していたニシノライトニングが１頭だけ違う脚色で突き抜けていき、それには抵抗することが全く出来ませんでした。まあ、それでも最後の最後でコパシーナを交わし切って２着に上がったのは立派。相手関係に恵まれた分は大きいでしょうが、昇級戦でいきなり結果を残すことが出来たのは素直に嬉しいです。また、ダートでの戸崎Ｊはホント安定しています。
レース後のロコポルティですが、特に疲れは感じさせないも、レースで耳を絞ったりと気難しい面を覗かせていたことから、連続して使うのは避けたい様子。本日１１日にＮＦしがらきへ放牧に出る予定です。まあ、前回のように牧場での雰囲気が良さそうなら、短期で戻すこともありえるでしょう。
２勝クラスを勝ち上がるにはもう１ランク成長が必要かと思いますが、差す競馬が安定してくれば大崩れはないと思います。まずは２勝クラスでコツコツ稼いでくれる孝行馬へ成長して欲しいです。
