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土曜日(1/8)の出資馬・出走結果

f:id:yakifish:20200513045835g:plain ラシックステップ

土曜中京3R 3歳未勝利(ダ1800m)11着(5番人気) C.デムーロ

今回はブリンカーを着用しています。煽り気味にスタートを切ると、引っ掛かるのを宥めながら中団後方で折り合いを付けます。3~4コーナーから押し上げていこうとしますが、最後の直線コースではジリジリとしか伸び脚は見られず、後方で流れ込んでいます。

安田隆行調教師「10月の新潟以来の競馬となりましたが、体重には大きな変動なく、良い状態でレースに向かうことが出来ました。ジョッキーにはゲートを出る際、扉の音に驚いてしまうところがあることを伝えていましたが、大きく立ち遅れることはなかったものの、少し煽り気味に出てしまいましたね。中間、ゲート練習を行っていたものの、練習時とは違い、他の馬がいることで余計に驚いてしまうのかもしれません。ただ、ブリンカーの効果もあって、促していくと抑えきれないほどの勢いで二の脚が付きましたし、ダートの走り自体は良かったです。ただ、ペースが上がったところで置かれ気味になり、最後もバテはしなかったものの、ジリジリとしか伸びなかったですね。レース後、C.デムーロ騎手は『ゲートを上手く出そうとしましたが、扉が開いた瞬間に驚いて頭を上げてしまい、モッサリと出てしまいましたね。ただ、押っ付けていくとスッと二の脚が付いて流れに乗っていくことが出来ました。勝負どころの手応えが良かったので、これなら好勝負が期待できると思ったものの、いざ追い出しに掛かると息づかいが悪くなって反応が鈍くなってしまいました』とコメントしていました。デビュー前からDDSPの症状が窺えましたが、徐々に良くなってきているものの、レースで息づかいが気になったところを見ると、まだ馬体に対して中身が出来ていないのでしょう。ただ、姉も3歳の春に中身がしっかりとしてきたのと同時に、息づかいが良くなった経緯があることから、本馬も無理せず成長に合わせて使っていけば、先々は走ってくると思います。トレセンに戻って状態を確認した後は、無理せず放牧に出す方向で考えています」(レース結果)

⇒⇒9日に滋賀県ノーザンファームしがらきへ放牧に出ています。(11日・最新情報より)

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・在厩場所:9日に滋賀県ノーザンファームしがらきへ放牧

安田隆師「トレセンに戻って状態を確認したところ、レース後も脚元含めて目立ったダメージはなく、体調も問題ありませんでしたが、無理せず放牧に出させていただきました。依然、ゲートの扉の音に驚いてモッサリとスタートを切ってしまうものの、大きく出遅れることはなかったですし、レースを経験するにつれて慣れてきていますね。また、息づかいの方も成長とともにDDSPの症状が改善されてくるはずなので、それまで馬の成長に合わせながら競馬を経験させていく方針です。次走の予定につきましては、牧場で状態を確かめながら相談していきたいと思います」(1/12近況)

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f:id:yakifish:20200513050027g:plain シベール

1月8日(土)中京8R・4歳上1勝クラス・牝馬限定・ダ1800mに岩田望Jで出走。15頭立て13番人気で8枠14番から平均ペースの道中を2、2、2、2番手と進み、4コーナーでは中央を通って2秒8差の15着でした。馬場は良。タイム1分57秒6、上がり40秒6。馬体重は増減無しの464キロでした。

○久保田調教師 「レース序盤は良い行きっぷりを見せてくれました。ただ、直線ではバテたと言うより気持ちの部分で馬が止めてしまった感じ。1800mも若干長いのかも知れません。この後は芝の1400mやマイル戦を狙いたいものの、番組は限られる状態。出走するにもある程度の節が必要でしょう。ひとまずは厩舎に戻って具合をチェック。その上で次のプランを考えさせてください」

☆★情報は(株)ロードサラブレットオーナーズのHPより☆★

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2022.01.13
レース後も特に異常は認められません。現在は心身のリラックスに重点を置いた調整。今後は1月14日(金)に千葉・ケイアイファームへ移動して冬以降のレース出走へ向けて心身のリフレッシュを図ります。

○久保田調教師 「馬体に異常は無く、当たり前の疲れが感じられる程度。続けて使いましたので、ここで一息入れようと思います。3場開催になるとは言え、芝のレースは見通しが立て辛い状況。近郊牧場で節を稼ぎつつ、向こうでの様子を踏まえてまた手元に戻しましょう」

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f:id:yakifish:20200513045835g:plain ロコポルティ(牡・西園)父ヘニーヒューズ 母サダムグランジュテ

土曜中京12R 4歳上1勝クラス(ダ1200m)優勝(3番人気) C.デムーロ

互角のスタートから促しつつ好位の一角で流れに乗ります。そのまま最後の直線コースへ向くと、外からグイグイ伸びてゴール手前できっちり差し切り、待望の2勝目を飾っています。

西園調教師「おめでとうございました。前走より24キロ体重が増えていましたが、決して太目残りではなく、昨年の夏頃よりも一回り逞しくなっていましたね。中間の追い切りでは“これまで以上に良く動いているな”と手応えを掴んでいましたが、レースでも追ってから甘かった馬が、追い出しに掛かるとグイグイ伸びて勝ち上がってくれるのですから、それだけ中身がしっかりとしてきた証拠だと思います。レース後、C.デムーロ騎手は『スッと流れに乗ることが出来ましたが、ペースが速くなりそうでしたので、無理せず控える形を採りました。道中の手応えは良かったですし、最後の直線で自信を持って追い出していくと、こちらの期待に応えてしっかり伸びてくれましたね。良い内容だったと思います』と勝利を喜んでいました。昨年の夏を過ぎたあたりから体つきが良くなってきたなと感じていましたが、その時よりも更にパワーアップしていますし、今回のような競馬が出来れば2勝クラスでも良い走りを見せてくれそうですね。この後についてはトレセンに戻って状態をよく確かめてから、検討させていただきます」(レース結果)

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・在厩場所:栗東トレセン/13日に滋賀県ノーザンファームしがらきへ放牧予定
・調教内容:軽めの調整

西園師「先週はC.デムーロ騎手が上手くエスコートしてくれたとはいえ、最後までしっかり脚が使えるようになってきたように、より自在性が出てレースの幅が広がってきましたね。トレセンに戻って状態を確認したところ、脚元含めて目立ったダメージはありませんでした。ただ、一生懸命走り切った感じが窺えますし、このままレースに向けて進めていくより、一旦放牧に出して心身ともにリフレッシュさせてあげる方が馬には良いと判断し、13日に牧場へ戻させていただくことにしました。次走の予定につきましては、牧場で状態を確認しつつ検討していく方針です」(1/12近況)

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土曜日(1/8)に出走した出資馬の出走結果・レース回顧をまとめて。

昨年10月の新潟・芝1600m以来、約3ヶ月ぶりの実戦となったクラシックステップ。帰厩後の追い切りは入念に行うことは出来ていたも、動き自体はモッサリだったので、太目が残っているのかなとも見ていましたが、当日発表された馬体重はプラス2キロ。モーリス産駒なので腹構えが立派に見えがちですが、肌艶は良く、仕上がり自体は良い方だったのかなと思います。それなりに落ち着きもあったと思います。

レースぶりに関してですが、過去2戦ともに立ち遅れ、今回もゲート内で前掻きしそうになって怪しい格好。案の定、出遅れましたが、その後、スッと二の脚が付いたので大きな出遅れには至らず。その後、どのポジションにつけるかなと見ていましたが、ポジションを取りに行くことはせず、レースの流れに身を任す形。砂を被って嫌がる素振りはありませんでしたが、ブリンカー装着によって、1角あたりでは逆に行きたがるところがありました。ただ、その後は宥めつつ、中団あたりでの追走。3角手前で徐々に外へ持ち出し、追い上げを開始しましたが、そこからの反応・行きっぷりは一息。ダートが合わないのか、息遣いの荒さが足を引っ張っているのか。まあ、どちらも正解なんでしょう。そして直線入り口で若干ゴチャ付くと反撃する脚は残っておらず。坂を駆け上がって残り200mでは完全に止まってしまいました。

レース後のクラシックステップですが、馬体に異常がないことを確認すると一足先にNFしがらきへ放牧済。『成長とともにDDSPの症状が改善されていく・・・』という言葉を信じ、内面がしっかりしてくるのを待ちましょう。

今回、新味を求めて、ダ1800mに使いましたが、残念ながら新たな良さは出ず。個人的には芝へ戻し、距離を徐々に詰めていくことを推したいです。また、喉に弱さがあるので道中は下手に動かず。末脚に徹する競馬で活路を見い出して欲しいです。

中山を除外になり、中京へ回ってきたシベール。出走機会に恵まれやすいダ1800mに矛先を向け、距離延長を意識して前回で着用したチークピーシズはせずにレースへ。前回のパドックでは大人しくて気配は薄かったですが、今回はピリッとして活気は十分。1度使ったことで少なからず上積みはあったと思います。

次にレース内容ですが、スタートで若干外へヨレて出てしまったシベール。個人的にはそこで腹を括り、後方に近い位置からじっくり進めて欲しかったのですが、岩田望Jは手綱を押して押して前へ。向正面へ出るあたりでは2・3番手の外までポジションアップに成功。あとは外から早めに被せられたり、交わされたりすると嫌でしたが、レースは淡々と流れ、勝負どころからのペースアップにも難なく対応し、4角を回って直線を向く時まで絶好の位置。あとはGOサインが出て、スッとギアを上げ、どこまで踏ん張り通せるかでしたが、見た目とは裏腹に余裕がなかったです。GOサインが出た後もモタモタし、早めに同じロード馬メリディアンに外から交わされてしまうと、一気に手応え・脚色が怪しくなって失速モードへ。そして終わってみれば、まさかの最下位。牝馬限定戦でレースレベルは低かったと思いますが、それでも14着馬から7馬身差をつけられてしまっては…。

レース直後は今回の結果を受け、進退問題に発展しても仕方ないかなと見ていましたが、そこは回避。今後は再度芝1600m以下に狙いを定めていく方針。また、そろそろブリンカー装着を現実化しないとダメかなと思いますし、正直なところ、あと1~2戦の内容次第では繁殖シーズンを迎えることからも進退を考えるべきだと思います。

レース前から馬体重が20キロほど増えての出走が見込まれたロコポルティ。それ故、馬体重が発表された時はさほどビックリしませんでしたが、実際の見た目がどうなのかなとパドックを注視しましたが、幾らか立派かなと思いつつも、絞りづらい冬場ということを踏まえれば許容範囲。そんな中で『オッ』と思ったのが、キビキビした歩きを見せ、トモの踏み込みはバネを感じる程。状態の良さを感じましたし、坂路からCWコースへ追い切りを変えた効果だったのかも。ただ、昇級戦後は凡走続きなのに鞍上がC.デムーロJということで3番人気。明らかに過剰人気だと思い込み、レース前は期待よりも、ここ数走のような惨敗まで覚悟して、レースを見守っていました。

スタートは五分に出たロコポルティ。ただ、二の脚はスッと付かず、C.デムーロJが手綱を押して促す素振り。今回も前々の競馬から粘り込みを考えていたのかなと見えましたが、内枠の馬が速かったので控える形に。隊列が落ち着く前に外から交わされたり、プレッシャーを受けていたので、どこで下がってくるのかと嫌な雰囲気しかなかったです。そして勝負どころからのペースアップの際には少しズブさを見せ、反応は鈍かったですが、4角を回ってくる時に案外手応えは上々。ロコポルティも前を追い掛けようとヤル気を見せていました。

そして最後の直線、ハミを掛け直し、鞍上からGOサインが出ると、ロコポルティは少し重心を下げてジワッと加速。スピードの乗りが良くなると外からグイグイと目立つ伸びへと変化。ようやく違う1面が見られたのでホッとしましたが、まさか綺麗に差し切るとはビックリ。併せ馬の形になったのが良かったのかな? 走破時計も悪くないと思います。

レース後のロコポルティですが、脚元等は大丈夫。ただ、久々に一生懸命走ってくれたことで相応の疲れは残るようですし、気持ちの強い馬ではないので出走と放牧を繰り返した方が良いタイプでしょう。

次走では2勝クラスに上がりますが、心身が噛み合った走りができれば、通用する力はあると思います。競馬では出たなりの位置で脚を溜めることが出来るかどうかが重要ですが、今回の快勝でロコポルティにはヤル気と共に自信が戻ってきてくれることを願っています。