ロードエース(牡・松下)父エーシンフォワード 母エーシンパナキア
2022.10.11
10月8日(土)阪神11R・大阪スポーツ杯(OP)・国際・ダ1200mに泉谷Jで出走。16頭立て16番人気で2枠3番からハイペースの道中を4、4、4番手と進み、4コーナーでは最内を通って2秒4差の15着でした。馬場は稍重。タイム1分12秒4、上がり37秒9。馬体重は8キロ減少の494キロでした。
○松下調教師 「綺麗にスタートが決まり、好位のインから上手く運べた感じ。打ち合わせ通りの進め方でした。ただ、仕掛けた際の反応が薄く、休み明けを加味してもあまりにも早い脱落。『前に乗った時よりも硬さが目立つ』とジョッキーが話すなど、年齢的な影響も出ているのかも知れません。今後については白紙。ひとまずはトレセンへ戻り、細かく状態を確認します」
☆★情報と画像は(株)ロードサラブレッドオーナーズのHPより☆★
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2022.10.13
レース後に全体的な疲労感が認められます。ここ最近の競走成績等を踏まえて今後について調教師と意見を交えた結果、中央競馬の登録を抹消する方針が決まりました。長い間ご支援を下さいまして誠に有り難うございました。
○松下調教師 「骨や腱等に異常は認められないものの、全体的な疲労感が漂う状況。立て直すには相応の時間が必要でしょう。レース後の様子や最近のパフォーマンスも踏まえ、ここで競走馬登録を抹消する方針に。オープンまで出世するなど、本当に頑張ってくれました」
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大阪スポーツ杯から秋の始動となったロードエース。苦手な暑い時季は夏バテしないように余裕のある調整に努め、帰厩後に一気に負荷を高めてきましたが、7歳秋を迎えた今回は追い切りではピリッとした感じに欠け、時計自体も平凡。状態は悪くない筈なのでに動きが冴えないので、年齢的な衰えは否めないのかなと心配に。ですので、1戦でも長く現役を続けて欲しいと出走記事では願いを書いたのですが。
パドックに登場してきたエースは前走からマイナス8キロ。ちょっとお腹回りが寂しく見えましたが、毛ヅヤや張りはマズマズ。追い切り本数はこなしていたので、仕上がり自体は悪くなかったと思います。
レースは好発を決め、スッと内目の3番手を確保。これまで通り、余裕を持って追走できているように見えましたし、勝負どころの手応えも上々。4角を回る時に少し気合を付けると反応していたので、頑張ってくれているなあと思いました。ただ、直線で仕掛けても、スッと伸びるところはなく、後続馬の波に一気の飲み込まれる感じで失速。時計面で限界のある馬なので稍重で時計の出る舞台は厳しいのは重々承知の上でしたが、もう少し粘って欲しかったというのが本音です。そして、レース後のコメントで、『年齢的な影響』『今後については白紙』という言葉が出ていたので、そろそろ潮時なんだなと覚悟。実際、13日の更新で、中央競馬の登録を抹消することが決まりました。
今後については地方で走らせるのかなと思いますが、暑さに悩まされながらも、26戦走り続けてくれたことには感謝ですし、この血統でよくOPまで駆け上がってくれました。道中でのスピード感はOPでも上位のモノがあったと思いますが、1200mでも微妙に長かったのがなあ…。ダ1000mの番組がもっと充実していたら、もっと活躍出来た筈。また、アイビスサマーダッシュ(15着)がアイビスウインターダッシュなら上位争い出来たかもしれません(笑)。
記録よりも記憶に残る競走馬として頑張ってくれたロードエース。ホントお疲れ様でした。