・在厩場所:北海道・ノーザンファーム空港
・調教内容:週2回屋内坂路コースで19~20秒のキャンター1本、週2回周回コースで軽めのキャンター2500m、残りの日はロンギ場でキャンター
担当者「先月半ばまではロンギ場での馴致を中心に進めていたのですが、この中間からは坂路調教を開始しています。まずはスクーリングを経てハロン19秒くらいまでペースを上げているものの、やはり精神面の課題は解消されてきていません。基本的に敏感な馬ですから、なるべく何をするにも丁寧なアクションで乗り手は接しており、それに物覚えもあまり良くない馬ですから、今後も慣れてくるまではそれを意識して進めないといけないでしょう。どうやら母のヴァイスハイトもかなり気性的に難しかったようですし、父ブリックスアンドモルタルに関しても産駒は気性面に課題がある馬が多いみたいなので、その辺りも影響していそうです。ただ、動きに関しては前へ進もうとする気持ちは持っており、ペースを上げたからといって飼い葉食いが落ちることもありませんから、その辺りはこの馬の長所でもあるのかなと考えています。馬体重は455キロです」(1/4近況)
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物音に非常に敏感で、洗い場での馴致にも苦労してしまったヴァイスハイトの21。現在は坂路で乗り出すことが出来ていますが、敏感なところは相変わらずで精神面の課題が山積。
とにかく丁寧に教え込んでいくしか道はありませんが、ヴァイスハイトの21自身の学習能力も低目。これからも苦難が続きそうですが、走ることへの気持ちが萎えないようにまずは気を付けていくしかないでしょう。
あとサラッと書かれていますが、父ブリックスアンドモルタルもジャイアンツコーズウェイの血を引いていることで、やはり気難しさを抱える馬が多いようですね。